シティがフォレストに6発圧勝! ハーランド2戦連続ハットにアルバレスが初G含む2発!《プレミアリーグ》

2022.09.01 05:26 Thu
Getty Images
プレミアリーグ第5節、マンチェスター・シティvsノッティンガム・フォレストが8月31日にエティハド・スタジアムで行われ、ホームのシティが6-0で圧勝した。

シティは前節、天敵クリスタル・パレスとのホームゲームをハーランドの加入後初のハットトリックなどで4-2の逆転勝利。直近のニューカッスル戦でのドローを払しょくする今季3勝目を手にした。
連勝を目指すミッドウィーク開催の今節はホームで昇格組のフォレストを迎え撃った。グアルディオラ監督は中3日の一戦に向け、先発2人を変更。デ・ブライネとマフレズに代えてギュンドアンと加入後初スタメンのアルバレスが起用された。

右ウイングのアルバレスをセカンドトップ気味に配した[4-2-3-1]に近い布陣でスタートしたシティは、立ち上がりから押し込む入りに。開始6分には続けて得た右CKからアルバレスに決定機も、右足のシュートはGKヘンダーソンの好守に遭う。

それでも、攻勢を続けるホームチームは12分、左CKのサインプレーからボックス手前左でボールを受けたフォーデンが正確なクロスを入れると、ゴール前に飛び込んだハーランドが左足ワンタッチでゴールネットへ流し込んだ。
ハーランドの3試合連続ゴールで先手を奪ったシティは、以降もボールを握って試合をコントロール。17分には一瞬の隙を突かれ、プレミアデビュー戦のレナン・ロディに際どいヘディングシュートを許すが、ここは枠を外れる。

やや肝を冷やしたペップのチームだが、すぐさま追加点を奪取。23分、相手GKのミスパスをボックス手前でカットすると、そこから鮮やかなパス交換。中央のハーランドがボックス左に走り込むフォーデンに預けてポジションを取り直すと、フォーデンがDFに囲まれながらも完璧なリターンパス。これをノルウェー代表FWが難なく流し込んだ。

フォーデンとハーランドの鮮やかな連携で早くも2点のリードを手にしたシティ。これで完全に勢いづくチームは、反撃に出たい相手を押し込んで追加点に迫る。

30分のセットプレーからのストーンズの決定機はオフサイドでゴール取り消しとなったが、三度シチズンズの新エースストライカーが魅せる。38分、セットプレーの二次攻撃からボックス手前左のカンセロが右足アウトを使った見事なクロスを供給。これをボックス右のフォーデン、逆サイドでストーンズといずれも頭で折り返すと、最後はゴール前のフォーデンが打点の高いヘディングで押し込み、驚愕の2試合連続ハットトリックとした。

この3点目で勝利に大きく近づいたシティだが、ハーランドに触発されたアタッカー陣が積極的にゴールを目指す。44分にはボックス手前左のアルバレスが強烈な左足のシュートを放つが、これは惜しくも左ポストを叩いてゴールとはならず。

昇格組相手にプレミア王者の地力を遺憾なく発揮したシチズンズ。後半も集中した入りを見せると、50分にはボックス右で仕掛けたベルナルド・シウバからマイナスのパスを受けたカンセロがエリア外から強烈な右足のミドルシュートをゴール上隅の完璧なコースに突き刺し、試合を決定づける4点目とした。

これで勝利を確信したグアルディオラ監督は、過密日程を睨んでロドリとフォーデンを早々に下げて、パーマーとマフレズを55分にピッチへ送り出す。

だが、以降もパフォーマンスレベルを維持するホームチームは65分、マフレズのパスでボックス右に抜け出したアルバレスが正確なシュートをゴール左隅に流し込む、スタメン起用に見事に応えるプレミア初ゴールを奪った。

これで完全にフォレストの心を折ったシティは、殊勲のハーランドやカンセロらをベンチに下げてデ・ブライネに加え、セルヒオ・ゴメス、若手DFルイスといった交代カードを切って試合をクローズにかかる。

その後、試合終了間際の87分には相手セットプレーを撥ね返してのロングカウンターからデ・ブライネとマフレズのコンビでフィニッシュまで持ち込むと、ボックス左でこぼれ球に反応したアルバレスが左足の鋭いシュートをニア上に突き刺し、この日のゴールショーを締めくくる6点目とした。

そして、ハーランドの2試合連続ハットトリック、アルバレスの2ゴールと今夏獲得したストライカー陣の活躍で6ゴールを奪ったシティが連勝を飾っている。
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