意外な状況でもファンサに応じるジダンに賛辞、一方で撮影者には苦言「素敵な振る舞い」「頭突きされる危険を冒した」

2022.09.23 22:25 Fri
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スペインが新生セレソンと撃ち合いドロー! フランス貫録勝ちもポルトガルが新体制初黒星…【国際親善試合】

国際親善試合のスペイン代表vsブラジル代表が26日に行われ、3-3のドローに終わった。 ユーロ2024本大会に向けて最終調整に入るスペインは、今回のインターナショナルマッチウィークで南米勢と続けて対戦。初戦となったコロンビア代表戦を0-1で終えた中、難敵相手に勝利を狙った。コロンビア戦からはラポルテを除く先発10人を変更。カルバハルやロドリ、モラタ、ニコ・ウィリアムズといった主力クラスが起用された。 一方、ドリヴァウ・ジュニオール新監督の下、イングランド代表との初陣を1-0で制した新生セレソン。新体制連勝を狙った一戦ではイングランド戦と全く同じスタメンで臨んだ。 立ち上がりから押し込む入りとなったスペインが早い時間帯にスコアを動かす。12分、ボックス右で仕掛けたヤマルがジョアン・ゴメスのファウルを誘ってPKを獲得。これをキッカーのロドリが中央に蹴り込んだ。 早々に失点を喫したブラジルは、レアル・マドリーでサンティアゴ・ベルナベウを本拠地とするヴィニシウス、ロドリゴのコンビが積極的な仕掛けをみせ、すぐさま反撃の姿勢を示す。 一方、危なげなくブラジルの反撃を凌いだスペインは前半半ば過ぎに個人技で追加点を奪う。36分、ボックス右でヤマルから足元にパスを受けたダニ・オルモがDFベラウドの股間を抜き、さらにカバーに入ったギマランイスを左への運びで外して左足を一閃。これがゴール左隅に突き刺さった。 厳しい2失点目を喫したブラジルだったが、直後の40分にはスペインのビルドアップに圧力をかけてGKウナイ・シモンの不用意な縦パスをペナルティアーク付近のロドリゴがカット。すかさず絶妙なループシュートを流し込み、庭とするベルナベウで見せ場を作った。 2-1のスコアで折り返した試合、ハーフタイムに4枚替えを敢行したブラジルは来季からベルナベウを本拠地とする17歳新星がいきなり魅せる。50分、左CKの二次攻撃でボックス中央でクリアボールに反応したエンドリッキが抑えの利いた左足ボレーシュートをゴール左隅に突き刺し、2試合連続ゴールとした。 これで2-2のイーブンに戻った試合は互いに持ち味を発揮する形で攻め合うオープンな展開に。その中で互いにメンバーを入れ替えながらゴールを目指していくが、最後のところで粘る守備を崩し切れない。 それでも、後半終盤に試合が動く。86分、右サイドのヤマルからのスルーパスに抜け出したカルバハルがボックス内でベラウドと交錯すると、このプレーでスペインに2本目のPKが与えられる。これをキッカーのロドリが今度は左隅に蹴り込んだ。 これでスペイン勝利濃厚かに思われたが、土壇場で底力を見せたブラジルは後半アディショナルタイムのラストプレーで追いつく。ボックス内でルーズボールに反応したガレーノがカルバハルに倒されてPKを獲得。これをキッカーのパケタがきっちり決め切った。そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ベルナベウでの白熱の撃ち合いは3-3のドロー決着となった。 また、フランス代表vsチリ代表は、ホームのフランスが3-2で勝利した。 直近のドイツ代表戦を0-2で落としたフランスは、ムバッペとチュアメニを除く先発9人を入れ替えて南米の強豪との一戦に臨んだ。 ドイツ戦同様に開始6分で先制点を奪われる拙い入りとなったが、19分にはペナルティアーク付近でムバッペの横パスを受けたフォファナの鋭い左足ミドルシュートで追いつくと、25分にはテオ・エルナンデスの正確な左クロスをコロ・ムアニが打点の高いヘディングで合わせ、瞬く間に逆転に成功した。 後半は立ち上がりのピンチを凌ぐと、後半半ば過ぎの72分にはコロ・ムアニのボックス右での鮮やかな局面打開からゴール前でプルバックに反応したジルーが右足で合わせてリードを広げた。その後、後半終盤に自陣でのロストからオソリオに見事なミドルシュートを決められたが、このまま逃げ切って3-2の勝利を収めた。 スロベニア代表vsポルトガル代表は、ホームのスロベニアが2-0で勝利した。 スウェーデンに快勝した直近の試合から大きくメンバーを入れ替えて臨んだ中、ペペやクリスティアーノ・ロナウド、カンセロ、フェリックスらをスタメンで起用したポルトガル。だが、0-0で折り返した後半半ば以降にセリン、エルシュニクに続けてゴールを奪われた結果、ロベルト・マルティネス体制12試合目での初黒星を喫することになった。 その他の試合ではイングランド代表vsベルギー代表の強豪対決が2-2のドロー、ユーロ2024開催国のドイツ代表がオランダ代表に2-1の勝利。打ち合いとなったエジプト代表vsクロアチア代表は2-4でクロアチアに軍配が上がっている。 なお、26日に行われた主な国際親善試合の結果は以下の通り。 スペイン代表 3-3 ブラジル代表 フランス代表 3-2 チリ代表 スロベニア代表 2-0 ポルトガル代表 イングランド代表 2-2 ベルギー代表 ドイツ代表 2-1 オランダ代表 エジプト代表 2-4 クロアチア代表 コートジボワール代表 2-1 ウルグアイ代表 2024.03.27 07:37 Wed

ユーロ2024組織委員長ラームの考える優勝候補は? 「単純に才能がある40人ものプレーヤーがいる」

ユーロ2024組織委員長のフィリップ・ラーム氏は、フランス代表を同大会の優勝候補と考えているようだ。 現役時代にバイエルンとドイツ代表で活躍した名DFは、自国開催のユーロ2024組織委員会で会長を務め、開幕まで3カ月を切った同大会への準備を進めている。 そのラーム氏は、フランス『AFP通信』で大会の展望を尋ねられると、開催国ドイツや前大会王者イタリア、UEFAネーションズリーグ王者スペイン、新体制11連勝中のポルトガルといった強豪ではなく、レ・ブルーを優勝候補として挙げた。 「フランスは単純に才能がある40人ものプレーヤーがいる」 「彼らは非常にバランスの取れたグループを擁しており、通常であれば最初からプレーする正当性を持っているプレーヤーをベンチから投入し、簡単に変更を加えることができる。しかし、決定的なのはピッチ上でチームとしてあるということだ」 また、優勝争いについても「タイトルは、近年常に優勝し続けている優勝候補の国々が獲得するとほぼ確信している」と、フランスを含む優勝候補が順当に大会を制することになるとの見解を示した。 その一方で、「例えばアイスランドがユーロ2016で達成したように、小国がサポーターの励ましを受けてトーナメントで十分な成績を収めるようなサプライズチームの存在も望んでいる」と、大会組織委員長として大会を盛り上げるアウトサイダーの台頭を期待している。 2024.03.26 23:57 Tue

