「ようやく」インサイドで起用され結果を残した原口元気、カタールW杯で歴史を作る「その役割を果たしていきたい」

2022.06.04 14:15 Sat
©超ワールドサッカー
日本代表のMF原口元気(ウニオン・ベルリン)が、カタール・ワールドカップ(W杯)への意気込みを語った。

日本は2日、キリンチャレンジカップ2022のパラグアイ代表戦を行い、4-1で快勝を収めた。
カタールW杯に向けた第一歩となった試合。多くのことをトライした中での快勝は、1つ手応えがあったはず。原口もインサイドハーフとして先発すると、後半途中までのプレーで2アシストを記録するなど結果を残した。

改めてパラグアイ戦を振り返った原口は「良い試合ができたなと思いますし、ようやくという表現がピッタリ。色々な面の環境が整って、パフォーマンスを出すだけでした」とコメント。「コンディションや周りの選手の状況が整って、今日は良いプレーができるなと感じて、ウニオンでやっているパフォーマンスが出たと思います」と、良い状態で試合に臨み、しっかりと結果を残せたと振り返った。

同じインサイドハーフではここまでプレーしなかったMF鎌田大地(フランクフルト)が起用され、鎌田も1ゴール1アシストを記録した。
攻撃面で違いの出せる2人がゴールに絡むプレーを見せたが「彼(鎌田)もコメントで言っていましたが、ボランチの選手ではないので、攻撃で違いを作れることにフォーカスしていましたし、それがパラグアイ戦でも結果に出て、大地は点をとって、僕はアシストという結果が出ました」とコメント。「良さが、特徴が出たなと。どっちが良いというのではなく、ビルドアップの部分に関してはミスが多かったですが、僕たちはアタッキングサードでの経験値が高い分そこに特化していますし、守田(英正)や(田中)碧はボランチの選手なので、ビルドアップが得意というのもあるので、どのポジションでも慣れていることもあると思います」とコメント。最終予選でレギュラーとしてプレーし、ボランチで通常はプレーする守田英正(サンタ・クララ)、田中碧(デュッセルドルフ)との違いを見せることができたと語った。

その日本は、6日にブラジル代表と対戦。そのブラジルは2日に韓国代表を5-1で下して来日している。

ブラジル戦に向けて原口は「まずは失点しないこと。早めに失点すると、相手は世界一うまいので、簡単に剥がされて難しくなります」と語り、「なるべく耐えて、ボールを持った時に僕たちの時間を作れるかが大事になると思う」と、戦い方として目指したいものを語った。

また「格上だとは思っていますが、勝てないと思ってないです」と、リスペクトをしながらも勝つチャンスもあるとし、「彼らを倒さないと目標は達成できないです」と、W杯でベスト8に進むためには倒さなければいけないレベルの相手だとした。

さらに、「シンプルに勝ちたいです。勝っている日本代表を見せたいです」と、新たな国立競技場での初試合でブラジル相手の勝利を意気込み、「世界で一番と言っても良いチームなので、その相手に対して受け身になって、2点、3点失点して負ける姿は見せたくないです」と、不甲斐ない戦いは避けたいとコメント。「色々と注目される中で、W杯に期待される試合を見せたいです」と、期待してもらえる試合を見せたいと意気込んだ。

前回のロシア大会でもゴールを決め、今のチームでは経験も豊富な原口。まとめ役という見方もされることがあるが、あくまでもピッチでプレーにフォーカスしたいという。

「自分自身あまり変わっているとは思っていなくて、ピッチでの自分のプレーで勝利を取れるようにしたいと考えています」

「チームを引っ張る、まとめるということはあまり考えていないです。自分のピッチでのパフォーマンスにフォーカスしていて、4年前と変わらないです」

「僕はそんなことは嫌で、ピッチでのプレーであったり、パフォーマンスが一番の価値だと感じています」

「それを奪い取るために残りのチャンスで、最低でもパラグアイ戦ぐらいのパフォーマンスを続けていくことが大事です」

「次はさらに強い相手なので、チャンスがあれば良いものを見せたいですし、チャンスかなと思います」

チームをまとめ、支える役割になるのではなく、ピッチ上でパフォーマンスで牽引したいと意気込む原口。自身のキャリアでも、何かを残したいという思いは4年前から強くなったという。

