ユナイテッドが初補強に迫る! フェイエノールトに続いてマラシアとも合意

2022.07.02 12:45 Sat
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドがフェイエノールトからオランダ代表DFタイレル・マラシア(22)の獲得に向けて、さらに前進したようだ。

ここまで退団者のニュースが続き、補強なしと寂しい状況のユナイテッド。エリク・テン・ハグ新監督の下でスタートを切るシーズンに向け、バルセロナからオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングを獲得しようとする動きが前面的になるなかで、水面下で進める交渉の1つとされるのがマラシアだ。
当初こそ基本移籍金1300万ユーロ(約18億3000万円)+アドオン200万ユーロ(約2億8000万円)でリヨン行きが有力視された左サイドバックだが、今週に入って、ユナイテッドが基本移籍金1500万ユーロの総額1700万ユーロ(約23億9000万円)に転売条項を含むオファーで形勢逆転したとされる。

フェイエノールトのテクニカルディレクターを務めるフランク・アーネセン氏からもユナイテッドとの合意を認める発言がなされ、ようやく今夏の補強に漕ぎ着けそうな様相を呈するなか、イギリス『The Athletic』によると、マラシアとも1年延長オプション付きの4年契約で合意に達したという。

そんなマラシアは週末にもユナイテッド移籍に向けて、メディカルチェックを受ける可能性があるとも。実現すれば、ユナイテッドにとって今夏1人目の新戦力で、テン・ハグ監督にとっても就任後初の補強となる。
なお、ユナイテッドはF・デ・ヨングのほかにも、アヤックスのアルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスとブレントフォードでプレーしたデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンの獲得にも乗り出しているといわれている。
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「奇妙な試合」2部相手に3点リードを追いつかれPKまで追い込まれたユナイテッド、テン・ハグ監督は決勝へ意気込み「勝ちたい。チャンスはある」

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