ムバッペ&ジルー弾のフランスがオーストリアに完勝! 5戦目の初勝利で3位浮上《UNL》
2022.09.23 05:39 Fri
UFFAネーションズリーグ(UNL)のグループA・グループ1第5節、フランス代表vsオーストリア代表が22日に行われ、ホームのフランスが2-0で勝利した。
ここまで2分け2敗で唯一勝利がない最下位のフランスは、すでにグループリーグ敗退が決定。残り2試合ではグループAからの降格回避と共に、11月に控えるカタール・ワールドカップ(W杯)に向けたチーム作りにフォーカスを当てる。
多くの離脱者が出た中でデシャン監督は、バディアシル、フォファナのモナコの2選手をデビューさせ、前線はグリーズマンとムバッペに加え、ベンゼマの代役としてジルーを起用した。
一方のオーストリアは1勝1分け2敗の3位で、わずかながら準決勝進出の可能性を残す状況。ラングニック監督は敵地での強豪撃破に向け、アラバやザビッツァー、アルナウトビッチらを起用した。
試合はホームのフランスがボールを握って押し込む時間帯が続く。開始2分にはフォファナのミドルシュートのこぼれ球に反応したムバッペがボックス左からコントロールシュート。これがファーポストに突き刺さるが、オフサイドでゴールは認められず。
徐々にオーストリアが押し返し始めた中、フランスにアクシデント発生。足を痛めたクンデがピッチに座り込んでしまい、23分にサリバのスクランブル投入を余儀なくされた。
その後、ザビッツァーの強引な仕掛けからオーストリアがようやくファーストシュートを放つが、ホームチームペースは変わらず。26分にはジルーとの細かいパス交換でボックス内に侵入したムバッペに決定機も、ここはシュートを強く打ち切れない。
さらに、35分にはセットプレーからチュアメニの豪快なオーバーヘッド、前半終了間際にはムバッペの見事な個人技でGKとDFを交わしてボックス中央のフォファナにマイナスのパスを送ったが、これはタイミングが合わず、枠に飛ばせない。
試合を完璧に支配しながらもゴールだけが遠かったフランスは、ハーフタイム明けにGKをメニャンからアレオラに変更した以外、同じメンバーでスタート。後半もボールを握って相手を押し込む。
すると、56分にはエースの圧巻の個人技から待望の先制点を奪い切る。ハーフウェイライン付近でザビッツァーのミスパスを奪ったジルーが左サイドのムバッペにすかさず繋ぐ。ここから一気にスピードアップしてDFラインハルト、DFトリメルを斜めのドリブルで抜き去った背番号10はボックス右まで持ち込んで強烈な右足のシュートを突き刺した。
これでようやく重圧から解き放たれたフランスは、畳みかける攻めを見せる。そして、65分にはハーフウェイライン付近からサリバ、フォファナ、グリーズマンと右サイドで良い形でパスが繋がり、深い位置まで持ち込んだグリーズマンが浮き球のクロスを入れると、ゴール前にタイミング良く走り込んだジルーが完璧なヘディングシュートをゴール左隅に流し込んだ。
アタッキングユニットが揃って結果を残して2点のリードを手にしたフランス。以降は積極的なメンバー交代で前がかるオーストリアをいなしながら冷静にゲームをコントロールしていく。79分には殊勲のジルーとグリーズマンを下げて、エンクンク、デンベレをピッチに送り込む。
その後はカウンターから幾度かチャンスを作ったものの、ムバッペが自身2度目の決定機を決め切るまでには至らず。それでも、相手の枠内シュートを0で抑え込む、2-0の完勝となった。
5戦目にしてようやく初勝利を手にしたフランスは、オーストリアを抜いてグループ3位に浮上。25日の最終節では敵地で2位のデンマークと対戦し、グループA死守を目指すことになる。
ここまで2分け2敗で唯一勝利がない最下位のフランスは、すでにグループリーグ敗退が決定。残り2試合ではグループAからの降格回避と共に、11月に控えるカタール・ワールドカップ(W杯)に向けたチーム作りにフォーカスを当てる。
一方のオーストリアは1勝1分け2敗の3位で、わずかながら準決勝進出の可能性を残す状況。ラングニック監督は敵地での強豪撃破に向け、アラバやザビッツァー、アルナウトビッチらを起用した。
試合はホームのフランスがボールを握って押し込む時間帯が続く。開始2分にはフォファナのミドルシュートのこぼれ球に反応したムバッペがボックス左からコントロールシュート。これがファーポストに突き刺さるが、オフサイドでゴールは認められず。
さらに、前線で自由に動き回るグリーズマンを起点に連動した攻撃を続けると、11分にはチュアメニのミドルシュート。そのプレーで得た左CKの混戦からクラウスに決定機も、ここは相手DFのブロックに遭う。
徐々にオーストリアが押し返し始めた中、フランスにアクシデント発生。足を痛めたクンデがピッチに座り込んでしまい、23分にサリバのスクランブル投入を余儀なくされた。
その後、ザビッツァーの強引な仕掛けからオーストリアがようやくファーストシュートを放つが、ホームチームペースは変わらず。26分にはジルーとの細かいパス交換でボックス内に侵入したムバッペに決定機も、ここはシュートを強く打ち切れない。
さらに、35分にはセットプレーからチュアメニの豪快なオーバーヘッド、前半終了間際にはムバッペの見事な個人技でGKとDFを交わしてボックス中央のフォファナにマイナスのパスを送ったが、これはタイミングが合わず、枠に飛ばせない。
試合を完璧に支配しながらもゴールだけが遠かったフランスは、ハーフタイム明けにGKをメニャンからアレオラに変更した以外、同じメンバーでスタート。後半もボールを握って相手を押し込む。
すると、56分にはエースの圧巻の個人技から待望の先制点を奪い切る。ハーフウェイライン付近でザビッツァーのミスパスを奪ったジルーが左サイドのムバッペにすかさず繋ぐ。ここから一気にスピードアップしてDFラインハルト、DFトリメルを斜めのドリブルで抜き去った背番号10はボックス右まで持ち込んで強烈な右足のシュートを突き刺した。
これでようやく重圧から解き放たれたフランスは、畳みかける攻めを見せる。そして、65分にはハーフウェイライン付近からサリバ、フォファナ、グリーズマンと右サイドで良い形でパスが繋がり、深い位置まで持ち込んだグリーズマンが浮き球のクロスを入れると、ゴール前にタイミング良く走り込んだジルーが完璧なヘディングシュートをゴール左隅に流し込んだ。
アタッキングユニットが揃って結果を残して2点のリードを手にしたフランス。以降は積極的なメンバー交代で前がかるオーストリアをいなしながら冷静にゲームをコントロールしていく。79分には殊勲のジルーとグリーズマンを下げて、エンクンク、デンベレをピッチに送り込む。
その後はカウンターから幾度かチャンスを作ったものの、ムバッペが自身2度目の決定機を決め切るまでには至らず。それでも、相手の枠内シュートを0で抑え込む、2-0の完勝となった。
5戦目にしてようやく初勝利を手にしたフランスは、オーストリアを抜いてグループ3位に浮上。25日の最終節では敵地で2位のデンマークと対戦し、グループA死守を目指すことになる。
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