南野拓実が先発でリーグデビュー! 大敗モナコは2戦連続退場響き昨季からの無敗が「12」でストップ《リーグ・アン》

2022.08.21 01:58 Sun
Getty Images
モナコは20日、スタッド・ルイ・ドゥで行われたリーグ・アン第3節でRCランスと対戦し、1-4で敗戦した。なお、FW南野拓実は先発でリーグデビューを飾り、56分までプレーした。
PR
チャンピオンズリーグ(CL)予選では敗退したモナコだが、リーグ戦では開幕2戦無敗。前節のスタッド・レンヌ戦では前半に退場者を出した中、難敵相手に1-1のドローに持ち込んだ。ホームで今季2勝目を目指すクレメント率いるチームでは、CL予選での振るわないパフォーマンスで批判を浴びていた南野が左サイドハーフでスタメン起用となり、3戦目にしてリーグデビューを飾った。
立ち上がりからホームチームが押し込む入りとなった中、開始4分には南野にいきなり見せ場。右サイドからのクロスにボックス左で反応した南野は胸トラップからボレーシュートを狙うが、ここはDFに寄せられて打ち切れない。

すると、直後の7分には自陣でのクリアボールを相手に拾われてボックス右からダヴィド・コスタに折り返しを入れられると、ファーにフリーで走り込んだオペンダにワンタッチで流し込まれて先制を許した。

すぐさま反撃に出るモナコはボールを握ってチャンスを窺う中、16分にはセットプレーの流れから再び南野に決定機。右CKの二次攻撃からファーでボールを持ったエンボロが丁寧に折り返したボールをゴール前の南野が右足で合わせるが、ゴール至近距離からのシュートはGKサンバの見事なワンハンドセーブにはじき出された。
この決定機を決め切れなかったモナコは、徐々に相手のカウンターに晒される場面が増え、なかなか攻撃に人数をかけ切れない。そういった流れの中、38分にはヴァンデウソンのコントロールミスを奪われてマチャドにボックス内へ抜け出されると、GKとの一対一を決められて2失点目を喫する。

これで苦しくなったホームチームだが、失点直後の41分にはカイオの正確な右CKをゴール前のバディアシルが打点の高いヘッドで合わせ、瞬く間に点差を1点に戻した。

辛くも1点差で試合を折り返したモナコは、ハーフタイム明けに新戦力のカマラを投入。勢いを持って後半へ入ったが、いきなり出ばなを挫かれる。54分、セットプレーの流れでエンボロが自陣ボックス内でソトカの足をかけてしまいPK献上。これをフォファナに豪快に中央へ蹴り込まれた。

再び2点差を追う展開となったモナコは、直後の56分に南野を下げてゴロビンを投入。南野は2度の決定機への関与やアグレッシブな守備、内よりのポジションで幾度か良い攻撃への絡みを見せたものの、ビハインドの状況を考えれば、CL予選に続くほろ苦いリーグデビュー戦となった。

何とか早い時間帯に追いつきたいホームチームは、カマラとベン・イェデルの鮮やかな個人技から59分に絶好機を迎えるが、ここ相手GKの好守に遭う。

以降も押し込む時間帯が続くものの、なかなか決定機まで持ち込めないモナコは、72分にヴァンデウソンが2枚目のカードをもらってしまい、2試合連続で退場者を出してしまう。

この退場で厳しくなったモナコは、78分にも途中出場のサイードにボックス左から鋭いミドルシュートをニア下に突き刺されて4失点目を喫する。これで試合の大勢が決した中、何とか意地を見せたいホームチームは最後までゴールを目指したものの、後半にゴールを奪うことはできなかった。

この結果、今季初黒星を喫すると共に、昨季から継続していたリーグ無敗が12試合でストップしたモナコは、次節パリ・サンジェルマンとのアウェイゲームに臨む。

PR
関連ニュース

モナコに痛手…攻撃の要MFゴロビンがトレーニング中のケガで今季絶望に

モナコのロシア代表MFアレクサンドル・ゴロビンが今季絶望となったようだ。 フランス『レキップ』の情報によれば、ゴロビンはトレーニング中に足首を負傷。その後の検査で重度の捻挫と診断され、5週間の離脱を余儀なくされるとのことだ。 2018年からモナコで活躍するゴロビンは、多彩なキックと攻撃センスに加え、豊富な運動量を兼ね備える万能型MFとして今季もここまでリーグ・アン25試合に出場し6ゴールを6アシストを記録。 さらに3月10日のリーグ・アン第25節ストラスブール戦での出場で、同クラブでの公式戦200試合出場を達成。4日には、モナコサポーターが選出する3月の月間MVPに選出されていた。 2024.04.19 00:30 Fri

南野拓実の蹴ったボールが主審の顔面直撃…再び話題になる一方でリーグに批判的な声「これを共有する意味があるのか」

モナコの日本代表MF南野拓実のとあるプレーが再び話題になっている。 昨シーズンはモナコに移籍して1年目のシーズンだったが、期待を大きく裏切る形となってしまった南野。しかし、今シーズンはコンディションも整うと、リーグ・アンで25試合に出場し7ゴール5アシストを記録している。 7日に行われたリーグ・アン第28節のスタッド・レンヌ戦でもフル出場を果たすと、キレのあるプレーを連発。ライン際のドリブル突破などが話題を呼んでいた。 そんな中、この試合ではもう1つ南野が話題をさらうことに。試合中、浮き球をダイレクトでパスしようとしたところ、ノールックで蹴ったボールが間近にいたステファニー・フラパール主審の顔面に直撃するアクシデントが起きていた。 南野はすぐに気がつき、歩み寄って謝罪していたが、このシーンをリーグ・アンの公式X(旧ツイッター/@Ligue1UberEats)が投稿したが、再び話題に。一方で、これには批判的な声も寄せられている。 「これを共有する意味があるのか」 「リーグは彼女を嘲笑しようとしているのか?」 「性差別のコメントを生み出すことになる」 また「痛そうだ」、「南野は紳士的」などというコメント以外に、実際に嘲笑するコメントは出ており、「南野の銅像を建てよう」、「彼は国民のヒーローだ」、「一番批判を受ける主審を吊し上げている」など、遠回しのコメントが寄せられている。 <span class="paragraph-title">【動画】南野拓実が蹴ったボールが主審の顔面に直撃…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="fr" dir="ltr"> <a href="https://t.co/XEcvZBNmKO">pic.twitter.com/XEcvZBNmKO</a></p>&mdash; Ligue 1 Uber Eats (@Ligue1UberEats) <a href="https://twitter.com/Ligue1UberEats/status/1778377453431611579?ref_src=twsrc%5Etfw">April 11, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.12 16:10 Fri

「これはモナ王」「何度見ても凄い」南野拓実が魅せた圧巻のドリブル突破、至近距離の映像で更なる絶賛を受ける「ファンタジスタだな」

話題を呼んだモナコの日本代表MF南野拓実が見せたキレキレのドリブル突破。ピッチサイドの至近距離の映像がさらに話題となっている。 7日、リーグ・アン第28節でモナコはスタッド・レンヌをホームに迎えた。 この試合で先発出場した南野拓実。25分にはダイレクトでスペースにパスを出すと、これがマゲネス・アクリウシェの先制ゴールにつながりリードを奪う。 すると迎えた28分、南野のプレーが話題に。スペースに走り出したところへスローインからボールが送られると、左コーナー付近でスピードダウンした瞬間に急反転。相手を置き去りにすると、ボックス内で寄せにきた相手DFも巧みにかわして中央へ折り返しのパスを送る。 これは中に味方がおらずに決定機とはならなかったが、切れ味鋭い圧巻のドリブル突破が称賛されている。 モナコの公式X(旧ツイッター/)がピッチサイドで撮影した南野のドリブル突破動画をアップ。迫力満点のテクニックの細かさが伝わる映像となっている。 ファンは「ターンは世界トップ!」、「キレッキレだな」、「クライフターンからのダブルタッチ」、「タキはファンタジスタだな」、「もっとモナ王の凄さ見せて」、「これはモナ王」、「何度見ても凄い」、「プレーがドラマチック」と改めて絶賛されている。 <span class="paragraph-title">【動画】迫力満点!南野拓実の“巧み”なドリブル突破を至近距離でお届け!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="fr" dir="ltr">La classe de Taki (@AS_Monaco) <a href="https://twitter.com/AS_Monaco/status/1777323509045166096?ref_src=twsrc%5Etfw">April 8, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.09 09:47 Tue

