初昇格のモンツァは実力者補強、吉田麻也は「回答待ち」と現地報道

2022.06.28 21:37 Tue
Getty Images
セリエAに初昇格したモンツァは、日本代表DF吉田麻也(33)の返事を待っているようだ。
PR
かつてミランの会長を務め、イタリアの首相でもあったシルヴィオ・ベルルスコーニ氏が会長となり、最高経営責任者(CEO)には腹心であるアドリアーノ・ガッリアーニ氏を迎えたことで話題を呼んでいたモンツァ。ベルルスコーニ氏の買収から4年でセリエAに到達した。
そのモンツァはセリエAで戦うべく戦力を補強。元イタリア代表DFアンドレア・ラノッキア(34)をインテルから獲得すると、カリアリのイタリア代表GKアレッシオ・クラーニョ(27)をレンタル移籍で獲得するなど余念がない。

そんな中、モンツァが獲得に動いているのが吉田だ。

吉田は6月30日でサンプドリアとの契約が満了を迎える中、クラブも契約を延長する意思がない状況。このままフリーとなる。
セリエAでは72試合に出場し3ゴール6アシスト、サウサンプトン時代にはプレミアリーグで154試合に出場し6ゴール4アシスト。日本代表としてもキャプテンを務め、2度のワールドカップに出場するなどこれまで119試合で12ゴールを記録。その経験豊富な吉田に目をつけたようだ。

イタリア『TuttoMercatoWeb』によれば、モンツァは正式に吉田に対してオファーを出している状況。現在は、本人からの返事を待っているようだ。

「レベルを下げることは簡単」と吉田は日本代表の取材時に答えていたが、モンツァであればセリエAでプレーが可能。5カ月語に迫るカタール・ワールドカップに向けても高いレベルでプレーを続けたいはずだが、吉田はどのような決断を下すのか。現

PR
関連ニュース

モンツァがネスタ招へいを検討か? 今季はセリエBのレッジャーナを指揮

モンツァが、アレッサンドロ・ネスタ氏(48)の招へいを検討しているようだ。 現役時代にラツィオ、ミランで活躍した元イタリア代表DFは2015年に引退。その後、アメリカのマイアミFCで監督業をスタートし、ペルージャ、フロジノーネの指揮官を経て、今シーズンからセリエBのレッジャーナを指揮。ここまでチームはセリエBで12位に位置している。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏など複数国内メディアによると、そのネスタ氏に関してモンツァが招へいに関心を示しているという。 今季ここまでのリーグ戦で11位に位置し、2シーズン連続のセリエA残留が決定的なモンツァでは、ラッファエレ・パッラディーノ監督に引き抜きの噂が絶えず。ナポリやフィオレンティーナ、トリノといったクラブへのステップアップが既定路線となっている。 これを受け、クラブはすでにジェノアのアルベルト・ジラルディーノ監督を始め、マントヴァのダビデ・ポッサンツィーニ監督、アレッシオ・ディオニージ氏ら複数の後任候補をリストアップしている。 そういった中、ミラン時代からモンツァの現CEOであるアドリアーノ・ガッリアーニ氏と旧知の仲にあるネスタ氏が新たにリストアップされた模様だ。 なお、ネスタ氏が率いるレッジャーナは昨年8月に行われたコッパ・イタリアでモンツァに勝利を収めていた。 ネスタ氏とレッジャーナの契約にはセリエB残留を果たした場合、延長オプションが行使される条項が盛り込まれているが、モンツァ行きに向けては大きな障害とはならないとのことだ。 2024.04.17 07:00 Wed

ボローニャに痛手…ファーガソンが右ヒザ前十字じん帯損傷で今季絶望に

ボローニャは15日、スコットランド代表FWルイス・ファーガソンが手術を受けることを報告した。 ファーガソンは、直近に行われたセリエA第32節のモンツァ戦の後半に右ヒザを負傷していた。 その後の検査の結果、右ヒザの前十字じん帯を損傷していることが判明。これを受け、同選手は今後手術を受ける予定だという。 全治に関しては手術後に改めてアナウンスされる予定だが、『フットボール・イタリア』はこの類のケガでは通常6カ月程度の離脱を要すると報じており、今シーズンの残りの試合に加え、今夏にスコットランド代表として出場予定だったユーロ2024の欠場も決定的となった。 重傷で長期離脱の決まったファーガソンは、自身のインスタグラムで以下のようにコメントしている。 「この知らせにはショックを受けているが、人生とはそういうものだ。僕は前よりももっと強くなって戻ってくるために全力を尽くすよ。応援ありがとう。また会おう」 2024.04.16 06:30 Tue

ベルルスコーニ・グループがモンツァの株式過半数を売却へ ガッリアーニCEOは続投

「ベルルスコーニ・グループ」がモンツァの株式過半数を売却へ。 “ベルルスコーニ”が指すのは、もちろん故シルヴィオ・ベルルスコーニ氏のこと。のちにイタリア共和国首相も務める実業家は1986年にミランを買収。氏がもたらしたミラン栄光の時代は、すなわちイタリアサッカー栄光の時代を指すものだ。 近年はミラノ近郊のモンツァを買収し、クラブ史上初のセリエA昇格を果たすなど、80代を過ぎても衰え知らずの情熱がそこにあったが、昨年6月、白血病のため亡くなった。 現モンツァは”盟友”アドリアーノ・ガッリアーニCEOが残り、実弟パオロ・ベルルスコーニ氏が兄から会長の座を受け継いでいる。 ただ、イタリア『カルチョメルカート』いわく、弟パオロ氏らオーナー陣は株式の過半数売却を目指しており、「オリエンタ・キャピタルズ・パートナーズ・ファンド」と1億ユーロ(約163億9000万円)相当の交渉が順調に推移しているという。 どうやらパオロ氏は少数株主としてモンツァに残ることを望んでおり、今後数週間以内に交渉がまとまる見通し。ガッリアーニCEOは職を継続するようだが、パオロ氏としては自身も高齢であり、「ベルルスコーニ・グループ」としてクラブをけん引するのは潮時と判断したようだ。 なんとも、時の流れを感じさせるニュースだ。 2024.04.15 18:55 Mon

モンツァGKディ・グレゴリオの牙城崩せず、ボローニャはゴールレスドロー【セリエA】

ボローニャは13日、セリエA第32節でモンツァをホームに迎え、0-0で引き分けた。 前節フロジノーネにゴールレスドローに終わった4位ボローニャ(勝ち点58)は、サーレマーケルスが累積で出場停止となった中、最前線にザークツィーを配す[4-1-4-1]で臨んだ。 11位モンツァ(勝ち点42)に対し、立ち上がりから押し込んだボローニャは20分、オルソリーニの直接FKでゴールに迫ると、25分にもオルソリーニに先制の好機。ボックス右からカットインシュートを放ち、枠を捉えたが、GKディ・グレゴリオのファインセーブに阻まれた。 前半半ば以降も敵陣でのプレーを続けたボローニャは40分、CKからファーガソンのボレーでゴールに迫るも枠を捉えきれずゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半、開始4分にコルパーニのボレーでゴールを脅かされたボローニャは、69分にディフェンスライン裏を取ったオルソリーニがボックス右からシュート。しかし、ここもGKディ・グレゴリオの好守に阻まれた。 さらに77分、ボックス右に抜け出したフロイラーが好機を迎えたが、シュートは枠を捉えきれず。結局、ボローニャはゴールをこじ開けられずゴールレスでタイムアップ。勝ち点1を積み上げるに留まった。 2024.04.14 05:48 Sun

ポリターノ&ラスパドーリが投入直後弾、ナポリがモンツァに逆転勝利【セリエA】

ナポリは7日、セリエA第31節でモンツァとのアウェイ戦に臨み、4-2で逆転勝利した。 前節アタランタに完敗してカルツォーナ体制でのリーグ初黒星を喫した8位ナポリ(勝ち点45)は、負傷明けのクワラツヘリアがオシムヘン、ウンゴニエと3トップを形成した。 11位モンツァ(勝ち点42)に対し、押し込む入りとしたナポリだったが9分に失点する。古巣対決となるゼルビンの左クロスからジュリッチにヘディングシュートを決められた。 追う展開となったナポリは17分、CKの流れからルーズボールをボックス内のディ・ロレンツォがシュートに持ち込むも枠に飛ばせなかった。 前半半ば以降も押し込むナポリは40分、GKディ・グレゴリオのパスをカットしたボックス内のクワラツヘリアがシュートを放ったが、ディ・グレゴリオにセーブされ、1点ビハインドのままハーフタイムに入った。 迎えた後半、開始4分にナポリが追いつきかける。ボックス右からウンゴニエがネットを揺らしたが、戻りオフサイドでゴールならず。 それでも55分、オシムヘンが同点弾。アンギサの右クロスを打点の高いヘッドで押し込んだ。さらに2分後、ナポリが一気に逆転する。直前に投入されていたポリターノが浮き球のルーズボールを見事なボレーで蹴り込んだ。 止まらないナポリは61分、ジエリンスキがペナルティアークから反転左足ミドルを叩き込み、リードを広げた。 その1分後、コルパーニにカットインシュートを決められ、すかさず1点差に戻されたが、69分に4点目。ボックス右に侵入したディ・ロレンツォがGK強襲のシュートを放つと、ルーズボールを直前に投入されていたラスパドーリが押し込んだ。 終盤にかけてはナポリが試合をコントロール。4-2のまま試合を終わらせ、勝利を取り戻している。 2024.04.08 00:03 Mon
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly