相馬、佐々木、町野で日本が韓国に3発快勝! 4大会ぶりの優勝で韓国の4連覇を阻止!《EAFF E-1サッカー選手権》

2022.07.27 21:11 Wed
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27日、EAFF E-1サッカー選手権の最終戦、日本代表vs韓国代表が豊田スタジアムで行われ、3-0で日本が勝利。4大会ぶり2度目の優勝を果たし、なでしこジャパンに続いての優勝を決めた。ここまで1勝1分け、4大会ぶりの優勝を目指す日本と、2連勝で大会4連覇を目指す韓国の一戦。日本は勝利すれば優勝、韓国は引き分け以上で4連覇を達成する。
日本は初戦の香港戦のメンバーが中心となり、中国代表戦からは大量に入れ替え。GKに日本代表デビューの谷晃生、最終ラインは右の小池龍太と左の佐々木翔が2試合連続出場。センターバックには谷口彰悟と畠中槙之輔が起用された。中盤は藤田譲瑠チマと岩田智輝のダブルボランチに右は水沼宏太、左は相馬勇紀、中央に西村拓真まが入り、トップに町野修斗が起用された。

開始20秒、まずは日本が積極的な入りを見せる。縦パスを受けた町野がバイタルエリアで前が開くと右足一閃。強烈なシュートがゴールを襲うが、GKチョ・ヒョヌがセーブする。

立ち上がりから積極的に試合に入った日本。右サイドの水沼を中心に攻めていき、何度もシュートチャンスを作っていく。
19分にはボールを奪った相馬がドリブルを仕掛けてボックス内左からシュート。右ポストに嫌われると、跳ね返りを町野が蹴り込もうとするがシュートは打てない。

ミスから何度かカウンターで韓国にチャンスを作らせた中、落ち着いてプレーする日本。33分には左CKから相馬が直接狙うもGKチョ・ヒョヌがパンチング。こぼれ球をボックス内で水沼がダイレクトボレー。枠を捉えたものの、GKチョ・ヒョヌがしっかりとキャッチする。

日本は何度かシュートを放つシーンがあったがゴールは奪えず。韓国は前半終盤にかけて攻め込むが、決定的なシーンを作れずに前半を終えた。

ハーフタイムでの両チームの交代はなし。決着をつける45分間がスタートした中、いきなりチャンス。46分、日本は立ち上がりから攻めると、藤田のパスを受けた岩田がパス。ボックス手前中央で町野がダイレクトで落とすと西村がシュート。しかし、GKチョ・ヒョヌが再び立ちはだかる。

立ち上がりからボールを動かして攻め込む日本は49分に結実。右サイドで作ると、マイナスのボールを受けた藤田がボックス手前右からクロス。ファーサイドに飛び込んだ相馬がヘディングで合わせ、ニアの狭いコースに決める。

勢いの乗る日本は51分にも決定機。左でパスを受けた相馬がドリブルで縦に突破してグラウンダーのクロス。ニアに町野が飛び込んでいくが、わずかに合わない。

さらに55分には右サイドから水沼がピンポイントでクロス。相馬がこれに飛び込むが、GKチョ・ヒョヌと接触。互いに問題なくプレーを続行する。

勢いに乗る日本は56分にもチャンス。町野の落としを受けた岩田が右に展開。西村が持つと、猛然と上がる岩田へパス。これを岩田がシュートも、わずかに枠の左に外れてしまう。

日本は59分に水沼に代えて宮市亮を投入。宮市はそのまま右サイドに入る。

韓国も徐々に盛り返す時間があるものの、疲れなのか、暑さのせいか、精度を欠くプレーが目立つ。

すると62分、ボックス手前右でパスを受けた町野がミドルシュート。これは相手のブロックされるが、これで得たCKから相馬のクロスを佐々木がドンピシャヘッド。これが決まり、日本がリードを2点に広げる。

さらに攻勢をかける日本は72分にも追加点。ボックス手前中央でパスを受けた西村が裏へ浮き球のパス。走り込んだ小池がダイレクトで折り返し、最後は町野が決めてリードを3点とする。

リードを3点とした日本だったがアクシデント発生。76分に右サイドを仕掛けた宮市が相手ともつれた際に右ヒザを痛めてピッチ外で悶絶する。プレーを続けた韓国は77分に一瞬の隙を突く。こぼれ球をボックス内でソン・ミンギュが右足を振り抜くが、GK谷がスーパーセーブを見せる。

ヒザを痛めた宮市は、その後立ち上がって自らの足でベンチまで下がったが、プレーに復帰できず。日本は森島司を投入。さらに西村を下げて、脇坂泰斗を投入した。

さらに日本は87分に相馬と藤田を下げ、満田誠、橋本拳人を投入。少ない時間の中、強度を上げにいく交代策を取る。

その後は日本は危なげない試合運びを見せてアディショナルタイム3分も過ごしタイムアップ。3-0で勝利し、4大会ぶり2度目の優勝。森保一監督にとっては初のタイトルに。さらに、なでしこジャパンについでの男女優勝を初めて成し遂げた。

日本代表 3-0 韓国代表
【日本】
相馬勇紀(後4)
佐々木翔(後18)
町野修斗(後27)

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日韓戦で改めて感じたこと/六川亨の日本サッカー見聞録

さて日韓戦である。日本は“国内組"にもかかわらず3-0と快勝し、2度目の優勝を果たした。そして、これほど覇気のない韓国を見るのも初めてだった。 1980年代の半ばまで、日本も韓国も中東勢の壁を突破できずに国際舞台から遠ざかっていた。そんな中で「日韓定期戦」は両国の実力を推し量る、絶好の機会でもあった。そして当時の「日韓戦」で、韓国の選手はゴールを決めても喜んだりはしなかった。 どちらかというと“怒り"に近い表情で、「ざまぁ見ろ」とか「この野郎」という感情に近かった印象がある。それだけ日本に対する悪感情が残っていたのだろう。 それが変わったのが、85年のメキシコW杯アジア最終予選の日韓戦あたりだった。2度目のW杯出場を果たすと、88年には自国で五輪も開催した。日本より一足早くW杯の常連になったことで、自信を深めたのかもしれない。 ところがEAFF E-1選手権での日本戦では、決定機を1度も作れず完敗した。韓国メディアは、日本のU-23代表とU-16代表が同じく3-0で快勝し、大学選抜の対戦でも日本が5-0で大勝したことを引き合いに出し、警鐘を鳴らす記事もあった。 とはいえ、韓国にはこれまで散々煮え湯を飲まされてきただけに、そう簡単に日本がレベルアップしたとは思えない。日本が“国内組"だったことで、W杯へ対するモチベーションが高かったのに比べ、韓国はロシアW杯の登録メンバーがいたし、最終予選を戦った選手が14人も含まれている。 日本戦での勝敗がカタール行きを決めるわけでもなければ、今大会は5回も優勝している。優勝したからといって、高額なボーナスが出るわけではない。兵役が免除されることもない。選手からすれば、「まずはケガをしないこと」が最優先されてもおかしくはなかっただろう。 一方の日本にとってはどんなメリットがあったのか。宮市亮が右膝前十字じん帯を断裂したのは残念でならないが、一日も早い復帰を期待したい。 今大会は1戦目と3戦目に横浜F・マリノス、2戦目はサンフレッチェ広島の選手を中心に起用し、香港戦と韓国戦は勝利を収めた。かつてJSL(日本サッカーリーグ)時代の終盤は読売クラブと日産が日本代表の主力を務めたこともあった。しかし昨今は“海外組"が主力を務めるようになり、さらに代表選手を招集できる日数も限られたため、どの国も代表チームの強化に苦慮している。 森保一監督は今大会を総括して、「今回は国内組だけでした。ドイツがブラジルW杯で優勝したときは、バイエルンの選手が中心になりました。いつか日本もそうなるかもしれません」と話した。 果たしてそんな日が来るのかどうか。そこで一つ試したいことがある。“海外組"を中心とした日本代表と、“国内組"の横浜F・マリノスと川崎フロンターレを中心とした日本代表との対戦である。チームとしてどちらが機能するか。この試合なら、観客動員も少しは見込めるのではないだろうか。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2022.07.30 14:30 Sat

「もう現役を終えよう」負傷直後に重傷と気づいた宮市亮が心境綴る…「ラストチャンスと思って」と復帰へ強い意欲

横浜F・マリノスの日本代表FW宮市亮が自身のインスタグラムを更新。手術を受けることになった心境を綴った。 昨シーズン途中に横浜FMへと加入した宮市。高卒後ヨーロッパに渡ってキャリアをスタートさせたことから、自身初のJリーグでのプレーとなった。 今シーズンは開幕から試合に出ると、リーグ戦15試合に出場し3ゴール3アシストを記録。すると10年ぶりに日本代表に復帰。EAFF E-1サッカー選手権を戦っていた。 香港代表、中国代表、韓国代表と3試合続けて出場した宮市だったが、韓国戦の試合中に負傷。相手と交錯した際に右ヒザを痛めた様子を見せ、しばらく立ち上がれず。その後自力で歩いてベンチへと下がっていたが、試合後のセレモニーなどに姿を見せなかった。 キャリアを通じて度重なるヒザのケガに悩まされてきた宮市だったが、クラブの診断の結果、右ヒザ前十字じん帯断裂。手術を受けることとなってしまった。 そんな中、宮市は自身のインスタグラムで負傷したことへの心境を綴った。 「リリースにあった通り右脚前十字靭帯再断裂の怪我を負いました。受傷直後「やってしまった」と同時に「もう現役を終えよう。」と思っていました。自分の職業はプロサッカー選手、プロアスリートです。これまでの怪我歴、稼働率、本当にプロアスリートとして褒められたものではありません。チームを離脱する期間も長く、その都度チームに迷惑も沢山かけてきました。多くの人に失望もさせました。だから辞めようと思いました」 「けれど、皆さんから沢山連絡を頂き、待ってる、一緒に頑張ろう、と言ってくださいました。ファン、サポーターの方々からも、同様のメッセージがたくさん届きました」 「そのとき、そのメッセージを重荷に感じたわけではなく、心から嬉しかった。多分自分は、やっぱりサッカーがやりたいんだなと、その時思い知らされました。サッカーが大好きだと。だからまた、這いあがっていこうと思います。そして、その過程で少しでも誰かのためになるのなら、今回は復帰までの道のりをたくさん公開して行きたいと思っています」 「ラストチャンスと思って。そういう覚悟で頑張りたいです」 「沢山のメッセージ本当にありがとうございました。本当に感謝しております」 「サッカー界の先輩方、同志達、本当に心強いメッセージ勇気づけられました!爆泣きしてます。笑」 「この涙が喜びに変わる日が来るよう頑張りたいと思います!先ずは手術頑張りたいと思います!」 「そしてFマリノスサポーターの方々へ」 「大事なシーズンの真っ只中で悔しい思いはあります。昨夏加入してから本当に本当に皆さんの励まし、応援に何度勇気づけられたことか。マリノスに加入して本当に幸せです!今シーズンはよりそれを実感しておりました」 「これからまたタイトル争いに向けて本当に大事な試合がやってきます!自分は外からになりますが、チームの為にやれることを精一杯やりたいと思います!このマリノスファミリーで最高の瞬間迎えれるようにまたスタジアムに足を運んで、最高に熱いチームメイト達に声援よろしくお願いします」 「とりあえず明日!️最高の試合を必ずしてくれるでしょう」 <span class="paragraph-title">【動画】横浜FMが早期復帰を願う宮市亮へエールのパフォーマンス動画作成</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/CgmBWvrpqkK/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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有言実行の3ゴール! 町野修斗は前を見続ける「明日の練習から全力でW杯にアピール」