「前回大会負けた時に、この4年後は考えていましたし、あそこで勝ち切れなかったということに対して、4年後にどう埋められるかはポイントでした」

「2部で2年間プレーしたり遠回りで思い通りではなかったですが、遠回りではありましたけど、リベンジというか手応えを掴んできました」

「もっと確固たるものになるように、ポジション争いを含めてやっていきたいです」

また「結局インパクトがあるのはW杯ですし、グループリーグの難易度も含めて大きなチャンスだと捉えています」と語り、「チームとして日本の歴史を塗り替えられるチャンスで、そこで役割を果たしていきたいと考えています」と、ロシアに忘れたものを取り戻したいと意気込んだ。
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ジュビロ磐田の元日本代表GK川島永嗣が、長年共に戦ったフランクフルトの元日本代表MF長谷部誠の引退にメッセージを送った。 川島は大宮アルディージャや名古屋グランパス、川崎フロンターレでプレーしたのちヨーロッパへと渡り、ベルギー、スコットランド、フランスでプレー。今シーズンからJリーグに復帰し、磐田の守護神としてプレーしている。 その川島は2008年から日本代表としてプレー。2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)を機に正守護神となり、2018年のロシア W杯まで正守護神を務めたが、2022年のカタールW杯はメンバー入りも出場機会はなく、その後代表キャリアを終えた。 今シーズン限りで引退する長谷部は、学年は1つ下であり、同じく南アフリカW杯に出場し、キャプテンを務め、ロシア大会まで日本代表を支えたチームメイト。ヨーロッパでも互いに長らくプレーし、プライベートでも親交があった中、同世代の戦友の引退に自身のインスタグラムでコメントした。 ーーーーー 親愛なる友よ。 思い返すともう20年以上もの付き合いか。 この日が来るのを心のどこかで避けてたけど。 共に日の丸を背負って戦った日々。 チームメイトとして、時に対戦相手として。 そして、友人として。 長谷部誠という人間を通して、 かけがえのないものを見せ続けさせてもらい、 年齢に関わらず、多くのものを学ばせてもらった。 そしてここ数年の活躍は、 長谷部誠という選手にしかできない、 ヨーロッパ最高峰でのプレーの数々を、 一人のサッカーファンとして最高に楽しませてもらった。 フランクフルトと自分がプレーしたストラスブールとが近かったのも、何かの縁だったかな。 残りのシーズン、思い切り楽しんで! まこととフランクフルトの目標が達成されますように。 また無垢に語ろう ーーーーー 川島は代表チームの移動中の2ショットや、ストラスブールとフランクフルトの2ショット、そしてクリスマスにサンタ帽を被った2ショットなどを一緒に投稿。これにはファンも大きく反応し「大好きなツーショット」、「特別な想いがひしひしと伝わります」、「いい関係ですね」、「素敵なメッセージ」、「これは泣ける」、「最高の心友」とコメントが集まっている。 <span class="paragraph-title">【写真】熱いメッセージに添えられた日本代表を支えた2人のレアな2ショット!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C557R7Wx7xR/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C557R7Wx7xR/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">川島永嗣 Eiji Kawashima(@eijikawashima01)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.04.19 12:50 Fri

「完璧なキャプテン」ザッケローニ元日本代表監督が引退発表の長谷部誠を労う「羽田空港に見送りに来てくれたことを忘れたことはない」

元日本代表監督であるアルベルト・ザッケローニ氏が、17日に現役引退を発表したフランクフルトの元日本代表MF長谷部誠を労った。 17日、長谷部は記者会見を開き、今シーズン限りで22年間の現役生活に幕を下ろすことを発表。引退後は、フランクフルトで指導者としての道を歩むこととなる。 その長谷部は、日本代表として2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)から2018年のロシアW杯まで3大会に出場し、その間キャプテンを務めるなど活躍。114試合に出場していた。 ザッケローニ監督が率いた、2010年から2014年はまさにキャプテンとして活躍し、2011年にはアジアカップを制覇。ブラジルW杯では悔しい結果に終わったが、ザッケローニ監督の日本代表キャリアでは常に長谷部と共にあった。 ザッケローニ氏は日本サッカー協会(JFA)を通じてコメントを寄せ、選手として、キャプテンとしての長谷部を称えた。 「長谷部は私にとって“完璧なキャプテン”です」 「彼の豊かな人間性、優雅な立ち居振る舞い、常に正しい判断力は、まさにリーダーたるもので、30年間にわたる私の監督のキャリアの中でも比類なきものでした」 「彼と一緒に仕事をすれば、私のメッセージは正確に適切な形で選手たちに伝えられ、チーム内でのコミュニケーションが建設的なものになりました」 「SAMURAI BLLUE(日本代表)の挑戦は彼がいなければ達成できなかったと断言することができます。誠、あなたの献身的な仕事、そして、私やサッカーに対して与えてくれた全てのことに感謝します」 「日本での素晴らしい日々が終わる日、内田篤人と共に羽田空港に見送りに来てくれたことを忘れたことはありません。誠、あなたは私の息子のようでもありました。イタリアの我が家はいつでもあなたを歓迎します。近いうちにお会いしましょう。セカンドキャリアでの成功も祈っています」 2024.04.18 22:25 Thu
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