横浜FMがJ1通算500勝を達成! 創設30周年の清水を国立競技場で5発粉砕【明治安田J1第19節】
2022.07.02 21:06 Sat
明治安田生命J1リーグ第19節、清水エスパルスvs横浜F・マリノスが2日に国立競技場で行われ、3-5で横浜FMが勝利した。
清水は前節のセレッソ大阪戦は、先制点を守り切れず1-1のドロー。ゼ・リカルド監督就任後は1勝1分けと負けなしだが、攻撃に課題の残る一戦に。一方の横浜FMは、前節はレオ・セアラの2ゴールなどで柏レイソルを4発粉砕。リーグ戦4連勝で首位を堅守した。
今回は清水の創立30周年記念マッチと銘打たれ、そんな歴史的な一戦は国立競技場が舞台に選ばれた。しかし、横浜FMとしてもJ1通算500勝目という偉大な記録を目前にしている。
注目の一戦は開始10分で動く。左サイドから攻撃を組み立てる横浜FMは、ボックス手前のスペースでレオ・セアラがパスを受け、ボックス左へ走る西村へパス。迷わず左足でシュートを放つと、GKの股を抜けてネットを揺らした。
しかし、記念試合に白星を飾りたい清水もすぐに反撃。13分、敵陣中央でチアゴ・サンタナがボールを奪い、ショートカウンターを発動。右を並走する神谷がラストパスを受け、ボックス右から右足でシュートを突き刺した。
それでも相手のバイアルエリアを狙い続けて迎えた前半アディショナルタイム、永戸からボックス手前の西村にボールが入ると、粘り強いキープから右へ展開。最後は水沼がダイレクトで入れたグラウンダーのクロスをレオ・セアラが押し込んだ。
前半は地力の差を見せつけた横浜FM。後半立ち上がりに試合は大きく動く。
まずは47分、ロングボールを収めた神谷がボックス左へ侵入し、クロスを供給。相手に当たってしまうものの、反応したチアゴ・サンタナがダイレクトでシュートを放ち、ゴールにねじ込んだ。
ここから逆転といきたい清水だったが、横浜FMは強かだった。そのわずか2分後の49分、見事なパスワークでボックス右を崩し、西村とのワンツーで抜け出した水沼がゴール前にクロス、最後はフリーとなっていたレオ・セアラが冷静に決めて、三度勝ち越した。
さらにその3分後の52分には、左サイドからカットインしたレオ・セアラが右足を振り抜くと、シュートは左ポストを弾いてゴールイン。チームに4点目をもたらすとともに、ハットトリックを達成した。
後半開始からわずか7分間で合計3得点が生まれる白熱の一戦に。勢いに乗ったトリコロールはその後も攻め立てる。55分、56分と、それぞれ水沼と永戸が決定機を迎えるが、GK権田が諦めまいとビッグセーブを連発する。
60分にはエウベルのスルーパスから西村にビッグチャンス。最終ラインを抜け出しGKと一対一となるが、シュートを枠に収めることができなかった。
その後はアウェイチームの勢いも比較的衰え始めたが、とはいえ清水には自由を許さない試合運びで時間を進めていく。
そんな中83分、清水はチアゴ・サンタナが相手GKにプレッシャーをかけてミスパスを誘発。ボールを拾った途中出場のオ・セフンはループシュートを狙ったが、枠を捉えることができず、千載一遇のチャンスを逃してしまった。
まさかのイレギュラーを何とか凌いだ横浜FM。88分には宮市にもゴールが生まれたが、逆に後半アディショナルタイム失点。最終的に3-5という激戦となったが、見事J1通算500勝目を挙げている。
清水エスパルス 3-5 横浜F・マリノス
【清水】
神谷優太(前13)
チアゴ・サンタナ(後2)
片山瑛一(後51)
【横浜FM】
西村拓真(前10)
レオ・セアラ(前47)
レオ・セアラ(後4)
レオ・セアラ(後7)
宮市亮(後43)
清水は前節のセレッソ大阪戦は、先制点を守り切れず1-1のドロー。ゼ・リカルド監督就任後は1勝1分けと負けなしだが、攻撃に課題の残る一戦に。一方の横浜FMは、前節はレオ・セアラの2ゴールなどで柏レイソルを4発粉砕。リーグ戦4連勝で首位を堅守した。
注目の一戦は開始10分で動く。左サイドから攻撃を組み立てる横浜FMは、ボックス手前のスペースでレオ・セアラがパスを受け、ボックス左へ走る西村へパス。迷わず左足でシュートを放つと、GKの股を抜けてネットを揺らした。
しかし、記念試合に白星を飾りたい清水もすぐに反撃。13分、敵陣中央でチアゴ・サンタナがボールを奪い、ショートカウンターを発動。右を並走する神谷がラストパスを受け、ボックス右から右足でシュートを突き刺した。
以降はボールを持って左右から揺さぶりにかかる横浜FMと、ショートカウンターを狙う清水という構図に。横浜FMは何度かゴールに迫るが、ことごとくオフサイドの判定に。
それでも相手のバイアルエリアを狙い続けて迎えた前半アディショナルタイム、永戸からボックス手前の西村にボールが入ると、粘り強いキープから右へ展開。最後は水沼がダイレクトで入れたグラウンダーのクロスをレオ・セアラが押し込んだ。
前半は地力の差を見せつけた横浜FM。後半立ち上がりに試合は大きく動く。
まずは47分、ロングボールを収めた神谷がボックス左へ侵入し、クロスを供給。相手に当たってしまうものの、反応したチアゴ・サンタナがダイレクトでシュートを放ち、ゴールにねじ込んだ。
ここから逆転といきたい清水だったが、横浜FMは強かだった。そのわずか2分後の49分、見事なパスワークでボックス右を崩し、西村とのワンツーで抜け出した水沼がゴール前にクロス、最後はフリーとなっていたレオ・セアラが冷静に決めて、三度勝ち越した。
さらにその3分後の52分には、左サイドからカットインしたレオ・セアラが右足を振り抜くと、シュートは左ポストを弾いてゴールイン。チームに4点目をもたらすとともに、ハットトリックを達成した。
後半開始からわずか7分間で合計3得点が生まれる白熱の一戦に。勢いに乗ったトリコロールはその後も攻め立てる。55分、56分と、それぞれ水沼と永戸が決定機を迎えるが、GK権田が諦めまいとビッグセーブを連発する。
60分にはエウベルのスルーパスから西村にビッグチャンス。最終ラインを抜け出しGKと一対一となるが、シュートを枠に収めることができなかった。
その後はアウェイチームの勢いも比較的衰え始めたが、とはいえ清水には自由を許さない試合運びで時間を進めていく。
そんな中83分、清水はチアゴ・サンタナが相手GKにプレッシャーをかけてミスパスを誘発。ボールを拾った途中出場のオ・セフンはループシュートを狙ったが、枠を捉えることができず、千載一遇のチャンスを逃してしまった。
まさかのイレギュラーを何とか凌いだ横浜FM。88分には宮市にもゴールが生まれたが、逆に後半アディショナルタイム失点。最終的に3-5という激戦となったが、見事J1通算500勝目を挙げている。
清水エスパルス 3-5 横浜F・マリノス
【清水】
神谷優太(前13)
チアゴ・サンタナ(後2)
片山瑛一(後51)
【横浜FM】
西村拓真(前10)
レオ・セアラ(前47)
レオ・セアラ(後4)
レオ・セアラ(後7)
宮市亮(後43)
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