途中出場・小林が2G1A! 終盤の猛攻で川崎Fが札幌を退け4試合ぶり白星【明治安田J1第17節】
2022.06.18 21:31 Sat
明治安田生命J1リーグ第17節、川崎フロンターレvs北海道コンサドーレ札幌が18日に等々力陸上競技場で行われ、5-2でホームの川崎Fが逆転勝ちを収めた。
リーグ戦は連敗中、3試合未勝利で3位へ後退した川崎Fと、黒星が続くうえに失点数もかさんでいる11位・札幌。互いに天皇杯では勝利を収めており、その勢いをつなげたい一戦となった。
川崎Fは左サイドバックに橘田を起用し、大島が開幕戦以来のスタメンに。札幌はガブリエル・シャビエルを出場停止で、U-21日本代表活動で中島を欠く中で興梠が10試合ぶりに先発へと戻ってきた。
チケットは完売。両チームのサポーターがペンライトをかざして選手を迎え入れたゲームは3分、川崎Fが右サイドの深い位置でFKを獲得すると、クロスと見せかけて脇坂が直接狙ったシュートがクロスバーを直撃する。
対する札幌も10分にクリアをカットし、クロスから興梠がフィニッシュを見せると、28分に試合を動かす。右の駒井から中央への横パスを大島がカットし切れず、ボールがゴール前にこぼれると、いち早く走り込んだ青木が蹴り込んでネットを揺らした。
同点で迎えた後半も札幌が先手を取った。66分、右からのCKを獲得すると、福森の完璧なキックに脇坂の背後を取った荒野がヘディング。今季初ゴールを記録し、再びリードを奪った。
だが、ここから前年王者が意地を見せ、フルスロットルで反撃開始。56分に左足を痛めた知念との交代で入った小林は圧巻のパフォーマンスを披露する。
まずは70分。川崎Fはビルドアップで相手を押し込み、中央から右に流れた家長がキープすると、中央へ送って脇坂からチャナティップへとつなげ、深井のクリアに遭うも、これが脇坂に当たってゴール前へ。ペナルティスポット付近で反応した11番は、ジャンピングボレーを左隅に沈め、すぐさま同点とした。
さらに86分、相手のビルドアップに対してFW陣が前線からプレッシャーを掛け、ボックス左でマルシーニョがパスカット。ダミアンへつなぎ、家長のシュートはブロックされるも、点取り屋の嗅覚を発揮した小林がセカンドボールへいち早く反応。豪快に蹴り込んで逆転ゴールを奪う。
興奮冷めやらぬ3分後には荒野のパスミスを見逃さず、ボックス手前右でボールを回収。右サイドの敵陣深い位置から折り返し、家長のゴールをお膳立てした。
追加タイム6分にはマルシーニョがカウンターから長い距離を持ち上がり、2人をかわしてボックス内から冷静な右足のフィニッシュを沈めて勝負あり。大量点を挙げ、リーグ戦4試合ぶりの白星を収めた。
一方の札幌は、先行しながらも逃げ切れず。直近3試合で15失点と、守備の構築に苦しんでいる。
川崎フロンターレ 5-2 北海道コンサドーレ札幌
【川崎F】
家長昭博(前42)
小林悠(後24)
小林悠(後41)
家長昭博(後44)
マルシーニョ(後51)
【札幌】
青木亮太(前28)
荒野拓馬(後21)
リーグ戦は連敗中、3試合未勝利で3位へ後退した川崎Fと、黒星が続くうえに失点数もかさんでいる11位・札幌。互いに天皇杯では勝利を収めており、その勢いをつなげたい一戦となった。
チケットは完売。両チームのサポーターがペンライトをかざして選手を迎え入れたゲームは3分、川崎Fが右サイドの深い位置でFKを獲得すると、クロスと見せかけて脇坂が直接狙ったシュートがクロスバーを直撃する。
対する札幌も10分にクリアをカットし、クロスから興梠がフィニッシュを見せると、28分に試合を動かす。右の駒井から中央への横パスを大島がカットし切れず、ボールがゴール前にこぼれると、いち早く走り込んだ青木が蹴り込んでネットを揺らした。
先制を許した川崎Fは42分、左サイドで作って中央へ送ると、大島の斜めのパスを受けた知念が相手を背負いながらターン。宮澤のクリアがゴール前へこぼれ、ボックスへ侵入した家長が右足でニアを射抜いて試合を振り出しに戻す。
同点で迎えた後半も札幌が先手を取った。66分、右からのCKを獲得すると、福森の完璧なキックに脇坂の背後を取った荒野がヘディング。今季初ゴールを記録し、再びリードを奪った。
だが、ここから前年王者が意地を見せ、フルスロットルで反撃開始。56分に左足を痛めた知念との交代で入った小林は圧巻のパフォーマンスを披露する。
まずは70分。川崎Fはビルドアップで相手を押し込み、中央から右に流れた家長がキープすると、中央へ送って脇坂からチャナティップへとつなげ、深井のクリアに遭うも、これが脇坂に当たってゴール前へ。ペナルティスポット付近で反応した11番は、ジャンピングボレーを左隅に沈め、すぐさま同点とした。
さらに86分、相手のビルドアップに対してFW陣が前線からプレッシャーを掛け、ボックス左でマルシーニョがパスカット。ダミアンへつなぎ、家長のシュートはブロックされるも、点取り屋の嗅覚を発揮した小林がセカンドボールへいち早く反応。豪快に蹴り込んで逆転ゴールを奪う。
興奮冷めやらぬ3分後には荒野のパスミスを見逃さず、ボックス手前右でボールを回収。右サイドの敵陣深い位置から折り返し、家長のゴールをお膳立てした。
追加タイム6分にはマルシーニョがカウンターから長い距離を持ち上がり、2人をかわしてボックス内から冷静な右足のフィニッシュを沈めて勝負あり。大量点を挙げ、リーグ戦4試合ぶりの白星を収めた。
一方の札幌は、先行しながらも逃げ切れず。直近3試合で15失点と、守備の構築に苦しんでいる。
川崎フロンターレ 5-2 北海道コンサドーレ札幌
【川崎F】
家長昭博(前42)
小林悠(後24)
小林悠(後41)
家長昭博(後44)
マルシーニョ(後51)
【札幌】
青木亮太(前28)
荒野拓馬(後21)
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