甲府が延長で福岡撃破しクラブ史上初のベスト4進出! J2勢唯一の勝ち上がりJ1クラブを3連続撃破《天皇杯》
2022.09.07 21:36 Wed
7日、第102回天皇杯準々決勝のアビスパ福岡vsヴァンフォーレ甲府がベスト電器スタジアムで行われ、1-2で甲府が勝利を収めた。
J1チームとJ2チームの対戦となったこのカード。福岡はラウンド16でV・ファーレン長崎を下して勝ち上がり、甲府はJ1のサガン鳥栖を下しての勝ち上がりとなった。
福岡はリーグ戦では8試合勝利がなく、現在2連敗中。対する甲府は、8戦無敗だった中、前節は徳島ヴォルティスに敗れ5線未勝利という状況になっている。
互いにリーグ戦から大きく選手を変更した福岡と、あまり変更しなかった甲府の一戦。互いに初のベスト4進出を目指した戦いで先にスコアを動かしたのは甲府だった。
16分、左サイドでパスを受けた荒木翔が狭いところにパスを入れると宮崎純真が受ける。そこから横パスを入れると、受けた三平和司がボックスに入ったところで落ち着いてシュート。GKの逆をついて甲府が先制する
福岡は左CKを獲得すると、クロスボールを甲府がクリア。小さくなったところを森山公弥が左足一閃。狭いコースを抜けが強烈なミドルシュートがGK河田晃兵の手を弾きながらネットを揺らした。
徐々に福岡のペースになり、甲府は攻められない時間が続く。42分には右CKからファーサイドで宮大樹がヘッド。しかしこれは僅かに枠の右に外れる。
同点で迎えた後半は最初に甲府がチャンス。48分、右サイドを荒木が抜けてボックス右から鋭いクロス。これをファーサイドで三平がヘッドで合わせるが、タイミング合わずミートしない。
49分にも似たような形から甲府がチャンス。関口正大のクロスを今度は三平がヘッドで落とすと、最後は山田陸がボックス内からシュート。しかし、枠を外れていく。
後半は甲府が押し込み続ける展開に。三平家を中心にゴールに迫り続けるが、福岡は集中した守備で得点を許さない。
68分には福岡がチャンス。ジョン・マリからのパスをうけたルキアンがフリーになると、ボックスに入ったタイミングで右足シュート。ディフレクトした中、GK河田がなんとかセーブする。
タイスコアのまま時計が進んでいく中、何度となくゴールに迫るのは甲府。しかし、福岡は体を張った守備を見せて最後のところをやらせない。
90分を終えて1-1の同点に。すると延長前半3分に福岡がチャンス。ラインの裏へのパスに対し、延長戦から出場した渡大生が抜け出してシュートも、枠を捉えられない。
延長前半6分には左CKからのクロスをニアに飛び込んだ浦上仁騎がヘッド。浮いたボールがゴールに向かうが、クロスバーに嫌われる。
それでも延長前半7分に甲府が決めきった。福岡のハイラインに対してスルーパスに抜け出すと独走。ドウグラス・グローリのチャージに倒されるも、そのまま起き上がりこぼれたボールをシュート。これがネットを揺らし、甲府が勝ち越しに成功する。
リードを奪った甲府は、その後も積極的に前に出て福岡ゴールに迫る姿勢を見せる。対する福岡もボールを保持してチャンスを窺うが、甲府の集中した守備の前に得点を奪えない。
延長後半に入ってからは福岡が立ち上がりから続け様に攻勢をかける。前線にドウグラス・グローリを残し、ロングボールを入れてパワープレーに出る。
何度となくボックス内までボールを持っていくが、甲府の集中した守備の前にネットは揺らせず。延長後半10分には甲府がカウンター。ジェトゥリオが独走するとボックス内に持ち込みシュートもGK村上昌謙がセーブして追加点を許さない。
すると延長後半12分に福岡はボックス手前でFKを獲得。これを北島祐二が右足で直接狙うがシュートは弱くGKがキャッチする。
延長後半アディショナルタイムには福岡がビッグチャンス。ゴール目の前でルーズボールをドウグラス・グローリがシュートも、GK河田が体を張ってブロック。得点を許さない。
結局そのまま試合は終了。甲府が粘りを見せて福岡を1-2で下した。
甲府は3回戦で北海道コンサドーレ札幌、ラウンド16で鳥栖、そして準々決勝で福岡と3試合連続でJ1勢を倒してクラブ史上初のベスト4入りとなった。
アビスパ福岡 1-2 ヴァンフォーレ甲府
【福岡】
森山公弥(前27)
【甲府】
三平和司(前16)
鳥海芳樹(延前7)
J1チームとJ2チームの対戦となったこのカード。福岡はラウンド16でV・ファーレン長崎を下して勝ち上がり、甲府はJ1のサガン鳥栖を下しての勝ち上がりとなった。
互いにリーグ戦から大きく選手を変更した福岡と、あまり変更しなかった甲府の一戦。互いに初のベスト4進出を目指した戦いで先にスコアを動かしたのは甲府だった。
16分、左サイドでパスを受けた荒木翔が狭いところにパスを入れると宮崎純真が受ける。そこから横パスを入れると、受けた三平和司がボックスに入ったところで落ち着いてシュート。GKの逆をついて甲府が先制する
幸先よく先制した甲府。その後は徐々に福岡が盛り返していく中、27分に福岡が同点ゴールを記録する。
福岡は左CKを獲得すると、クロスボールを甲府がクリア。小さくなったところを森山公弥が左足一閃。狭いコースを抜けが強烈なミドルシュートがGK河田晃兵の手を弾きながらネットを揺らした。
徐々に福岡のペースになり、甲府は攻められない時間が続く。42分には右CKからファーサイドで宮大樹がヘッド。しかしこれは僅かに枠の右に外れる。
同点で迎えた後半は最初に甲府がチャンス。48分、右サイドを荒木が抜けてボックス右から鋭いクロス。これをファーサイドで三平がヘッドで合わせるが、タイミング合わずミートしない。
49分にも似たような形から甲府がチャンス。関口正大のクロスを今度は三平がヘッドで落とすと、最後は山田陸がボックス内からシュート。しかし、枠を外れていく。
後半は甲府が押し込み続ける展開に。三平家を中心にゴールに迫り続けるが、福岡は集中した守備で得点を許さない。
68分には福岡がチャンス。ジョン・マリからのパスをうけたルキアンがフリーになると、ボックスに入ったタイミングで右足シュート。ディフレクトした中、GK河田がなんとかセーブする。
タイスコアのまま時計が進んでいく中、何度となくゴールに迫るのは甲府。しかし、福岡は体を張った守備を見せて最後のところをやらせない。
90分を終えて1-1の同点に。すると延長前半3分に福岡がチャンス。ラインの裏へのパスに対し、延長戦から出場した渡大生が抜け出してシュートも、枠を捉えられない。
延長前半6分には左CKからのクロスをニアに飛び込んだ浦上仁騎がヘッド。浮いたボールがゴールに向かうが、クロスバーに嫌われる。
それでも延長前半7分に甲府が決めきった。福岡のハイラインに対してスルーパスに抜け出すと独走。ドウグラス・グローリのチャージに倒されるも、そのまま起き上がりこぼれたボールをシュート。これがネットを揺らし、甲府が勝ち越しに成功する。
リードを奪った甲府は、その後も積極的に前に出て福岡ゴールに迫る姿勢を見せる。対する福岡もボールを保持してチャンスを窺うが、甲府の集中した守備の前に得点を奪えない。
延長後半に入ってからは福岡が立ち上がりから続け様に攻勢をかける。前線にドウグラス・グローリを残し、ロングボールを入れてパワープレーに出る。
何度となくボックス内までボールを持っていくが、甲府の集中した守備の前にネットは揺らせず。延長後半10分には甲府がカウンター。ジェトゥリオが独走するとボックス内に持ち込みシュートもGK村上昌謙がセーブして追加点を許さない。
すると延長後半12分に福岡はボックス手前でFKを獲得。これを北島祐二が右足で直接狙うがシュートは弱くGKがキャッチする。
延長後半アディショナルタイムには福岡がビッグチャンス。ゴール目の前でルーズボールをドウグラス・グローリがシュートも、GK河田が体を張ってブロック。得点を許さない。
結局そのまま試合は終了。甲府が粘りを見せて福岡を1-2で下した。
甲府は3回戦で北海道コンサドーレ札幌、ラウンド16で鳥栖、そして準々決勝で福岡と3試合連続でJ1勢を倒してクラブ史上初のベスト4入りとなった。
アビスパ福岡 1-2 ヴァンフォーレ甲府
【福岡】
森山公弥(前27)
【甲府】
三平和司(前16)
鳥海芳樹(延前7)
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