「新たなガッザになってしまう」ラスベガスで豪遊報道のグリーリッシュを代表OBが憂慮
2022.06.22 16:44 Wed
かつてリバプールに所属した元イングランド代表FWのスタン・コリモア氏が、マンチェスター・シティの同代表MFジャック・グリーリッシュの将来を憂えた。イギリス『ミラー』が伝えている。
今後更なるチームへのフィットが求められるグリーリッシュだが、新シーズンを前にピッチ外での振る舞いがメディアを騒がせている。イギリス『サン』が報じたところによると、ラスベガスを仲間と訪れたグリーリッシュは、浴びるように酒を飲み大はしゃぎするなど、豪遊している姿が目撃されたという。
以前にも泥酔写真が出回るなど酒癖の悪さで知られているグリーリッシュだが、コリモア氏はそんな姿を自分や天賦の才を持ちながらアルコールに溺れた元イングランド代表MFのポール・ガスコイン氏と重ねており、キャリアのためにも自らを省みる必要があると忠告した。
「私が心配しているのは、彼が『新たなガッザ(ガスコイン氏の愛称)』になりつつあることだ。メディアをはじめ誰もが新しいガッザを探しており、(シティの同僚である)フィル・フォーデンが選ばれるかと思っていた。だがジャックは注意しないと、彼がその称号を得ることになる」
「しかし、その後に悪い試合が続けば、行く末を形作られてしまうだろう。ユルゲン・クロップは遊び狂う彼の写真を見て『惨事を免れた』と思うに違いない。そしてグアルディオラは『お前の肝臓はアルコール漬けだな。さて、プレシーズンで他の選手と比べてどうかを見てみよう』と言うだろうね」
「その後、ケガをしたときに問題が出てくる。シティが他の選手を連れてきて、ジャックの放出を決めたとしよう。その後、私のように幸せを求めてクラブを転々とし、苦戦しているブラッドフォードに行き、自分のキャリアを救おうとスペインに向かい、気がついたら31歳でキャリアが終わっていた、という風にはなってほしくない」
「彼には今、選択の余地がある。フットボールとパーティー、どちらも続けることはできるが、両方を上手くこなせる人を私は知らないね。フットボール以外の話題をめったに耳にしないケビン・デ・ブライネのようにだってなれるだろう。たとえ引退する時期がやってきたとしても、そのとき彼はまだ30代前半のハンサムな男だ。そこからだって、やりたいことすべてをするのに十分な時間があるはずだ」
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昨夏にイギリス史上最高額となる1億ポンド(約166億9000万円)の契約解除金が支払われたことで、アストン・ビラからシティに移籍したグリーリッシュ。加入初年度は公式戦39試合に出場して6ゴール4アシストの成績を残したが、プレミアリーグでの先発は22試合にとどまるなど移籍金の高さを考えると物足りないシーズンに終わった。以前にも泥酔写真が出回るなど酒癖の悪さで知られているグリーリッシュだが、コリモア氏はそんな姿を自分や天賦の才を持ちながらアルコールに溺れた元イングランド代表MFのポール・ガスコイン氏と重ねており、キャリアのためにも自らを省みる必要があると忠告した。
「私が心配しているのは、彼が『新たなガッザ(ガスコイン氏の愛称)』になりつつあることだ。メディアをはじめ誰もが新しいガッザを探しており、(シティの同僚である)フィル・フォーデンが選ばれるかと思っていた。だがジャックは注意しないと、彼がその称号を得ることになる」
「ジャックがしたことは、1995年にリバプールと契約した後に私がしたことと同じさ。(リゾート地である)アヤナパで休暇を過ごして、バンジージャンプをしたり、バーから出てきたり、若いフランク・ランパードやジェイミー・レドナップとビールを飲んだりしている写真が撮られたよ。だから、ジャックにこれから何が起こるかもわかる。まずは『ハンサムで、人生を楽しんでいるな』と言われる。それから『フットボールをして、外で遊んで、なんて素晴らしい人生だ』と思われるだろうね」
「しかし、その後に悪い試合が続けば、行く末を形作られてしまうだろう。ユルゲン・クロップは遊び狂う彼の写真を見て『惨事を免れた』と思うに違いない。そしてグアルディオラは『お前の肝臓はアルコール漬けだな。さて、プレシーズンで他の選手と比べてどうかを見てみよう』と言うだろうね」
「その後、ケガをしたときに問題が出てくる。シティが他の選手を連れてきて、ジャックの放出を決めたとしよう。その後、私のように幸せを求めてクラブを転々とし、苦戦しているブラッドフォードに行き、自分のキャリアを救おうとスペインに向かい、気がついたら31歳でキャリアが終わっていた、という風にはなってほしくない」
「彼には今、選択の余地がある。フットボールとパーティー、どちらも続けることはできるが、両方を上手くこなせる人を私は知らないね。フットボール以外の話題をめったに耳にしないケビン・デ・ブライネのようにだってなれるだろう。たとえ引退する時期がやってきたとしても、そのとき彼はまだ30代前半のハンサムな男だ。そこからだって、やりたいことすべてをするのに十分な時間があるはずだ」
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