【J1注目プレビュー|第25節:G大阪vs清水】勝った方が残留圏、負ければボトム3の“シックスポインター”

2022.08.14 16:23 Sun
©超ワールドサッカー
【明治安田生命J1リーグ第25節】
2022年8月14日(日)
19:00キックオフ
ガンバ大阪(17位/22pt) vs 清水エスパルス(15位/24pt)
[パナソニック スタジアム 吹田]

◆勝てば降格圏脱出【ガンバ大阪】
前節のアビスパ福岡戦は、相手チームに新型コロナウイルス(COVID-19)の陽性者が多数出たことで中止に。調整期間を多く取ることができた。

中断明けの京都サンガF.C.戦で引き分け、連敗は「3」で止めた中、チームとして夏に加入した鈴木武蔵や食野亮太郎のフィットに時間を割けたはずだ。

残り試合も減ってきた中で、チームは自動降格圏。今節勝利すればそこから脱出できるだけに、必勝が求められる試合となる。
勝ち切れないという試合が続き、終盤の失点に目が行きがちだが、そもそもの問題は効果的にチャンスをモノにできていないこと。G大阪らしさを失っていることが苦戦の大きな要因だ。

GK東口順昭が戻ったことで守備は安定感を増している。あとは攻撃陣の爆発を待つのみ。鈴木や食野を含めた前線の選手の奮起が待たれる。

★予想スタメン[3-4-2-1]
GK:東口順昭
DF:三浦弦太、昌子源、クォン・ギョンウォン
MF:小野瀬康介、齊藤未月、ダワン、黒川圭介
MF:石毛秀樹、食野亮太郎
FW:鈴木武蔵
監督:片野坂知宏

◆勢いのままに上昇へ【清水エスパルス】

前節のFC東京戦はアウェイでの試合となったが、0-2で見事に勝利を収めて降格圏を脱した。

中断明けのサガン鳥栖戦も2点ビハインドで敗色濃厚の中、終盤の2ゴールで追い付き勝ち点1を積み上げることに。その原動力になっているのは今夏加入した選手たちだ。

両サイドを任されるヤゴ・ピカチュウと乾貴士は攻撃のアクセントとなり、チアゴ・サンタナ、カルリーニョス・ジュニオと前線を生かすことが可能に。上昇気流に乗って、降格圏から離れていきたいところだ。

今季は連勝が一度もなく、今節の勝利でなんとか連勝を収めたいところ。守備陣はしっかりとゼロに抑えることに集中し、前線の活躍を待ちたいところだ。

★予想スタメン[4-4-2]
GK:権田修一
DF:原輝綺、立田悠悟、鈴木義宜、山原怜音
MF:ヤゴ・ピカチュウ、白崎凌兵、松岡大起、乾貴士
FW:チアゴ・サンタナ、カルリーニョス・ジュニオ
監督:ゼ・リカルド
8月14日 16:21
関連ニュース

【J1注目プレビュー|第9節:浦和vsG大阪】両者の鍵は“連動性”、攻撃で違いを見せられるのは?

【明治安田J1リーグ第9節】 2024年4月20日(土) 16:00キックオフ 浦和レッズ(11位/11pt) vs ガンバ大阪(10位/12pt) [埼玉スタジアム2002] <span class="paragraph-subtitle">◆また完封負け、全体の連動がカギ【浦和レッズ】</span> 前節はアウェイで柏レイソルと対戦。1-0で敗れてしまった。前々節のサガン鳥栖では3-0で勝利。しかし、連勝はまだない状況。苦しいシーズンは続いている。 柏戦では強度の高い相手に対して攻撃が上手く機能せず。課題の1つと考えられ、しっかりと組み立てができなければ、強度の高いチームの餌食になる可能性がある。 一方で、チームとしては守備がハマらないと上手く攻撃ができないことも明白に。しっかりとプレスをかけ、前から後ろまで連動した守備を出せるかどうかが肝に。しっかりとボールを保持してくるであろうG大阪相手に、押し込み続けれるかがポイントとなりそうだ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:西川周作 DF:石原広教、佐藤瑶大、マリウス・ホイブラーテン、渡邊凌磨 MF:伊藤敦樹、サミュエル・グスタフソン、小泉佳穂 FW:前田直輝、チアゴ・サンタナ、松尾佑介 監督:ペア・マティアス・ヘグモ U-23日本代表活動参加:大畑歩夢 <span class="paragraph-subtitle">◆ポイント攻撃、いかに連動性を持てるか【ガンバ大阪】</span> 前節は鳥栖を相手に三浦弦太の劇的なゴールで勝利を収めたG大阪。連敗をストップさせて、波に乗っていきたい。 開幕5試合は負けなしで過ごしたが、攻撃面の不安はやはり的中。連敗中を含め3試合ノーゴールとなり、いかに攻撃が機能できるかがポイントだ。 チャンスの数は多く、ボールも握れているが、攻撃面の連動性に欠けている。エース宇佐美に頼りきりになりがちな攻撃をいかにしてユニットで崩せるかだ。 しっかりとボールを握っていきたいところだが、浦和は前からのプレスをかけてくる可能性が高く、強度も高い。その中でいかにして崩していけるのか。今こそ攻撃での力を見せるときだ。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:一森純 DF:中野伸哉、三浦弦太、中谷進之介、黒川圭介 MF:ダワン、鈴木徳真 MF:岸本武流、坂本一彩、ウェルトン FW:宇佐美貴史 監督:ダニエル・ポヤトス U-23日本代表活動参加:半田陸 2024.04.20 13:10 Sat

