J2山形のユニフォームを科学する!電子顕微鏡で拡大観察しミクロの世界へ
2022.10.04 20:15 Tue
身近なアイテムについて考えるきっかけを作る珍しい映像といえそうだ。モンテディオ山形のSDGsパートナーである日本電子株式会社(JEOL)は3日、電子顕微鏡でユニフォームを見た映像を公開した。
選手のパフォーマンスをささえるユニフォーム。その秘密を探るべく、JEOLは編み方の異なる胸部分と脇部分の二か所を拡大観察した。
脇の方が粗く編み込まれている具合や、胸部分も表裏で編み方が異なることを確認。裏の方が膨らみを持たせて編まれている。繊維も約16μmと約12μmの2種類から成っており、人工的なちぢれ毛である捲縮(けんしゅく)も観察できた。
監察結果から、「肌に触れる裏地は吸湿性に優れ、細かく編んだ表で吸った汗を広げて速乾性を持たせている」などの考察も簡潔にまとめ、科学の分野も、このように繊維の開発や改良によってプロスポーツを応援していると締め括っている。
髪の毛の約5分の1の太さである繊維の秘密に迫った企画。ミクロの世界から新しい発見が得られるかもしれない。
脇の方が粗く編み込まれている具合や、胸部分も表裏で編み方が異なることを確認。裏の方が膨らみを持たせて編まれている。繊維も約16μmと約12μmの2種類から成っており、人工的なちぢれ毛である捲縮(けんしゅく)も観察できた。
監察結果から、「肌に触れる裏地は吸湿性に優れ、細かく編んだ表で吸った汗を広げて速乾性を持たせている」などの考察も簡潔にまとめ、科学の分野も、このように繊維の開発や改良によってプロスポーツを応援していると締め括っている。
この企画は小学校高学年以上を対象とした理科教育支援活動の1つで、1日の明治安田生命J2リーグ第39節アルビレックス新潟戦の現地でも観察・操作体験が行われていた。
髪の毛の約5分の1の太さである繊維の秘密に迫った企画。ミクロの世界から新しい発見が得られるかもしれない。
1
2
|
関連ニュース