塚川孝輝が起死回生の2ゴール! FC東京が味スタで横浜FMと白熱ドロー!【明治安田J1第28節】
2022.09.03 21:20 Sat
明治安田生命J1リーグ第28節、FC東京vs横浜F・マリノスが、3日に味の素スタジアムで行われ、2-2の引き分けに終わった。
新型コロナや台風の影響で延期が相次ぎ、8月のリーグ戦は2試合のみだったFC東京。その1試合の柏レイソル戦が1週間前に行われ、アダイウトンの2得点などで6ゴールの大勝を収めた。一方の横浜FMも延期やACLによる日程調整により、8月のリーグ戦は1試合のみ。4試合あった公式戦は全て黒星を喫している。
立ち上がりは紺野のシュートがクロスバーを叩くなど、FC東京が攻勢に出たが、アウェイチームはカウンター一発で状況を好転させる。12分、相手のCKを跳ね返し、エウベルがボールを持ってピッチ中央を猛進。左へ走る仲川へ出すと、ここで対応に追われた長友に後ろから倒されPKを獲得。
長友にはイエローカードが提示される中、主審はVARとしばらく通信。キッカーポジションについたレオ・セアラも痺れを切らすなか、ファウルはペナルティエリア外での行為だったとのことで、PKからFKに変更に。これをレオ・セアラが直接狙うも、シュートは枠の上に外れた。
命拾いしたホームチームだが、パスワークが甘いところを狙われ、再びカウンターのピンチに見舞われる。28分、レオ・セアラに完全に裏を取られ、残るはGKスウォビィクのみ。スウォビィクは果敢に飛び出すが、先にボールに間に合ったレオ・セアラをアフターチャージで倒してしまう。
だが、これが眠れる獅子を起こしてしまうことに。40分の横浜FMの右CKのシーン、永戸が左足でインスイングのクロスを送ると、FC東京DFがクリアしきれずファーに流れったところを岩田がプッシュし先制に成功する。
さらに、45分には細かいパスワークから左サイドを崩し、西村が左足でクロスを供給。これが手前で長友に当たってゴール前に流れると、最後は仲川が押し込んで瞬く間に2点差とした。
後半からFC東京は中村を下げてバングーナガンデを投入。相変わらず横浜FMのパスワークが炸裂し、後半も劣勢を強いられるかに思われたFC東京だが、53分のFKでバングーナガンデが左サイドから入れたクロスが相手に弾かれて流れたボールがボックス右の塚川のもとへ。すかさず左足を振り抜くと、ゴール右下を射抜いて1点を返した。
これで勢いをつけたいホームチームは、57分に一挙3人交代。安部、紺野、ディエゴ・オリヴェイラを下げて、松木、アダイウトン、ルイス・フェリッピを送り出した。
この交代からさらに流れを引き寄せると、63分に獲得した右CKで、松木が入れたクロスを塚川が頭で合わせる。藤田に競り勝った打点の高いヘディングシュートは見事ゴール右に決まり、同点に追いついた。
ここから試合は一進一退の展開に。終盤にかけては互いに決定機の応酬で、殊勲の塚川が足の痙攣で交代したFC東京は、82分にフェリッピのパスをボックス中央のアダイウトンが胸で収めてボレーシュート。84分には渡邊のスルーパスから再びアダイウトンにビッグチャンスが訪れるが、ここはDFに対応されてゴールならず。
一方、横浜FMも87分に永戸のクロスを途中出場のアンデルソン・ロペスが合わせたが、わずかに左へ。そして後半アディショナルタイムの95分には、味方のパスをダイレクトで合わせたアンデルソン・ロペスのループシュートがクロスバーを直撃。
結局、最後まで勝ち越し点は生まれず白熱の一戦は2-2のドロー決着となった。
FC東京 2-2 横浜FM
【FC東京】
塚川孝輝(後8)
塚川孝輝(後18)
【横浜FM】
岩田智輝(前40)
仲川輝人(前45)
新型コロナや台風の影響で延期が相次ぎ、8月のリーグ戦は2試合のみだったFC東京。その1試合の柏レイソル戦が1週間前に行われ、アダイウトンの2得点などで6ゴールの大勝を収めた。一方の横浜FMも延期やACLによる日程調整により、8月のリーグ戦は1試合のみ。4試合あった公式戦は全て黒星を喫している。
長友にはイエローカードが提示される中、主審はVARとしばらく通信。キッカーポジションについたレオ・セアラも痺れを切らすなか、ファウルはペナルティエリア外での行為だったとのことで、PKからFKに変更に。これをレオ・セアラが直接狙うも、シュートは枠の上に外れた。
命拾いしたホームチームだが、パスワークが甘いところを狙われ、再びカウンターのピンチに見舞われる。28分、レオ・セアラに完全に裏を取られ、残るはGKスウォビィクのみ。スウォビィクは果敢に飛び出すが、先にボールに間に合ったレオ・セアラをアフターチャージで倒してしまう。
しかし、主審の笛はならず、VARの介入もなし。FC東京はまたも胸を撫で下ろすことになった。
だが、これが眠れる獅子を起こしてしまうことに。40分の横浜FMの右CKのシーン、永戸が左足でインスイングのクロスを送ると、FC東京DFがクリアしきれずファーに流れったところを岩田がプッシュし先制に成功する。
さらに、45分には細かいパスワークから左サイドを崩し、西村が左足でクロスを供給。これが手前で長友に当たってゴール前に流れると、最後は仲川が押し込んで瞬く間に2点差とした。
後半からFC東京は中村を下げてバングーナガンデを投入。相変わらず横浜FMのパスワークが炸裂し、後半も劣勢を強いられるかに思われたFC東京だが、53分のFKでバングーナガンデが左サイドから入れたクロスが相手に弾かれて流れたボールがボックス右の塚川のもとへ。すかさず左足を振り抜くと、ゴール右下を射抜いて1点を返した。
これで勢いをつけたいホームチームは、57分に一挙3人交代。安部、紺野、ディエゴ・オリヴェイラを下げて、松木、アダイウトン、ルイス・フェリッピを送り出した。
この交代からさらに流れを引き寄せると、63分に獲得した右CKで、松木が入れたクロスを塚川が頭で合わせる。藤田に競り勝った打点の高いヘディングシュートは見事ゴール右に決まり、同点に追いついた。
ここから試合は一進一退の展開に。終盤にかけては互いに決定機の応酬で、殊勲の塚川が足の痙攣で交代したFC東京は、82分にフェリッピのパスをボックス中央のアダイウトンが胸で収めてボレーシュート。84分には渡邊のスルーパスから再びアダイウトンにビッグチャンスが訪れるが、ここはDFに対応されてゴールならず。
一方、横浜FMも87分に永戸のクロスを途中出場のアンデルソン・ロペスが合わせたが、わずかに左へ。そして後半アディショナルタイムの95分には、味方のパスをダイレクトで合わせたアンデルソン・ロペスのループシュートがクロスバーを直撃。
結局、最後まで勝ち越し点は生まれず白熱の一戦は2-2のドロー決着となった。
FC東京 2-2 横浜FM
【FC東京】
塚川孝輝(後8)
塚川孝輝(後18)
【横浜FM】
岩田智輝(前40)
仲川輝人(前45)
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