【J1注目プレビュー|第9節:鳥栖vs鹿島】守備崩壊の鳥栖、攻撃に難ありの鹿島…どちらが輝きを放つか

【明治安田J1リーグ第9節】 2024年4月20日(土) 14:00キックオフ サガン鳥栖(20位/4pt) vs 鹿島アントラーズ(6位/13pt) [駅前不動産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆崩壊している守備を立て直せるか【サガン鳥栖】</span> 最下位に転落している鳥栖。前節はアウェイでのガンバ大阪戦で連敗を回避できるかと思われたが、ラストプレーで痛恨の被弾。またしても守り切れずに終わった。 勝利した北海道コンサドーレ札幌戦、引き分けたヴィッセル神戸戦と、勝ち点を獲得した試合はいずれも無失点。一方でその他の試合は全て複数失点と、開幕前から懸念されていた守備の問題が明確に浮き彫りとなっている。 G大阪戦は普段よりも引き気味の守備となった中、押し込まれ続けるという事態に。どういった方針で進めるのか、迷っていれば泥沼にハマる可能性もある。 一方で、攻撃面も決して良くはない。攻守は表裏一体。悪い守備を改善するには良い攻撃も必要。失点を意識して守り抜くか、それとも攻撃に出て勝利を目指すか。チームとしての意思統一も課題となる。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:朴一圭 DF:原田亘、山﨑浩介、キム・テヒョン、丸橋祐介 MF:河原創、手塚康平 MF:富樫敬真、堀米勇輝、長沼洋一 FW:マルセロ・ヒアン 監督:川井健太 出場停止:堺屋佳介 U-23日本代表活動参加:木村誠二 <span class="paragraph-subtitle">◆沈黙する攻撃陣、上昇には復活不可欠【鹿島アントラーズ】</span> 前節はホームに京都サンガF.C.を迎えて1-0で勝利。連敗中のチームをストップさせることができた。 しかし、ミッドウィークにはJ3のヴァンラーレ八戸とYBCルヴァンカップで対戦し、延長戦までもつれてしまう展開に。格下相手に苦戦しながらもなんとか勝利したが、チームは大きな移動も強いられるなど、良い状態ではない。 確実に鳥栖とのコンディション差はある。ただ、そこで弱音を吐いていては始まらない。ポイントはどう見ても攻撃陣。リーグ戦でもゴールが遠く、格下相手にもゴールが遠かった。2点目を取れない現状は、停滞にもつながっていく。 いかにして出力を上げていくか。サイド攻撃も武器とする中で、得点力が上がっていかなければ苦戦は必至。そろそろ攻撃陣の奮起に期待したい。 ★予想スタメン[4-4-1-1] GK:早川友基 DF:濃野公人、植田直通、関川郁万、安西幸輝 MF:藤井智也、知念慶、佐野海舟、チャヴリッチ FW:樋口雄太、鈴木優磨 監督:ランコ・ポポヴィッチ 2024.04.20 11:47 Sat

【J1注目プレビュー|第9節:札幌vs広島】復調のキッカケを掴むか、無敗継続か…“ミラーゲーム”のポイントは決定力

【明治安田J1リーグ第9節】 2024年4月20日(土) 14:00キックオフ 北海道コンサドーレ札幌(19位/5pt) vs サンフレッチェ広島(2位/16pt) [札幌ドーム] <span class="paragraph-subtitle">◆復調の兆しを掴みたい【北海道コンサドーレ札幌】</span> 前節はアウェイでアルビレックス新潟と対戦して1-1のドロー。先制しながらも終盤に失点し、連勝を逃す形の勝ち点1となった。 とはいえ、第2節からの泥沼の5連敗を考えれば、チームは復調の兆しを見せている状況。ガンバ大阪戦ではホームで初勝利を収めており、再びのホームゲームで勝利を掴みたいところだ。 迎え撃つは監督の古巣であり、今季ここまで無敗の広島。上位を相手に結果を残すことができれば、この良い流れを掴むことに繋がりそうだ。 攻撃面はまだまだ改善の余地あり。そして、守備面も前節はリードしながら追いつかれており、チームが良い状態にあるとは言えない。それでも目指すは勝利のみ。再び泥沼にハマって行かないためにも、上位相手にしっかりと結果を残して勝ち点を拾うことが重要になりそうだ。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:菅野孝憲 DF:髙尾瑠、岡村大八、菅大輝 MF:浅野雄也、荒野拓馬、宮澤裕樹、近藤友喜 MF:青木亮太、スパチョーク FW:駒井善成 監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ 出場停止:大森真吾 <span class=“paragraph-subtitle”>◆無敗継続も勝ち切りたい【サンフレッチェ広島】</span> 前節はアウェイでアビスパ福岡と対戦し、1-1のドロー。無敗は継続したが、4勝4分けと白星が先行してほしいところだろう。 とはいえ2位につけており、首位で無敗のセレッソ大阪をぴったりマーク。着実に勝ち点を積み上げていきたいところだ。 今節を皮切りに、広島はカップ戦などを含めて最大で10連戦を迎えることとなる。信じられないほどのタフな戦いが待っている中で、チームは良い結果を出し続けたいところ。ケガ人の影響もあり、ほぼ固定と言えるメンバーで戦い続けることはできないだけに、底上げもしたいところだ。 前節は福岡とのミラーゲームで苦戦を強いられた。噛み合ってしまうシステムを相手にどう崩していくかもポイントとなる。特に札幌はマンツーマンのディフェンスであり、より局面を打開することにアイデアが必要に。運動量を落とさずに決定力の差を見せつけたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:大迫敬介 DF:塩谷司、中野就斗、佐々木翔 MF:新井直人、松本泰志、川村拓夢、東俊希 MF:満田誠、加藤陸次樹 FW:大橋祐紀 監督:ミヒャエル・スキッべ 2024.04.20 11:35 Sat

【J1注目プレビュー|第8節:G大阪vs鳥栖】 攻撃を立て直したいG大阪、守備を立て直したい鳥栖

【明治安田J1リーグ第8節】 2024年4月14日(日) 15:00キックオフ ガンバ大阪(12位/9pt) vs サガン鳥栖(19位/4pt) [パナソニック スタジアム 吹田] <span class="paragraph-subtitle">◆攻撃陣の奮起で5試合ぶり勝利を【ガンバ大阪】</span> 開幕から5試合無敗を続けてきたG大阪だが暗雲が立ち込めている。 ミッドウィークの横浜FM戦は、前半こそ良い戦いを見せたもののフィニッシュのクオリティが欠如。一方で横浜FMにその精度を見せつけられて2-0で敗戦となった。 アウェイでの北海道コンサドーレ札幌戦で敗れていたチームはこれで連敗。さらに3試合連続でノーゴールと無敗継続から一気に暗雲が立ち込めている。 ケガ人続出というエクスキューズはあるものの、やはり攻撃面の課題は昨シーズンから付き纏い続けている。チャンスメイクとゴールを奪う間にある大きな差をどう埋めるのか。開幕3試合連続ゴールの宇佐美貴史に頼りきりにならない2人目が出てきて欲しいところだろう。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:一森純 DF:中野伸哉、三浦弦太、中谷進之介、黒川圭介 MF:ダワン、鈴木徳真 MF:食野亮太郎、石毛秀樹、ウェルトン FW:宇佐美貴史 監督:ダニエル・ポヤトス U-23日本代表活動参加:半田陸 <span class="paragraph-subtitle">◆守備崩壊中、どこから立て直すか【サガン鳥栖】</span> 今シーズンの鳥栖は苦しみが続いている。第2節に北海道コンサドーレ札幌を下したものの、それ以外は勝利なし。7戦で1勝1分け5敗と苦しんでいる。 今節先に試合を行った札幌が引き分けたことで暫定的に最下位に転落。勝ち点差がまだ詰まっている状況なだけに、1つ勝てば大きくジャンプアップはするが、余裕はない。 前節は早い時間に失点して浦和レッズに3-0で完敗。失点後のパフォーマンスダウンが今シーズンは顕著に。局面ではファイトしているものの、チームとしてプレーに繋げられていない。 ピッチ内での選手たちの判断を尊重する川井健太監督。開幕前から不安視された守備面が完全に崩壊しており、バランスを崩している今どう立て直すか。キッカケを掴む結果を手にしたいところだ。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:朴一圭 DF:原田亘、山﨑浩介、キム・テヒョン、上夷克典 MF:福田晃斗、河原創 MF:菊地泰智、堀米勇輝、長沼洋一 FW:マルセロ・ヒアン 監督:川井健太 U-23日本代表活動参加:木村誠二 2024.04.14 12:30 Sun

【J1注目プレビュー|第8節:東京vsFC東京】復活の“東京ダービー”、プライドをかけた決戦

【明治安田J1リーグ第8節】 2024年4月13日(土) 16:00キックオフ 東京ヴェルディ(3位/15pt) vs FC東京(15位/7pt) [味の素スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆緑のプライドを賭けて2勝目を【東京ヴェルディ】</span> 16年ぶりに戻ってきたJ1の舞台。ここまで良い戦いを見せながらも、掴んだ白星はわずかに「1」。これが16年間離れていたことによるのかもしれない。 “東京”がクラブ名につき、長らく戦ってきた舞台はJ2。それでも、久々にたったJ1の舞台から簡単に降りるわけにはいかない。このダービーをキッカケに、内容だけでなく結果も掴んでいきたいところだ。 ダービーは昨年経験済み。天皇杯の舞台での対戦は、悔しい敗戦となった。そして、“ダービー”というものの存在を体感した。当然狙うはリベンジ。かつてスター選手が揃ったチームは、代表経験のない若手集団へと生まれ変わった。 胸にあるのは緑のプライドと東京のプライド。“ホーム”の味スタで2勝目を掴みたい。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:マテウス DF:宮原和也、林尚輝、谷口栄斗、深澤大輝 MF:松橋優安、稲見哲行、森田晃樹、見木友哉 FW:染野唯月、木村勇大 監督:城福浩 U-23日本代表活動参加:山田楓喜 <span class="paragraph-subtitle">◆青赤で染める俺たちが“東京”だ【FC東京】</span> 国立競技場での2連戦は、浦和レッズ、鹿島アントラーズと難敵を相手に連勝。複数得点を奪っての勝利と、チームとして上昇気流に乗れている。 そんな中で迎えるのは、“アウェイ”という扱いになる本拠地でのダービー。何がなんでも負けてはいけない一戦となる。このダービーを知るのは、両軍合わせて長友佑都のみ。先発での出番が回ってくるかは分からないが、“お祭り男”のモチベーションは高い。 昨年の天皇杯での対戦は、試合には勝利したもののピッチ外で“ケチ”がついた。勝ってもスッキリしない結末となってしまったが、今回はしっかりと勝って、晴れやかに誇りたいところだ。 U-23日本代表でパリ五輪を目指す、松木玖生、荒木遼太郎、野澤大志ブランドンがいなくとも、胸にあるのは赤青のプライドと、東京をそうプライドのみ。緑に染めさせるわけにはいかない。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:波多野豪 DF:白井康介、土肥幹太、エンリケ・トレヴィザン、バングーナガンデ佳史扶 MF:高宇洋、小柏剛、小泉慶 FW:安斎颯馬、仲川輝人、俵積田晃太 監督:ピーター・クラモフスキー U-23日本代表活動参加:野澤大志ブランドン、松木玖生、荒木遼太郎 2024.04.13 12:30 Sat
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly