ラツィオ、シャフタールから21歳のブラジル人MF獲得へ

2022.06.08 20:59 Wed
Getty Images
ラツィオはシャフタール・ドネツクのブラジル人MFマルコス・アントニオ(20)を獲得するようだ。
PR
シモーネ・インザーギ監督がインテルへと去り、マウリツィオ・サッリ監督が就任した今季のラツィオ。“サッリボール“とも呼ばれるポゼッションスタイルが徐々に浸透し、最終的にはセリエA5位フィニッシュで、ヨーロッパリーグ(EL)の出場権を手にした。
しかし、今夏にはイタリア代表DFルイス・フェリペ(25)、DFフランチェスコ・アチェルビ(33)、元ブラジル代表MFルーカス・レイバ(35)といった主力メンバーの放出が有力視されており、移籍市場において即戦力となる選手の獲得が急務となっている。

そうした中で、イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』は、ラツィオがシャフタールに所属するマルコス・アントニオを獲得することが決定的になったと報道。数日以内にローマへ到着し、メディカルチェックを行った後に、正式契約を結ぶと伝えた。

母国のアトレチコ・パラナエンセのアカデミー出身であるマルコス・アントニオは、166cmと小柄ながらも、広い視野と精密なパスを武器に、ブラジルの各年代別代表にも選ばれていた実力者。ポルトガルのエストリル・プライアで2018年にプロデビューを果たすと、2019年2月にはウクライナのシャフタールへと移籍した。
シャフタールでも主力として活躍を続け、今季も公式戦28試合に出場して3ゴール1アシストという成績を残していたが、今年2月にロシアによるウクライナ侵攻が開始。国内リーグは中断され、自身の安全のために母国へ帰国しなければならなかった。

『コリエレ・デッロ・スポルト』によれば、ラツィオはそんなマルコス・アントニオを約900万ユーロ(約13億円)の移籍金で獲得する見込み。同郷のベテランMFであるルーカス・レイバの後継者としてクラブに迎え入れるつもりのようだ。

PR
関連ニュース

ザッカーニがラツィオと2029年まで契約延長!「信じてくれる人々の誇りを胸に」

ラツィオは18日、イタリア代表FWマッティア・ザッカーニ(28)との契約延長を発表した。新たな契約期間は2029年6月30日までとなる。 新契約にサインしたザッカーニは、自身のインスタグラムで以下のようにコメントしている。 「2021年8月31日からこのジャージを着ているし、これからもずっとそうしていくつもりだ。鷲をシンボルとして持つ者として、より高く、より高みに飛んでいけると信じてくれる人々の誇りを胸に。これからも共に」 2021年夏にヴェローナから買い取りオプション付きのレンタル移籍で加入したザッカーニ。すぐに主軸の座を掴み翌シーズンから完全移籍に移行すると、これまで公式戦112試合に出場し20ゴール18アシストをマーク。今シーズンもいくつかの負傷がありながら公式戦31試合で5ゴール1アシストの成績を残している。 現行の契約が2025年までの同選手に対してはユベントスやフィオレンティーナが関心を示しており、去就が不透明になっていたが、ラツィオとの長期契約を決断した。 2024.04.19 00:00 Fri

去就注目の鎌田大地、1万6000円払えばラツィオと2027年6月まで契約延長か

今夏の去就が注目を集めているラツィオの日本代表MF鎌田大地(27)だが、今後数週間がポイントになるようだ。 フランクフルトを退団し今シーズンからラツィオに加入した鎌田。セリエA初挑戦となった今シーズンは、開幕からスタメン起用され、第3節で初ゴールを記録するなど、順調なスタートを切ったかに思われた。 しかし、徐々に出番が減り、ベンチスタートが増えた中、マウリツィオ・サッリ監督の下ではチャンスに恵まれない状況に。1月には移籍の話もあったが残留するなどした中、そのサッリ監督が成績不振でチームを離れ、イゴール・トゥドール監督が就任した。 すると、トゥドール監督は鎌田を評価。リーグ戦では3試合連続で先発起用され、80分、90分、90分と多くの時間を与えられている。 退団するという話も浮上している中で、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が鎌田の状況をレポート。クラブとの契約について伝えた。 鎌田は1年契約を結び、2年間の延長オプションがついているとされていたが、どうやらその契約延長の条項発動には期限があるという。 ロマーノ氏によれば、5月末までがオプション行使の期限とのこと。その金額は100ユーロ(約1万6000円)とのことで、鎌田がクラブに支払うことで、契約が2027年6月まで延長することになるという。 その金額を支払わなければ、鎌田はフリーとなり、他クラブへの移籍が可能となるという。 ポジションを掴み始め、監督からの信頼も得ている鎌田。1年で新天地に行くのかどうか、注目を集めることになる。 2024.04.18 14:35 Thu

フェリペ・アンデルソンは退団決定も…ラツィオとザッカーニが契約延長で基本合意か

ラツィオはイタリア代表FWマッティア・ザッカーニ(28)との契約延長を急いでいるようだ。 ザッカーニは2021年夏に、ヴェローナから買い取りオプション付きのレンタル移籍で加入。主軸の座を掴み翌シーズンから完全移籍に移行すると、今シーズンもいくつかの負傷がありながら公式戦31試合5ゴール1アシストの成績を残している。 そんなザッカーニとラツィオの契約は2025年夏まで。今夏に契約が残り1年となる同選手に対してはユベントスやフィオレンティーナが関心を示しており、去就が不透明になっていた。 しかし、イタリア『トゥットメルカート』によるとラツィオは元ブラジル代表FWフェリペ・アンデルソン(31)の今シーズン限りでの退団が決定したことを受け、ザッカーニとの交渉に注力。2029年夏までの契約延長で基本合意に達したとのことだ。 ラツィオはこれによってフェリペ・アンデルソン退団のダメージを和らげたい思惑を持っており、近いうちに正式発表まで至ることを期待している。 2024.04.17 12:40 Wed

今夏フリーのフェリペ・アンデルソンがブラジルに電撃復帰! 家族事情でユーベ蹴る

元ブラジル代表FWフェリペ・アンデルソン(31)の母国復帰が電撃的に決まった。 一度はウェストハムとポルトでのプレーでラツィオを離れたが、2021年夏に舞い戻ったF・アンデルソン。ラツィオでは通算319試合の出場数(58得点63アシスト)を誇り、今季の攻撃陣でも中心を担う。 だが、ラツィオとは今季が契約最終年。つい先日までは合意報道のユベントス行きが濃厚視されたが、パウメイラスが15日に今夏加入決定を発表。契約は7月1日からで、2027年12月31日までとなる。 欧州の移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、先週の段階でユベントスから3年契約のオファーがあったが、家族事情を考慮し、母国復帰を決意したという。 渦中のF・アンデルソンはインスタグラムのストーリーで「ラツィオ、そしてずっとサポートしてくれている人々に敬意を表し、契約更新の合意に至らなかった旨をお知らせする」とし、最後まで全力を誓った。 31歳の誕生日となる15日に今夏のパウメイラス行きで将来が決着したF・アンデルソン。ユベントス行きが有力視されるなかの母国復帰となった。 2024.04.16 10:55 Tue

鎌田大地はやはり退団の意志が固い? 3試合連続先発で序列に変化も延長OPは行使せずか…新天地にはドイツ2クラブも浮上

クラブ内での序列に変化が出始めている日本代表MF鎌田大地(27)だが、やはり今シーズン限りでラツィオを退団する見込みだという。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。 フランクフルトを退団し今シーズンからラツィオに加入した鎌田。セリエA初挑戦となった今シーズンは、開幕からスタメン起用され、第3節で初ゴールを記録するなど、順調なスタートを切ったかに思われた。 しかし、徐々に出番が減り、ベンチスタートが増えた中、マウリツィオ・サッリ監督の下ではチャンスに恵まれない状況に。1月には移籍の話もあったが残留するなどした中、そのサッリ監督が成績不振でチームを離れ、イゴール・トゥドール監督が就任した。 すると、トゥドール監督は鎌田を評価。リーグ戦では3試合連続で先発起用され、80分、90分、90分と多くの時間を与えられている。 加えて、10番を背負うMFルイス・アルベルトが退団の意志を示し、ライバルが1人減る展開に。それでも、鎌田は1年契約を全うしてラツィオを離れると見られている。 鎌田とラツィオの契約は1年だが、延長オプションも付帯しているとのこと。ただ、このオプションを発動する権利はクラブ側ではなく、鎌田側が持っているとのことで、現時点で行使する意思がないようだ。 なお、鎌田の新天地にはドイツの2クラブが浮上。昨シーズンまでプレーしたフランクフルト、そして予てから獲得に関心を持っており、日本代表DF板倉滉、U-23日本代表FW福田師王が所属するボルシアMGの名前が挙がっている。 2024.04.15 12:45 Mon
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly