ミュージアラ躍動バイエルンが不調レバークーゼンを一蹴、5試合ぶり勝利《ブンデスリーガ》

2022.10.01 05:21 Sat
Getty Images
ブンデスリーガ第8節、バイエルンvsレバークーゼンが9月30日に行われ、4-0でバイエルンが圧勝した。
PR
代表ウィーク前の前節、アウグスブルクに0-1とシャットアウト負けして4試合勝ちなしとなった5位バイエルン(勝ち点12)は、ミュラーとミュージアラの2トップとするフラットな[4-4-2]で臨んだ。
対するレバークーゼン(勝ち点5)はさらに大きく躓き、ここまで1勝で15位に沈んでいる中、シックを最前線に、2列目に右からフリンポン、ハドソン=オドイ、ディアビと並べた。

開始3分、バイエルンがあっさり先制する。右サイドをミュージアラが突破し、クロスを受けたボックス右のサネが右足でシュートをねじ込んだ。

先制後も攻勢をかけ続けたバイエルンは17分にリードを広げる。ミュラーとのパス交換でボックス右に侵入したミュージアラが右足を一閃。強烈なシュートでGKフラデツキーを破った。
2点をリード後もハーフコートゲームを展開したバイエルンは、ディアビやアンドリッヒのミドルシュートで単発的にゴールに迫られる場面があったものの、40分に3点目。ミュージアラのパスを受けたペナルティアーク中央のマネが左足でねじ込んだ。

後半から2選手を交代してきたレバークーゼンに対し、55分にデ・リフトのミドルシュートで牽制したバイエルンは1分後に4点目を決めかける。ミュージアラが中央をドリブルで突破し、ルーズボールを拾ったマネがシュートを蹴り込んだ。

VARによってデ・リフトのファウルを取られてノーゴールになったバイエルンだったが、その後も主導権を握り続ける。

65分にはマネとザビッツァーをお役御免とした中、終盤の84分に4点目。GKフラデツキーのスリップでルーズとなったボールをミュラーが無人のゴールに蹴り込んだ。

ミュージアラの1ゴール2アシストの活躍もあってバイエルンがレバークーゼンを一蹴。5試合ぶりの勝利とした。

PR
関連ニュース

技ありのとんでもゴールを決めたムバッペ、ゴールデンシュー争いで2位浮上も受賞はかなり困難?

パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペがロリアン戦で2ゴールの活躍。これで、今シーズンのゴールデンシュー争いで2位に浮上した。 各国リーグもシーズン終盤戦に差し掛かっており、ブンデスリーガではすでにレバークーゼンが無敗で初優勝。セリエAもインテルの20度目のスクデット獲得を決めている。 リーグタイトル以外にも注目されるのがヨーロッパ・ゴールデンシュー。シーズンのリーグ戦で最もゴールを決めた選手に届けられる賞だ。 リーグごとの格差を埋めるため、UEFAリーグランキングで1位から5位のリーグは得点の2倍、6位から21位のリーグは1.5倍の係数がかけられ、ポイントで争うこととなる。 各国の得点王が争うタイトルだが、その中の1人であるムバッペは、24日に行われたリーグ・アン第29節延期分のロリアン戦で2ゴールの活躍。リーグ・アンでのゴールを「26」に伸ばし、52ポイントで2位に浮上した。 これまでの2位はシュツットガルトのギニア代表FWセール・ギラシー。ここまで25ゴールを記録し、残留争いを続けていたシュツットガルトの3位躍進に貢献している。 ギラシーを1ゴール抜いたムバッペだが、1位は遠くにいる。バイエルンのイングランド代表FWハリー・ケインで、今シーズンから挑戦したブンデスリーガで33ゴールを記録。66ポイントを持っており、7ゴール差だ。ブンデスリーガは残り4試合、リーグ・アンも残り4試合。ケインがこの先ゴールを決めなかったとしても、ムバッペは4試合で7ゴール以上が必要な状況。不可能とは言わないが、かなり難しいミッションとなりそうだ。 なお、ラ・リーガのトップはジローナのウクライナ代表FWアルテム・ドフビクの18ゴール(36ポイント)で13位タイ。プレミアリーグのトップはマンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランド、チェルシーのイングランド代表MFコール・パーマーの20ゴール(40ポイント)で6位タイ。セリエAのトップはインテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスで23ゴール(46ポイント)で4位タイとなっている。 ◆ヨーロッパ・ゴールデンシュー ランキング 1位:ハリー・ケイン(バイエルン) 66ポイント(33ゴール) 2位:キリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン) 52ポイント(26ゴール) 3位:セール・ギラシー(シュトゥットガルト) 50ポイント(25ゴール) 4位タイ:ラウタロ・マルティネス(インテル) 46ポイント(23ゴール) 4位タイ:ロイス・オペンダ(RBライプツィヒ) 46ポイント(23ゴール) 6位タイ:アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ) 40ポイント(20ゴール) 6位タイ:コール・パーマー(チェルシー) 40ポイント(20ゴール) 8位:ルークデ・ヨング(PSV) 39ポイント(26ゴール) 8位:ヴァンゲリス・パヴリディス(AZ) 39ポイント(26ゴール) 10位:オリー・ワトキンス(アストン・ビラ) 38ポイント(19ゴール) <span class="paragraph-title">【動画】とんでもゴールを含むムバッペが2ゴールを記録!</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJUTHp4bFJsRiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.onefootball.com/inline/ultrasoccer.js"></script> 2024.04.25 17:15 Thu