ムバッペがマドリー行き巡るチュアメニの発言に補足 「それだけだ」

パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペ(25)が同僚の発言に反応した。 今季限りでのPSG退団を決意したとされ、長らく紐ずくレアル・マドリー行きが有力視されるムバッペ。PSGを率いるルイス・エンリケ監督からも「キリアン抜きの戦いに慣れないと」などの発言が飛び出したりと移籍を連想させる事柄が多々あるなか、この3月も代表活動に参加している。 そのなか、先んじてレアル・マドリーでプレーし、代表で共闘するMFオーレリアン・チュアメニは先日、「スペイン人はもうキリアンという選手を知っているけど、毎日ように彼を見たら、より偉大さを感じるだろうね」とコメントした。 ムバッペも先のフランス『Telefoot』で「クラブ(PSG)ではもう話題にもなっていない」と“決着済み”をほのめかし、話題を呼ぶなか、フランス『Le Parisien』によると、26日に行われる国際親善試合のチリ代表戦に向けた会見でチュアメニの発言に対するリアクションを求められ、こう返した。 「僕のことを話していたね。僕は(チャンピオンズリーグのラウンド16で)レアル・ソシエダと対戦し、今度は(準々決勝で)バルサと対戦する。さらに突破すれば、アトレティコ・マドリーと対戦しうるんだ」 「だから、彼ら(スペイン人)はもう少し僕のことを見ることになる。僕という選手をかいま見ることになる。(チュアメニが言いたかったのは)それだけだよ」 2024.03.26 12:25 Tue

ムバッペの去就は決着済みか…「クラブではもう話題にもなっていない」

パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペ(25)が去就に言及した。 先月2月に今季限りでの退団意思をPSGに通達したとされ、長らく紐ずくレアル・マドリー行きが有力視されるムバッペ。その去就も影響してか、直近のモンペリエ戦こそフル出場したが、リーグ・アンでは明らかにプレータイムを減らすなど、不穏な空気が漂う。 PSGを率いるルイス・エンリケ監督からも「キリアン抜きの戦いに慣れないと」などの発言が飛び出したりと移籍を連想させる事柄が多々あるなか、この3月も代表活動に参加するムバッペが改めて将来を語った。 国際親善試合のドイツ代表後では自身の去就に口を閉ざした25歳ストライカーだが、フランス『Le Parisien』によると、同『Telefoot』で「安心してユーロを迎えられると思う。僕はもう落ち着いているし、人々の心もそうなるだろう」と“決着済み”を示唆した。 「クラブ(PSG)ではもう話題にもなっていない。誰もその件を話してもいない。だから、何も心配いらないと言っておく。安心して、偉大なことを成し遂げるという確信を抱き、ユーロに挑む」 2024.03.25 11:40 Mon

ユーロ前に不安な2失点敗北…フランス代表指揮官「アグレッシブさ、決定力で及ばなかった」

フランス代表のディディエ・デシャン監督が敗戦に対する想いを語った。フランス『レキップ』が伝えた。 23日、国際親善試合を行ったフランスはドイツ代表とホームで対戦。負傷離脱となったFWアントワーヌ・グリーズマンを欠いた一方、FWキリアン・ムバッペら主力が先発した。 しかし、試合開始後わずか7秒で失点すると、1点ビハインドで迎えた後半の立ち上がりにもゴールを許す。その後も点差を縮められず、0-2で試合終了となり、ドイツ相手に2連敗を喫した。 ユーロ2024本大会前に不安要素が出たフランス。試合後、デシャン監督は敗因を分析している。 「アグレッシブさ、決定力という点で相手のレベルに及ばなかった。ドイツはとても良い試合をした。我々は必要なものを全て出し切ることができなかった。代表レベルの試合は容赦ない」 「精度や戦術について話すことはできるが、ドイツは試合開始から強度の高いプレーを見せた。その後、我々は途切れ途切れに反応した。そのことを思い出すと私は幸せではない。そうでなければうまくいっていただろう」 また、フィジカルコンディションの面でも問題があったようで、チームのエネルギー不足を嘆いた。 「自分たちができるはずのレベルのプレーができなかった。運動量が不足していた。個人的な問題かもしれないが、チームとしての問題でもある。適切なスタートが切れなかった。我々が良くなかった以上に、人材が足りなかった」 26日にはチリ代表との親善試合。立て直しが求められる一戦となるが、デシャン監督は今回の痛い経験を活かしていくつもりだ。 「その後うまくいくために平手打ちを受けなければならないのなら、仕方ない。心配はしていない。試合前、困難があるのはいつだって良いことだと私は言った。かなりの数、多くの困難があった… それは我々の力になるはずだ」 2024.03.24 17:59 Sun