ドログバ氏がチェルシーの現体制を非難「気品が欠けている」
2022.10.15 19:15 Sat
チェルシーのレジェンドであるディディエ・ドログバ氏が、古巣の現体制を批判している。
そして、そんな渦中のチェルシーを買収し、新オーナーの座に就いたのがトッド・ベーリー氏だ。チェルシー買収に協力したコンソーシアムのまとめ役とし、クラブの事実上のオーナーに。今夏には糸目をつけず豊富な資金力を戦力補強に費やした。
一方で、マリナ・グラノフスカイア氏をはじめとする、それまでのチェルシーで舵を取っていた重鎮らと袂を分かち、さらにはトーマス・トゥヘル監督をシーズン開幕からわずか7試合でクビにするなど、ビジネスマンらしい決断の早さには賛否両論も。
この度、フランス『Canal+』に出演したドログバ氏は、そんな新オーナーの手腕に疑問符をつけ、以前まで感じられた「気品」が欠けているとの評価を下した。
「例えば長い間務めていた理学療法士など、特定の人物を排除したことは私にはとても理解し難いことだ。彼らは自分たちが持っていた原則や価値観も見つめ直すべきだ」
トゥヘル監督が解任された際には、チェルシーで活躍した同胞のミヒャエル・バラック氏からも非難コメントが向けられていたが、新体制はなかなか往年のレジェンドたちからの理解は得られていないようだ。
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ロシア軍のウクライナ侵攻をきっかけに、一気に局面が変わったチェルシー。ロシアと深い関わりがあると、ロマン・アブラモビッチ前オーナーが矢面に立たされ、クラブを売却せざるをえなくなった。一方で、マリナ・グラノフスカイア氏をはじめとする、それまでのチェルシーで舵を取っていた重鎮らと袂を分かち、さらにはトーマス・トゥヘル監督をシーズン開幕からわずか7試合でクビにするなど、ビジネスマンらしい決断の早さには賛否両論も。
この度、フランス『Canal+』に出演したドログバ氏は、そんな新オーナーの手腕に疑問符をつけ、以前まで感じられた「気品」が欠けているとの評価を下した。
「ロマン・アブラモビッチ体制のクラブには確かな気品があった。しかし、今はそれが欠けていることに気づいた」
「例えば長い間務めていた理学療法士など、特定の人物を排除したことは私にはとても理解し難いことだ。彼らは自分たちが持っていた原則や価値観も見つめ直すべきだ」
トゥヘル監督が解任された際には、チェルシーで活躍した同胞のミヒャエル・バラック氏からも非難コメントが向けられていたが、新体制はなかなか往年のレジェンドたちからの理解は得られていないようだ。
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