水戸の秋葉忠宏監督が今季限りで退任へ「また戻ってこられるような指導者に」

2022.10.02 16:55 Sun
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水戸ホーリーホックは2日、秋葉忠宏監督(46)が今季限りで退任することを発表した。

現役時代はアルビレックス新潟で200試合以上の出場記録を持つ秋葉監督は、2009年に当時神奈川県社会人リーグに所属していたSC相模原で選手兼監督として指導者キャリアをスタート。2010年に現役を引退し、監督業一本に絞った。
その後はザスパクサツ群馬の監督や、世代別の日本代表コーチを経て、2020年から以前ヘッドコーチを務めた水戸の監督に就任。1年目はJ2リーグ9位、2年目が10位でフィニッシュさせた。

今シーズンはリーグ戦39試合を消化した時点で16位。残留をほぼ確実なものとしているが、今季限りで袂を分かつことになったようだ。

「日頃より水戸ホーリーホックを応援してくださるファン・サポーター、パートナー企業、ホームタウンを始めとするホーリーホックファミリーのみなさん、いつもありがとうございます」
「この3年間、たくさんのことにトライさせてもらい、色々な別れや新しい出会いを経験し、充実した時間を過ごさせていただきました。ファン・サポーター、パートナー企業、フロント、全てが近いファミリー感がとても好きです」

「クラブが大きくなっていこうとしている様子が目に見えて伝わってきていたからこそ、ホーリーホックファミリーと一緒に歩んでいく時間がすごく楽しく感じられました」

「でも、だからこそ選手たちが良くやってくれている中で結果を出すことができず、新しい景色にたどり着けなかったことを本当に申し訳なく感じています」

「それと同時に、この厳しい世界の中でもっと選手の成長を手助けできる、結果を引き出せる指導者になりたいと思い、精進し修行をし、またこのクラブに戻ってこられるような指導者になりたいと思います」

「今の水戸ホーリーホックの規模からしたら、J2に居続けること自体が当たり前でありません。みなさんの力がないと、J2に居続けることも新しい景色を見ることもできないと思います」

「今以上に大勢の方を巻き込み、大勢の方に支援してもらい繋がることで、一緒に感動や喜びを共有し新しい景色へたどり着けるクラブになることを期待しています」

「水戸ホーリーホックは、自分にとって指導者として本格的にキャリアをスタートさせた思い入れのあるクラブです。名実ともにJ1昇格に値するクラブへと歩んでいくことをいつまでも応援しています」

「残り3試合、最後まで水戸ホーリーホックらしく、アグレッシブで超攻撃的で獰猛なチームだと示せるようにしっかりとしたものをお見せしたいと思いますので、一緒にフットボールを楽しみながら、エキサイティングで心揺さぶる瞬間を共有していただければ嬉しく思います」
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