日本代表のFW町野修斗(湘南ベルマーレ)が、EAFF E-1サッカー選手権の優勝を喜んだ。 27日、E-1サッカー選手権の最終戦で日本は韓国代表と対戦。ここまで1勝1分けの日本は、2連勝の韓国に勝利しなければ優勝はない状況。大会4連覇を目指す相手には、初戦の香港代表戦のメンバーを中心に送り出した。 先発した町野は1分も経たずにあわやという強烈なオープニングシュートを放ったが、これは相手GKがセーブ。試合後に町野は「立ち上がりのシュートは決めたかった」と、この一髪を決めたかったとした。 惜しいシュートから入った日本。その後も押し込み、ゴールに迫るシーンはあったが得点は奪えない。第2戦の中国代表戦ではそのまま90分を終えてしまっただけに、焦りも見えそうな中、韓国にカウンターで攻められる部分でもしっかりと対処。前半をゴールレスで終えたが、後半に3ゴールを記録。3-0で勝利を収め、逆転で優勝を達成。韓国の4連覇を阻み、4大会ぶりの優勝を成し遂げた。 町野はこの試合で3点目を記録。横浜FMの選手が繋いだボールを最後押し込んだ。得点シーンについては「試合前から右サイドはマリノスの選手が多くて、ニアゾーンというか、龍くん(小池龍太)が受けた位置を取るのが特徴だと話していて、中で待っているという話も試合前にしていました」と、打ち合わせしていた形でもあると語り、「思い通り、狙い通りのゴールだったと思っています」と、狙った形からのゴールになったとした。 その町野は大会前に「3点取りたい」と目標を掲げていた。初戦の香港戦で2ゴールを記録していた中、この試合で1ゴールを記録し有言実行。宣言通りの結果に「有言実行することができて嬉しかったです」と喜んだ。 チームとしての連係も上がっていた中、この韓国戦については「足元に強く来るというのが韓国の分析であって、背後に抜け出そうというのが前日からトライしていたところで、そこを要求できていました」と語り、「チームとしてのクオリティはかなり上げられたと思います」と、分析した結果をピッチでも出せたとコメント。ただ、負ければバッシングを受けるというプレッシャーのある中での試合だったが、「勝たなければいけない状況だったので、気持ちの面も体の面もキックオフに向けて高まっていくような感じでした」と語り、しっかりと準備ができた状態で臨めていたと丹下。 香港戦よりも余裕のあるプレーが見えた町野。「自信はかなり持ってやれましたし、僕が決めて勝つというイメージがかなりできていたので、それが自信になったと思います」と、ポストプレーや繋ぎのところ、背後への動きと、自信があったという。 優勝した点については「このE1選手権は集まった当初から目標は優勝だったので、まずは優勝できたこと、個人の目標も3ゴールで、目標を達成できたことは嬉しく思っています」と2つの目標達成を喜ぶ結果に。かつてはJ3でのプレーも経験した中で、日本代表で3ゴールを記録するまでに成長したが、「基本的な走るところ、戦うところ、攻守の切り替えであったりは北九州の時に積み上げてきたものですし、それをもう一段階レベルアップしたのが湘南という感じです」と、これまで在籍したクラブで積み上げた成果だとした。 この先に目指すのはカタール・ワールドカップ(W杯)となるが「優勝は過去というか、次のJリーグで自分の持ち味を出して勝利に導くことが、ワールドカップであったり、代表の招集につながると思うので、明日の練習から全力でワールドカップへのアピールに向けて頑張っていきたいですし、やらなければいけないこともたくさんE-1で見つかったので、トライしていきたいと思います」と、すでに気持ちを切り替え、前を見て進んでいく町野。日本の前線に新たな風を吹かせてくれそうな予感もある。 <span class="paragraph-title">【動画】横浜FMのホットライン開通で最後は湘南・町野修斗!忍者ポーズも</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/RJIKqTjpym">https://t.co/RJIKqTjpym</a> <a href="https://t.co/iTKR872t1Q">pic.twitter.com/iTKR872t1Q</a></p>&mdash; フジテレビサッカー (@cxfootball) <a href="https://twitter.com/cxfootball/status/1552261248469053442?ref_src=twsrc%5Etfw">July 27, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.07.28 00:05 Thu
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