アーセナルが内容低調も3連勝で首位キープ! 途中出場の冨安健洋は右SBで安定もたらす《EL》
2022.10.14 03:48 Fri
ヨーロッパリーグ(EL)のグループA第4節、ボデ/グリムトvsアーセナルが13日にアスプミラ・スタディオンで行われ、アウェイのアーセナルが0-1で勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は70分から途中出場した。
リーグ戦から大幅なターンオーバーを図った中、前回対戦を3-0の快勝で飾った首位のアーセナル。グループリーグ3連勝を狙った今回のアウェイゲームでは3-2で競り勝った直近のリバプール戦から母国凱旋のウーデゴール、ホワイト、サリバ、サカを除く先発7人を変更。エンケティア、ファビオ・ヴィエイラ、ホールディングと前回対戦のスコアラーが引き続き起用され、冨安はベンチスタートとなった。
気温一桁に人工芝という慣れない環境での完全アウェイの状況で試合に臨んだアーセナル。立ち上がりから勢いに乗るノルウェー王者に押し込まれると、左サイドのペレグリーノの仕掛けに手を焼く。
以降はウーデゴールとファビオ・ヴィエイラのインサイドハーフのところでボールを落ち着かせながら徐々に押し返していく。だが、ピッチへのアジャストの問題もあり、相手のコンパクトな守備を前になかなか決定機まで持ち込めない。
それでも、24分には右サイドでボールを持ったサカがサンビ・ロコンガとのワンツーでボックス内に侵入すると、良い角度で左足のシュート。これはDFにブロックされたが、撥ね返りが自身の腹部に当たってそのままゴールネットを揺らした。
以降は2点目こそ奪えなかったものの、ピンチを作ることはなく危なげなく前半を終えた。
後半も同じメンバーで臨んだアーセナルだが、前回対戦同様に苦戦する展開に。52分にペレグリーノに裏抜けから枠内シュートを許すと、その後もソルバッケンのカットインからの左足シュート、縦パスから中央を崩されてボックス内でエスペヨルドのシュートと、失点してもおかしくない場面を続けて作られる。
これを受け、アルテタ監督は59分にサカとネルソンの両ウイングを下げてジャカ、マルティネッリの主力2人を投入。この交代で[4-2-3-1]に並びを変更し、2列目は右からファビオ・ヴィエイラ、ウーデゴール、マルティネッリという形に。
しかし、この交代後も主導権を掴むまでには至らないアウェイチームは、70分にウーデゴール、ホワイトを下げてマルキーニョス、冨安を投入し、試合を締める意識も見せ始める。その中で右サイドバックに入った冨安は安定した繋ぎに加え、82分には相手の際どい右サイドからのクロスを的確な絞りで撥ね返すなど、求められた仕事をきっちりこなす。
その後、最少得点差のまま後半終盤を迎えたアーセナルは、相手のパワープレーを何とか撥ね返し続けてこのまま試合をクローズ。苦しみながらもきっちり勝ち切ってグループリーグ3連勝で首位キープに成功した。
リーグ戦から大幅なターンオーバーを図った中、前回対戦を3-0の快勝で飾った首位のアーセナル。グループリーグ3連勝を狙った今回のアウェイゲームでは3-2で競り勝った直近のリバプール戦から母国凱旋のウーデゴール、ホワイト、サリバ、サカを除く先発7人を変更。エンケティア、ファビオ・ヴィエイラ、ホールディングと前回対戦のスコアラーが引き続き起用され、冨安はベンチスタートとなった。
以降はウーデゴールとファビオ・ヴィエイラのインサイドハーフのところでボールを落ち着かせながら徐々に押し返していく。だが、ピッチへのアジャストの問題もあり、相手のコンパクトな守備を前になかなか決定機まで持ち込めない。
それでも、24分には右サイドでボールを持ったサカがサンビ・ロコンガとのワンツーでボックス内に侵入すると、良い角度で左足のシュート。これはDFにブロックされたが、撥ね返りが自身の腹部に当たってそのままゴールネットを揺らした。
幸運な形から好調サカのゴールで先制に成功したアウェイチームは、ここからギアを上げて畳みかける攻めを見せる。その一方で、29分には相手のロングボールを前線でフリックされペレグリーノに完璧に背後へ抜け出されるが、ここはシュートミスに救われる。
以降は2点目こそ奪えなかったものの、ピンチを作ることはなく危なげなく前半を終えた。
後半も同じメンバーで臨んだアーセナルだが、前回対戦同様に苦戦する展開に。52分にペレグリーノに裏抜けから枠内シュートを許すと、その後もソルバッケンのカットインからの左足シュート、縦パスから中央を崩されてボックス内でエスペヨルドのシュートと、失点してもおかしくない場面を続けて作られる。
これを受け、アルテタ監督は59分にサカとネルソンの両ウイングを下げてジャカ、マルティネッリの主力2人を投入。この交代で[4-2-3-1]に並びを変更し、2列目は右からファビオ・ヴィエイラ、ウーデゴール、マルティネッリという形に。
しかし、この交代後も主導権を掴むまでには至らないアウェイチームは、70分にウーデゴール、ホワイトを下げてマルキーニョス、冨安を投入し、試合を締める意識も見せ始める。その中で右サイドバックに入った冨安は安定した繋ぎに加え、82分には相手の際どい右サイドからのクロスを的確な絞りで撥ね返すなど、求められた仕事をきっちりこなす。
その後、最少得点差のまま後半終盤を迎えたアーセナルは、相手のパワープレーを何とか撥ね返し続けてこのまま試合をクローズ。苦しみながらもきっちり勝ち切ってグループリーグ3連勝で首位キープに成功した。
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