ラ・リーガ、FFP違反疑いでPSGとシティをUEFAに提訴
2022.06.16 06:30 Thu
ラ・リーガが、パリ・サンジェルマン(PSG)をファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の規則違反の疑いで、欧州サッカー連盟(UEFA)に提訴した。スペイン『ESPN』が報じている。
ラ・リーガのハビエル・テバス会長は、今回の声明でPSGとシティの両クラブがFFPを「継続的に違反」していると非難している。
「ラ・リーガは、これらの行為がフットボールの生態系と持続可能性を変え、すべてのヨーロッパのクラブとリーグに害を与え、フットボール自体で発生しない金で、人為的に市場を膨らませるのに役立つだけだと考えている」
シティは今月初め、6000万ユーロ(約83億8000万円)の契約解除条項を支払ってドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドを獲得。ハーランドの契約に関しては給与と代理人手数料を含め2億5000万ポンド(約405億円)を超える可能性があると伝えられている。
この法外な支払い、両クラブの資金調達に対して、テバス会長は規則違反を強く疑っている。
「ラ・リーガは、これらのクラブの資金調達が、直接の資金注入、または市場の状況に対応しない、または経済的に意味のないスポンサー契約やその他の契約によって、不規則に行われていることを理解している」
なお、ラ・リーガはUEFAだけでなく、フランス、スイス、欧州連合(EU)に対しても、PSGの違反行為を訴える意向だ。
PR
また、ラ・リーガは今年4月に同じ内容でマンチェスター・シティを提訴したことを報告している。「ラ・リーガは、これらの行為がフットボールの生態系と持続可能性を変え、すべてのヨーロッパのクラブとリーグに害を与え、フットボール自体で発生しない金で、人為的に市場を膨らませるのに役立つだけだと考えている」
シティは今月初め、6000万ユーロ(約83億8000万円)の契約解除条項を支払ってドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドを獲得。ハーランドの契約に関しては給与と代理人手数料を含め2億5000万ポンド(約405億円)を超える可能性があると伝えられている。
一方、PSGは5月にフランス代表FWキリアン・ムバッペの契約を更新。レアル・マドリーへの移籍を断ったムバッペにはパリ残留のため、1億5000万ユーロ(約209億円)のボーナスが与えられたとも報じられている。
この法外な支払い、両クラブの資金調達に対して、テバス会長は規則違反を強く疑っている。
「ラ・リーガは、これらのクラブの資金調達が、直接の資金注入、または市場の状況に対応しない、または経済的に意味のないスポンサー契約やその他の契約によって、不規則に行われていることを理解している」
なお、ラ・リーガはUEFAだけでなく、フランス、スイス、欧州連合(EU)に対しても、PSGの違反行為を訴える意向だ。
PR
|
関連ニュース