ルカク弟ジョルダンがスペイン2部クラブへ加入、ここ数年はラツィオに居場所なく

2022.08.27 14:38 Sat
Getty Images
セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)のポンフェラディーナは26日、元ベルギー代表DFジョルダン・ルカク(28)の加入を発表した。

インテルのベルギー代表FWロメル・ルカクの弟であるジョルダンは、アンデルレヒトの下部組織出身。プロデビュー後はポジションを掴めなかったが、2013年夏にレンタル移籍したオーステンデで出場機会を増やすと、翌年には完全移籍に移行した。
2015年には代表デビューも果たしたJ・ルカクは2016年夏にラツィオへステップアップ。しかし、度重なるヒザの負傷でレギュラー争いに絡めず、2020年夏に母国のロイヤル・アントワープへとレンタル移籍した。

ラツィオへと帰ってきた昨季も構想外の状況が続き、今冬にはセリエBのヴィチェンツァへとレンタル移籍となるも、ここでもケガが影響し半年間での出場は公式戦9試合のみ。今年6月のレンタル期間終了とともにラツィオとの契約も満了を迎え、フリーになっていた。
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