ローマがアルゼンチン代表FW
パウロ・ディバラ(28)の獲得を検討しているようだ。
ディバラはユベントスでの在籍7年間で公式戦通算293試合出場115ゴール48アシストの成績を残し、ファンからは「宝石」の愛称で親しまれてきた。しかし、今夏までとなっていたユベントスとの契約を巡る交渉はまとまらず、6月に退団して現在はフリーとなっている。
実績十分のディバラには、インテルやミラン、マンチェスター・ユナイテッドなどが獲得に関心を示してきたが、選手側が高給を要求していることもあり、現在まで交渉が進展しているクラブはない。
欧州主要リーグの開幕が約1カ月後に迫るなか、いまだ新天地が決まらないディバラだが、イタリア『スカイ・スポーツ』によるとローマが獲得に向けて動き出す可能性があるようだ。
ローマはチームの主力選手であるイタリア代表MFニコロ・ザニオーロ(23)にユベントス行きの可能性が浮上。すでに個人間では合意に至っているとも噂される同選手が退団となった場合、
ジョゼ・モウリーニョ監督は頼れる攻撃のカードを失うことになる。
そこで、ザニオーロの穴を埋めるため、セリエAでの経験豊富なアルゼンチン代表アタッカーの獲得を目論んでいるようだ。ただし、ローマもディバラの要求する給料の支払いは難しく、獲得の実現は選手側が条件を妥協するかに左右されるだろう。
