C・パレスのヴィエラ監督が選手に呼びかけ 「より高い水準を目指そう」
2022.06.21 14:10 Tue
クリスタル・パレスのパトリック・ヴィエラ監督が2021-22シーズンを振り返り、チームとしてのさらなる成長を誓った。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。
資金力に乏しいクラブを8シーズン連続のプレミア残留に導き、リーグの年間最優秀監督賞にもノミネートされたヴィエラ監督はクラブ公式サイトによるインタビューで、選手たちの絶え間ない努力を褒め称えつつ、来シーズンのさらなるパワーアップを呼びかけた。
「シーズンが深まるにつれて選手たちが進歩していった。このことには本当に満足している。来シーズンは彼ら一人ひとりに対して、より高いレベルの選手となることを要求するだろう。我々コーチングスタッフも試合展開の向上を目指さなければならない。選手には我々コーチングスタッフに対して新たな選択肢を提示してくれることを期待しているよ」
クリスタル・パレスはこれまで堅守速攻をベースとしてプレミア残留を目指すのがノルマだったが、ヴィエラ監督は就任1年目から攻撃的なスタイルを展開し、プレミアの舞台でクラブの過去最多タイとなる「50」得点、失点数「46」を記録。得失点差が「+4」となり、クラブ史上初めて得点数が失点数を上回るシーズンとなった。だが、ヴィエラ監督はまだまだゴールを積み重ねられると確信しているようだ。
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現役時代はアーセナルやユベントス、インテルなど数々のビッグクラブでプレーし、1998年に開催された自国開催のワールドカップ(W杯)では優勝メンバーとなった元フランス代表のヴィエラ監督。ニューヨーク・シティやニースなどの指揮を経て、2021-22シーズンからC・パレスに赴くと、昨年10月には後にプレミアリーグ連覇を成し遂げるマンチェスター・シティとのアウェイ戦を2-0の勝利で飾るなど、優れた手腕を発揮し、12位でフィニッシュした。「シーズンが深まるにつれて選手たちが進歩していった。このことには本当に満足している。来シーズンは彼ら一人ひとりに対して、より高いレベルの選手となることを要求するだろう。我々コーチングスタッフも試合展開の向上を目指さなければならない。選手には我々コーチングスタッフに対して新たな選択肢を提示してくれることを期待しているよ」
クリスタル・パレスはこれまで堅守速攻をベースとしてプレミア残留を目指すのがノルマだったが、ヴィエラ監督は就任1年目から攻撃的なスタイルを展開し、プレミアの舞台でクラブの過去最多タイとなる「50」得点、失点数「46」を記録。得失点差が「+4」となり、クラブ史上初めて得点数が失点数を上回るシーズンとなった。だが、ヴィエラ監督はまだまだゴールを積み重ねられると確信しているようだ。
「私たちはゴール数を増やせるはずだ。早く判断し、早く動き出し、そしてチャンスを作る。ゴールを奪うためのポジションを見つけて侵入する。ポゼッションやディフェンスの改善だって可能だ。私は周囲の人間に対して高い要求をする。自分自身に対してはもっと厳しい姿勢だ。来シーズンはチーム全員でより高い水準を目指そう」
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