トライしながらパラグアイに4発快勝の日本代表、森保一監督は「W杯に向けて成長しようという姿勢を見せてくれた」と選手たちを評価

2022.06.02 22:31 Thu
©超ワールドサッカー
日本代表の森保一監督が、キリンチャレンジカップ2022のパラグアイ代表戦を振り返った。

2日、日本は札幌ドームでパラグアイと対戦。カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選を戦った主軸の大半を起用せず、控え組を多く起用した。
[4-3-3]のシステムは変えず、GKにシュミット・ダニエルを起用した他、左サイドバックに初招集のDF伊藤洋輝を起用。また、アンカーにはMF遠藤航を起用したものの、インサイドハーフにはMF原口元気とMF鎌田大地という組み合わせ。3トップも右からMF堂安律、FW浅野拓磨、MF三笘薫を起用した。

試合は立ち上がりから日本がペースを握ると、ボールを保持しながら裏を狙うう戦いに。何度となくゴールに迫るが、ネットを揺らせない。

それでも36分に浅野が先制ゴールを奪うと、42分には鎌田がゴールを奪い前半で2-0とリードする。後半はミスから1点を奪われるが、60分に三笘、85分には途中出場の田中碧がミドルシュートを決めて4-1で勝利を収めた。
試合後の記者会見に臨んだ森保監督は試合を振り返り、「パラグアイは強豪で、選手たちは抜かりなく、試合の中でワールドカップで結果を残すべくここで結果を出す、個のアピールとチームとして戦う姿勢をしっかりとみせ、ワールドカップに向けて成長しようという姿勢を見せてくれました」と、選手たちのパフォーマンスを評価した。

この試合は前半の組み合わせの他、後半には吉田麻也、遠藤航、浅野を下げて、伊藤をCBに配置し、中山雄太を左サイドバック、アンカーに板倉滉、1トップに前田大然を起用。その他にも、交代カードを切って色々な組み合わせを試した。

森保監督は様々なトライについては「選手たちには誰が出ても勝つということ、誰と組んでもチーム力を落とさずにというところを今日の試合で見せてほしいと昨日の練習やミーティングで話をしました」とトライしていくことを選手には伝えていたとし、「W杯に向けては選手個々の実力を出すアピールの場だと思いますが、個々の特徴を出しながら、チームとして誰と組んでも機能する、勝負を戦い抜くという姿勢を見せてくれたことは、個々のチャレンジ、チームとしてチャレンジしながら結果に結びつけられたと思います」とし、チャレンジと結果の両面で満足いく結果になったと語った。

1トップに起用し、プレスをかけながら、先制ゴールを決めた浅野については「まずはFWとして得点を決め、チームの勝利に貢献してくれるという彼の特徴を発揮してくれたことは評価したいと思います」と、数字を残したことを評価。「得点を挙げるだけでなく、最初に体を張ったところから起点となって、もう一回動き出すという、シンプルに背後を狙うということに加えて、彼が起点となること。前線からの守備はワールドカップに向けて不可欠なことだと思うので、攻守に絡んでくれたと思っています」とし、ただ裏を狙うだけでなく、しっかりとハードワークをし、違う形を見せてのゴールを評価した。

4-1と結果も残した中での課題を問われると、「シュートを20本以上打っていて、チャンスを作る、得点という部分は選手の頑張りを評価しなければいけませんが、まだまだクオリティ高くしなければいけないです」と、さらに高いレベルを要求したいと語った。

その中で、「守備で奪ったボールを攻撃に結びつけるという部分では、まだまだ合わないところがあった」と、失点シーンのようにミスもあったとコメント。まだまだ精度を上げる必要はあると感じているようだ。

また、この試合でインサイドハーフとしてフル出場し、ヘディングでゴールも決めた鎌田については「今日の試合のテンポの中で、課題を見るのは難しいと思いますが、彼はドイツで厳しい戦いの中でシーズンを通して戦って、普段通りであれば日本代表として良いプレーができると思います」とパフォーマンスを評価。「ヨーロッパリーグでも優勝していて、普段やっていることに自信を持って、今日の戦いでも自然体で攻撃を牽引してくれたと思います」と、攻撃の軸としての働きを評価した。

さらに「ハードワーク等々、チームでも献身的な守備を表現したり、切り替えの部分も意識して、チームのためにまずは攻撃で自分の良さを出す。チームで戦う中で切り替え、守備の部分で貢献するという、彼ができることをしっかりとプレーで表せてくれたと思います」と、攻撃で良さを出しつつ、ハードワークもしっかりとしてくれたと高く評価した。

メンタリティにも触れ「高く志を持って示してくれたと思います。今日より激しく厳しい中でスペースもなくてプレーすることになるので、彼の力を出してもらえればと思います」と、今日のパフォーマンスを見て、レベルの高い相手でも十分に戦える力があると感じたようだ。

さらに、この試合でA代表デビューを果たし、サイドバック、センターバックとフル出場を果たした伊藤については「A代表初招集で、今日の舞台に立ってという部分。彼の中で期する部分や緊張する部分はあると思いましたが、ポテンシャルを示してくれました」と、パフォーマンスを評価した。

また「高さも含めて、彼の身体的な能力を示してくれたと思いますし、攻撃でも起点となる、味方を助けてくれるフリーランニング等々を見せてくれました」とコメント。後半はミスも見られたが「失点の部分、守備から攻撃に繋ぐという点でミスがあったりはしましたが、トライした上でのミスであったと思うので、そこはここからミスを恐れず、チャレンジ精神を持ってやってもらえればと思います」とコメント。持ち味を失わないように、しっかりとこの先もチャレンジして欲しいと語った。
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