「ガチで上手い」「完全に無双」先制点起点の南野拓実、キレキレのドリブル突破が衝撃的と話題「タキターン痺れる」

モナコの日本代表MF南野拓実が見せたキレキレのプレーが話題だ。 7日、リーグ・アン第28節でモナコはスタッド・レンヌをホームに迎えた。 この試合で先発出場した南野拓実。25分にはダイレクトでスペースにパスを出すと、これがマゲネス・アクリウシェの先制ゴールにつながりリードを奪う。 すると迎えた28分、南野のプレーが話題に。スペースに走り出したところへスローインからボールが送られると、左コーナー付近でスピードダウンした瞬間に急反転。相手を置き去りにすると、ボックス内で寄せにきた相手DFも巧みにかわして中央へ折り返しのパスを送る。 これは中に味方がおらずに決定機とはならなかったが、切れ味鋭い圧巻のドリブル突破が称賛されている。 ファンは「やっぱり本物」、「ガチで上手い」、「完全に無双している」、「タキターン痺れる」、「今日もキレッキレ」、「ウイイレみたいなドリブル」とコメントが寄せられている。 <span class="paragraph-title">【動画】話題!南野拓実が見せたキレキレの衝撃ドリブル突破</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="QVoWE29oM_g";var video_start = 197;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.08 09:45 Mon

南野フル出場したモナコがレンヌとの10人対10人の接戦制しホーム戦7試合ぶりの白星!【リーグ・アン】

南野拓実の所属するモナコは7日、リーグ・アン第28節でスタッド・レンヌと対戦し1-0で勝利した。南野はフル出場している。 前節終了時点で3位に浮上したモナコ(勝ち点49)が、ミッドウィークにクープ・ドゥ・フランス準決勝でパリ・サンジェルマン(PSG)と死闘を繰り広げた8位スタッド・レンヌ(勝ち点39)をホームに迎えた一戦。 南野がトップ下で先発出場したモナコは、4分に最初の決定機を創出する。ゴロビンの浮かせたパスからボックス右まで駆け上がった南野がダイレクトで折り返すと、フリーで中央に走り込んだフォファナが左足で合わせたが、シュートは枠の上に外れた。 さらにモナコは12分、ショートコーナーを受けたゴロビンの左クロスをケーラーがヘディングシュート。さらにGKマンダンダが弾いたボールをケーラーが頭で合わせたが、これは枠の上に外れた。 その後は一進一退の展開が続く中、モナコは21分にピンチ。ボックス手前まで切り込んだグイリが放ったミドルシュートをGKマイェッキが弾くと、こぼれ球をブリジョーに詰められたが、これも好反応を見せたGKマイェッキのファインセーブに救われた。 ピンチを凌いだモナコは25分、南野の絶妙なパスでボックス左に抜け出したヤコブスがダイレクトで折り返すと、中央に走り込んだアクリウシェがゴール右隅に流し込んだ。 ハーフタイムにかけては拮抗した展開が続くと、互いにチャンスを決め切れずに1-0で前半を終えた。 迎えた後半、モナコは開始早々に数的優位を得る。30秒、敵陣でのこぼれ球に反応したアクリウシェがアフターの形でテリエに右足をスパイクされると、主審は迷わずレッドカードを提示した。 10人になったレンヌに対し、攻めあぐねる時間の続いたモナコは64分に不用意なファウルでカリムエンドを倒したケーラーが2枚目のイエローカードで退場となり、10対10の数的同数で残り25分あまりを戦うことになった。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指す中、モナコは78分にピンチ。ボックス左から侵入したD・ドゥエをフォファナが後方から倒すと、オンフィールドレビューが行われたがステファニー・フラパール主審はノーファウルの判定を下した。 終盤にかけてはレンヌに押し込まれる展開の続いたモナコだったが、8分の追加タイムを凌ぎ切り、そのまま1-0で勝利。7試合ぶりのホーム戦白星を飾ったモナコは3位を死守している。 2024.04.08 02:15 Mon
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly