カイキのゴールを守り切った鹿島、京都を下して4試合ぶり白星【明治安田J1節17節】
2022.06.18 20:00 Sat
明治安田生命J1リーグ第17節、鹿島アントラーズvs京都サンガF.C.が18日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、1-0で鹿島が勝利した。
2週間ぶりの再開となるリーグ戦。中断前の両チームは不振に陥っており、鹿島は現在3試合未勝利。京都は中断直前の川崎フロンターレ戦での白星は7試合ぶりのものだった。
また、この2週間の間に行われたルヴァンカップでもプレーオフステージで敗退となった両チーム。互いに上昇気流を探す一戦となる中、鹿島は代表帰りの上田が和泉と2トップを組む布陣を用意。京都は前節から先発を大きく入れ替え、豊川、ウタカ、荒木を最前線に並べた。
キックオフした京都が開始30秒でシュートを放つ入りとなった一戦。鹿島も2分にカイキがミドルシュートを枠に飛ばすなど、互いにアグレッシブな立ち上がりを見せる。
4分には早くも京都が決定機を作る。右CKの場面でキッカーの扇原がグラウンダーのクロスをボックス中央に供給。ゴール前の密集地を避けたポイントに狙い通りの動きを見せたウタカが右足ダイレクトで合わせたが、GKクォン・スンテの好セーブに遭った。
35分には樋口が強烈なミドルシュートでGK上福元を強襲。39分には三竿から右サイドの高い位置をとった常本にロングボールが渡り、ボックス右から自らシュートへ。ここも惜しいシーンだったが、僅かに枠の左へ外れた。
続く43分には鹿島に絶好の先制機。敵陣左サイドでボールを奪い、右斜め前方へ素早くロングボールを送ると、相手DFがこれをクリアミス。その背後に走り込んでいた上田がフリーでチャンスを迎えるが、シュートをGK上福元の顔面に当ててしまい、ゴールとはならなかった。
攻勢の中で後半を迎えた鹿島はその立ち上がりの5分、立て続けに得たCKのチャンスで右から樋口がアウトスイングのクロスを入れると、ゴール前でフリーとなっていたカイキが頭で流し込んで先制に成功した。
ここからは余裕のできた鹿島がペースをつかんで試合を進める展開に。京都は65分までに脳震とうと判断された武田を含めた3つの交代枠を使ってテコ入れを図っていく。
そんな京都は65分にウタカがボックス左に侵入しシュートまで運ぶが、ゴールには至らず。以降は互いにゴールチャンスを迎えることなく、試合は終盤へ突入していく。
後半のアディショナルタイムは常本の治療でプレーが停止した分、7分と長く取られたなか、鹿島は同時に3選手を交代させ、逃げ切りの姿勢を強める。
そして、試合巧者の鹿島は上手く時間を使いながら試合をクローズ。カイキのゴールを守り切り、4試合ぶりの勝利を手にした。
鹿島アントラーズ 1-0 京都サンガF.C.
【鹿島】
アルトゥール・カイキ(後5)
2週間ぶりの再開となるリーグ戦。中断前の両チームは不振に陥っており、鹿島は現在3試合未勝利。京都は中断直前の川崎フロンターレ戦での白星は7試合ぶりのものだった。
キックオフした京都が開始30秒でシュートを放つ入りとなった一戦。鹿島も2分にカイキがミドルシュートを枠に飛ばすなど、互いにアグレッシブな立ち上がりを見せる。
4分には早くも京都が決定機を作る。右CKの場面でキッカーの扇原がグラウンダーのクロスをボックス中央に供給。ゴール前の密集地を避けたポイントに狙い通りの動きを見せたウタカが右足ダイレクトで合わせたが、GKクォン・スンテの好セーブに遭った。
見事なデザインプレーでチャンスを作った京都。その後は相手にポゼッション率を譲りながらも、ボール奪取から素早いカウンターを仕掛けていく。対する鹿島はロングボールを多用しチャンスを演出。28分にはピトゥカのロングフィードでカイキが抜け出し、ボックス中央からループシュートを狙うが、ここは距離を詰めたGK上福元が手に当てて凌いだ。
35分には樋口が強烈なミドルシュートでGK上福元を強襲。39分には三竿から右サイドの高い位置をとった常本にロングボールが渡り、ボックス右から自らシュートへ。ここも惜しいシーンだったが、僅かに枠の左へ外れた。
続く43分には鹿島に絶好の先制機。敵陣左サイドでボールを奪い、右斜め前方へ素早くロングボールを送ると、相手DFがこれをクリアミス。その背後に走り込んでいた上田がフリーでチャンスを迎えるが、シュートをGK上福元の顔面に当ててしまい、ゴールとはならなかった。
攻勢の中で後半を迎えた鹿島はその立ち上がりの5分、立て続けに得たCKのチャンスで右から樋口がアウトスイングのクロスを入れると、ゴール前でフリーとなっていたカイキが頭で流し込んで先制に成功した。
ここからは余裕のできた鹿島がペースをつかんで試合を進める展開に。京都は65分までに脳震とうと判断された武田を含めた3つの交代枠を使ってテコ入れを図っていく。
そんな京都は65分にウタカがボックス左に侵入しシュートまで運ぶが、ゴールには至らず。以降は互いにゴールチャンスを迎えることなく、試合は終盤へ突入していく。
後半のアディショナルタイムは常本の治療でプレーが停止した分、7分と長く取られたなか、鹿島は同時に3選手を交代させ、逃げ切りの姿勢を強める。
そして、試合巧者の鹿島は上手く時間を使いながら試合をクローズ。カイキのゴールを守り切り、4試合ぶりの勝利を手にした。
鹿島アントラーズ 1-0 京都サンガF.C.
【鹿島】
アルトゥール・カイキ(後5)
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