バイエルンがター獲得に動く? 代理人サイドと交渉を開始

バイエルンが、レバークーゼンのドイツ代表DFヨナタン・ター(28)の獲得に動き始めたようだ。 今シーズンのブンデスリーガで12連覇を逃したバイエルン。すでにトーマス・トゥヘル監督のシーズン終了後の退任が決定し、後任探しに注力する一方、来シーズンの覇権奪還に向けて戦力補強にも動くクラブは、今季優勝を逃した大きな要因であるディフェンスラインのテコ入れとしてライバルクラブの主力引き抜きを画策しているようだ。 ドイツ国内の移籍に精通するジャーナリストのフロリアン・プレッテンベルク氏によると、バイエルンはターの獲得に向けて代理人サイドとの交渉を開始。契約に向けた動きを推し進めているという。 同選手とレバークーゼンの契約は2025年までとなっており、クラブはブンデスリーガ初優勝に貢献した主力との契約延長を希望しているものの、選手本人はプレミアリーグや欧州主要リーグのビッグクラブ移籍を希望しているとみられる。 3バックと4バックのセンターバックに加え、ドイツ代表ではユリアン・ナーゲルスマン監督の下で右サイドバックの役割も担う28歳は、その汎用性や経験値を含め、どの指揮官にとっても間違いなく構想に入るタイプの選手だけに、バイエルン首脳陣としては新監督の人選に関わらず、確保しておきたい人材のようだ。 2024.04.25 11:00 Thu

オーストリアを率いるラングニック監督がバイエルンからの接触を認める「OFBにもそのことは伝えてある」

オーストリア代表を率いるラルフ・ラングニック監督が、バイエルンからの接触を認めている。オーストリア『90minuten』が報じている。 バイエルンはブンデスリーガのタイトルレースでレバークーゼンに大きく後れを取っていたこともあり、2月にトーマス・トゥヘル監督の今シーズン限りの退任を発表。 すでに後任探しを始めているクラブは、レバークーゼンをクラブ史上初のブンデスリーガ優勝に導いたシャビ・アロンソ監督や2021年7月~2023年3月までクラブを率いたドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督にアプローチをかけたが、交渉はまとまらず破談に。そして、現在はラングニック監督と交渉中であると、一部メディアに報じられていた。 そんな中、ラングニック監督は『90minuten』のインタビューでバイエルンについての質問を受けると、実際にクラブからコンタクトがあったと明かした。 「バイエルンから連絡があり、オーストリアサッカー協会(OFB)にもそのことは伝えてある。我々は非常に強い信頼関係で結ばれている。今はオーストリア代表のことだけを考えていて、それ以外のことは考えていない。ユーロのことだけに集中しているんだ。ここはとても居心地がいい。今のところ、去就について具体的に考える必要はないと思っている」 2024.04.25 00:30 Thu

CLレアル戦に期待感高めるムシアラ、元同僚ベリンガムの活躍ぶりにも言及「驚かなかった」

バイエルンのドイツ代表MFジャマル・ムシアラがかつての戦友とも相まみえる大一番を心待ちにしている。スペイン『アス』が伝えた。 アーセナルとの準々決勝を制し、チャンピオンズリーグ(CL)でベスト4まで到達したバイエルン。ファイナル進出が懸かる準決勝ではレアル・マドリーとの2試合が待ち受けている。 ホームでの1stレグを30日に控える中、チームの攻撃を牽引するムシアラはこの強敵との対戦についてドイツ『シュポルト・ビルト』にコメント。敵地サンティアゴ・ベルナベウで行われる5月8日の2ndレグも含め、期待に胸を膨らませている。 「伝統あるベルナベウでのレアル・マドリーとの試合を楽しみにしている。ヨーロッパで最高の2チームが対戦する。重要な試合だ」 また、ドイツ生まれイギリス育ちのムシアラは、ユース年代をイングランド代表として戦っており、当時はマドリーのイングランド代表MFジュード・ベリンガムとも共闘。CLでの対戦を前に、元チームメイトの活躍ぶりについても語った。 「ジュードとはヤングライオンズで長年ルームメイトだったし、何試合か一緒にプレーした。それ以来僕らは良い友達だ。彼が順調なことを嬉しく思っている。彼は自信に満ち溢れているし、大きな挑戦を前にしても躊躇しない」 「言うまでもなく、彼のレアル・マドリーでのスタートは普通ではなかった。他国のチームと契約する際、普通であれば環境に適応しなければならないが、ジュードの場合は違った。それに、そのことにはあまり驚かなかった。彼のメンタリティを知っているからね」 2024.04.24 18:23 Wed

シャビ・アロンソ、ナーゲルスマンの招へい失敗のバイエルン、ラングニック監督との交渉が加速中か

新指揮官の選定を急ぐバイエルンは、オーストリア代表のラルフ・ラングニック監督(65)との交渉を進めているようだ。 バイエルンはブンデスリーガのタイトルレースでレバークーゼンに大きく後れを取っていたこともあり、2月にトーマス・トゥヘル監督の今シーズン限りの退任を発表。後任の最有力候補はそのレバークーゼンをクラブ史上初のブンデスリーガ優勝に導いたシャビ・アロンソ監督だったが、指揮官は3月に残留を明言した。 続けてバイエルンがターゲットとしたのは、ドイツ代表を率いるユリアン・ナーゲルスマン監督。2021年夏に就任してから2023年に電撃解任されるまで指揮をとっていた若手指揮官の再招へいに動いていたが、ナーゲルスマン監督はドイツ代表での仕事継続を決断し、契約延長が発表されている。 当初、4月中には新指揮官を決定したい意向を持っていたバイエルン。ドイツ『スカイ・スポーツ』によると、現在はラングニック監督と交渉中であり、指揮官側も前向きな姿勢を示しているとのことだ。 ラングニック監督はこれまでシュツットガルトやハノーファー、シャルケ、ホッフェンハイム、RBライプツィヒなど、主にブンデスリーガで監督を歴任。現在はオーストリア代表を指揮しており、6月から始まるユーロ2024へ向けた準備を進めている。 バイエルンはかねてよりラングニック監督の手腕を高く評価しているが、指揮官が大きな大会を控えていることもあり、まだ不確定要素も残っているようだ。 2024.04.24 14:05 Wed
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly