モラタ先制弾のアトレティコ、ファルカオに土壇場恩返し弾献上で逃げ切り失敗のドロー《ラ・リーガ》
2022.10.19 06:05 Wed
ラ・リーガ第10節、アトレティコ・マドリーvsラージョが18日にシビタス・メトロポリターノで行われ、1-1のドローに終わった。
アトレティコは前節、好調のアスレティック・ビルバオ相手にグリーズマンが奪ったゴールをヘイニウドら守備陣のソリッドなパフォーマンスで守り抜く、代名詞であるウノセロで3連勝を達成。アスレティックを抜いて3位に浮上した。
曲者ラージョとのマドリード自治州ダービーで4連勝を狙ったシメオネのチームは、守護神オブラク、カピタンのコケの負傷離脱によってGKグルビッチ、ヴィツェルを代役に起用。前線はモラタとグリーズマンの2トップとなった。
立ち上がりからボールを握って押し込むアトレティコは、セットプレーを軸に相手ゴールに迫っていく。決定機まであと一歩、二歩という場面が目立つ中、ファーストチャンスをゴールに結びつける。
20分、相手陣内右サイドでボールを奪ったグリーズマンが早いタイミングで右足のグラウンダークロスを供給すると、タイミング良くゴール前に走り込んできたモラタが右足ダイレクトでゴール左隅へ流し込んだ。
前半終盤には筋肉系のトラブルか、レマルがプレー続行不可能となり、40分にカラスコがスクランブル投入されたが、1点リードを維持してハーフタイムを迎えた。
後半は立ち上がりから拮抗した展開が続く。その流れの中でパテ・シス、モラタと互いにセットプレーから際どいシーンを作り出す。
60分過ぎにはアトレティコがモラタとヴィツェルを下げてアンヘル・コレア、クーニャと2人のアタッカーを同時投入。対するラージョは中盤を削ってホームチームからレンタル加入中のカメージョを投入し、2トップに変更した。
すると、この交代でリズムを掴んだのはアウェイのラージョ。68分にはカメージョが枠の右を掠める左足のミドルシュートを放つと、直後にはカメージョからのショートスルーパスにファルカオが抜け出すが、ここはシュートを打ち切れない。
後半半ばを過ぎると、アスレティック戦同様に守る時間帯が続くアトレティコは、グリーズマンが前線と中盤でうまくボールを引き出しながらクーニャの推進力を生かしてトドメの2点目を狙う。だが、今季ここまでゴールがないクーニャは幾つかのシュートチャンスをモノにできない。
その後、何とか粘りの守備で時計を進めたアトレティコだったが、最後の最後に追いつかれる。ボックス内でエンテカと競ったホセ・ヒメネスの腕に相手のヘディングシュートが直撃。オンフィールド・レビューの結果、ラージョにPKが与えられる。そして、ここでキッカーを務めたのは古巣対戦のファルカオ。百戦錬磨のストライカーはプレッシャーがかかるこのPKを冷静に左上隅に突き刺し、92分の同点ゴールとした。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、自治州ダービーで勝ち切れなかったシメオネのチームはリーグ連勝が「3」でストップした。
アトレティコは前節、好調のアスレティック・ビルバオ相手にグリーズマンが奪ったゴールをヘイニウドら守備陣のソリッドなパフォーマンスで守り抜く、代名詞であるウノセロで3連勝を達成。アスレティックを抜いて3位に浮上した。
立ち上がりからボールを握って押し込むアトレティコは、セットプレーを軸に相手ゴールに迫っていく。決定機まであと一歩、二歩という場面が目立つ中、ファーストチャンスをゴールに結びつける。
20分、相手陣内右サイドでボールを奪ったグリーズマンが早いタイミングで右足のグラウンダークロスを供給すると、タイミング良くゴール前に走り込んできたモラタが右足ダイレクトでゴール左隅へ流し込んだ。
2トップの好連携で幸先よく先制に成功したホームチームは、直後にもヴィツェルがミドルシュートを狙うなど、畳みかける攻めで追加点を狙っていく。だが、前半半ばを過ぎると、徐々にラージョに反撃を許し、古巣対戦のファルカオにボックス付近で仕事をされる場面が目立つ。
前半終盤には筋肉系のトラブルか、レマルがプレー続行不可能となり、40分にカラスコがスクランブル投入されたが、1点リードを維持してハーフタイムを迎えた。
後半は立ち上がりから拮抗した展開が続く。その流れの中でパテ・シス、モラタと互いにセットプレーから際どいシーンを作り出す。
60分過ぎにはアトレティコがモラタとヴィツェルを下げてアンヘル・コレア、クーニャと2人のアタッカーを同時投入。対するラージョは中盤を削ってホームチームからレンタル加入中のカメージョを投入し、2トップに変更した。
すると、この交代でリズムを掴んだのはアウェイのラージョ。68分にはカメージョが枠の右を掠める左足のミドルシュートを放つと、直後にはカメージョからのショートスルーパスにファルカオが抜け出すが、ここはシュートを打ち切れない。
後半半ばを過ぎると、アスレティック戦同様に守る時間帯が続くアトレティコは、グリーズマンが前線と中盤でうまくボールを引き出しながらクーニャの推進力を生かしてトドメの2点目を狙う。だが、今季ここまでゴールがないクーニャは幾つかのシュートチャンスをモノにできない。
その後、何とか粘りの守備で時計を進めたアトレティコだったが、最後の最後に追いつかれる。ボックス内でエンテカと競ったホセ・ヒメネスの腕に相手のヘディングシュートが直撃。オンフィールド・レビューの結果、ラージョにPKが与えられる。そして、ここでキッカーを務めたのは古巣対戦のファルカオ。百戦錬磨のストライカーはプレッシャーがかかるこのPKを冷静に左上隅に突き刺し、92分の同点ゴールとした。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、自治州ダービーで勝ち切れなかったシメオネのチームはリーグ連勝が「3」でストップした。
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