ユナイテッドがレアルMFカゼミロ獲得に81.6億円を提示か? ラビオ獲得失敗もハードル上がるバックアッププラン

2022.08.17 23:55 Wed
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ユベントスのフランス代表MFアドリアン・ラビオ(27)の獲得が難しくなったマンチェスター・ユナイテッドだが、レアル・マドリーのブラジル代表MFカゼミロ(30)の獲得に切り替えた可能性があるようだ。

イギリス『テレグラフ』によると、中盤を補強したいユナイテッドは予てから獲得に動いていたラビオと条件面で合意ができなかったとのこと。振り出しに戻ってしまったとしている。
その代役として検討されているのがカゼミロ。5000万ポンド(約81億6500万円)の移籍金を支払うつもりのようだ。

カゼミロは2013年7月にサンパウロからマドリーに完全移籍。2014年7月にはポルトへ1年間のレンタル移籍に出されたが、復帰後はチームに欠かせない中盤の要としてプレーしている。

これまでマドリーでは公式戦336試合に出場し31ゴール29アシストを記録。アンカーとして中盤を支え、5度のチャンピオンズリーグ優勝や3度のラ・リーガ優勝など数々のタイトル獲得に貢献してきた。
カゼミロはマドリーと契約を3年間残しており、チームの要でもあるためラビオ以上に困難な案件になる可能性が高い。

しかし、フェデリコ・バルベルデエドゥアルド・カマヴィンガ、そして今夏加入したオーレリアン・チュアメニと中盤の若手を着々と揃え、カゼミロをはじめとした、トニ・クロースルカ・モドリッチの中盤の世代交代を進めている状況でもある。

そのため、マドリーが条件次第では手放す可能性があると考えられ、その額が5000万ポンドと見られている。

ユナイテッドは、ラビオの他にも、ラツィオのセルビア代表MFセルゲイ・ミリコンビッチ=サビッチにも興味を持っていたが移籍が叶わず。バルセロナのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングも難しい状況となってしまった。

今まで名前に挙がった選手の中でも、最もハードルが高そうだが、ユナイテッドの希望は叶うのだろうか。
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