日本代表FW浅野拓磨が語るドイツサッカーとの違いとは「ブンデスでは特にそう」
2022.05.30 13:59 Mon
日本代表に選出されたボーフムのFW浅野拓磨が、ワールドカップ(W杯)への思いを語った。
6月のインターナショナルブレイクでキリンカップをはじめ、ブラジル代表やパラグアイ代表との親善試合が予定されている日本代表。12月にカタールW杯の開催が控える中で、選手たちにとっては大きなアピールの場となる。
今の日本代表では常連の一人に数えられる浅野だが、前回のロシア大会では本メンバー入りできず悔しい思いを味わった。以降の4年間では、ハノーファーやセルビアのパルチザン、そして現在のボーフムなど、様々なクラブに活躍の場を移してきた中で、2020-21シーズンのパルチザンではリーグ戦で18ゴールを挙げるパフォーマンスを見せた。
そんな4年間を経て自身の成長を実感したと浅野。前回大会で予備登録となった悔しさはあったものの、それをバネにして今の自分があると力強く語った。
「誰でも悔しさを忘れることできないんじゃないかなと僕は思ってますけど、その悔しさがマイナスに働くことは全くなくて、その悔しさがあるからこそ、その瞬間に次に切り替えることができました。全ては繋がっていると思うので、W杯に行けなかった時点で次のW杯に向けて切り替えて準備をしようと思いましたし、それが今のところできているかなと思います」
カタールW杯のグループステージでは、強豪国のドイツやスペインと同居した日本代表。浅野は長年ブンデスリーガでプレーしてきた立場から、ドイツサッカーと日本サッカーの違いについて自論を述べた。
「(抽選結果について)僕たち持ってるなと思いました。僕自身は対戦相手を見て何かを感じるというよりも、次のW杯に行くことだけしか考えていなくて、その先で試合に向けての準備が始まっていくものだと思ってます」
「ただ、やっぱりドイツでプレーしている分、ドイツやヨーロッパの選手の特徴は肌で感じていて、日本とのサッカーとはスポーツが違うんじゃないかってぐらい全く変わっています。もしかしたら代表として戦ったときに戸惑いがあるかもわからないですけど、それは相手も一緒だと思います」
「ブンデスは攻守の切り替えがすごく早いですけど、日本はチーム全体で一体感を持ってプレーし、一人一人の特性を存分に出すことができたら、間違いなく奪った瞬間のスペースを僕たちは生かせると思ってます。僕も普段から意識してやっていることなので、そこがうまく出せれば、日本代表には前線は速い選手が多いし、中盤も守備も良いボールが出せる選手がいるので、よく戦えるんじゃないかなと思います」
ただ、ドイツ代表はチームはもちろん、個々の選手に対する見方についても改める必要があると浅野は言う。とりわけボールに対する強度が日本とは異なっているようだ。
「海外に来て感じたことは、最後の詰めのところがヨーロッパ、ブンデスは特にレベルが高いなと感じてます。僕自身、スピードではブンデスでもあまり負けることはないですが、スピードで勝った後にシュートまでいけるか、最後にパスが出せるか、(相手が)最後の最後まで諦めないっていうのが肌で感じたところで。裏に抜けたところでゴールに結びつけるプレーが難しいなと感じています。スピードがスピードだけでは生きないと感じました。でもそれは当たり前ですし、そこを破っていかないと上にはいけないので、そこを知った上でいい準備をしていけたらないいのかなと思います」
浅野は最後に森保一監督についても言及。プロ入りの頃からお世話になった人物であると尊敬の思いを口にし、監督のためになるようなプレーを心がけたいと意気込みを語った。
「プロサッカーの舞台に立った時から一緒にやらしてもらってる監督で、それが日本代表の舞台でも一緒に戦えることはすごく光栄なことだと思ってます。だからこそではないですが、僕自身、監督のために全力でプレーしたくて、それがチームや自分の成長に繋がっていくとも感じています。それがまた監督のためになればいいなと思ってますけど、まずは自分や応援してくれる人のためになると思っています」
6月のインターナショナルブレイクでキリンカップをはじめ、ブラジル代表やパラグアイ代表との親善試合が予定されている日本代表。12月にカタールW杯の開催が控える中で、選手たちにとっては大きなアピールの場となる。
そんな4年間を経て自身の成長を実感したと浅野。前回大会で予備登録となった悔しさはあったものの、それをバネにして今の自分があると力強く語った。
「誰でも悔しさを忘れることできないんじゃないかなと僕は思ってますけど、その悔しさがマイナスに働くことは全くなくて、その悔しさがあるからこそ、その瞬間に次に切り替えることができました。全ては繋がっていると思うので、W杯に行けなかった時点で次のW杯に向けて切り替えて準備をしようと思いましたし、それが今のところできているかなと思います」
「(この4年で)結果が出せたかと言えばそうではないですけど、一人の選手として色々な経験をしてきて、ピッチでプレーするためのメンタリティなどのコンディションのところで、試合に対する準備の仕方だったり、W杯への準備の仕方だったりは、前回よりも大きく違うかなと、自分で成長できてるかなと感じます。(W杯まで)残り半年もないですけど、良い方向に向かっていけるように、これまで得てきたものを生かして準備をしていきたいなと思います」
カタールW杯のグループステージでは、強豪国のドイツやスペインと同居した日本代表。浅野は長年ブンデスリーガでプレーしてきた立場から、ドイツサッカーと日本サッカーの違いについて自論を述べた。
「(抽選結果について)僕たち持ってるなと思いました。僕自身は対戦相手を見て何かを感じるというよりも、次のW杯に行くことだけしか考えていなくて、その先で試合に向けての準備が始まっていくものだと思ってます」
「ただ、やっぱりドイツでプレーしている分、ドイツやヨーロッパの選手の特徴は肌で感じていて、日本とのサッカーとはスポーツが違うんじゃないかってぐらい全く変わっています。もしかしたら代表として戦ったときに戸惑いがあるかもわからないですけど、それは相手も一緒だと思います」
「ブンデスは攻守の切り替えがすごく早いですけど、日本はチーム全体で一体感を持ってプレーし、一人一人の特性を存分に出すことができたら、間違いなく奪った瞬間のスペースを僕たちは生かせると思ってます。僕も普段から意識してやっていることなので、そこがうまく出せれば、日本代表には前線は速い選手が多いし、中盤も守備も良いボールが出せる選手がいるので、よく戦えるんじゃないかなと思います」
ただ、ドイツ代表はチームはもちろん、個々の選手に対する見方についても改める必要があると浅野は言う。とりわけボールに対する強度が日本とは異なっているようだ。
「海外に来て感じたことは、最後の詰めのところがヨーロッパ、ブンデスは特にレベルが高いなと感じてます。僕自身、スピードではブンデスでもあまり負けることはないですが、スピードで勝った後にシュートまでいけるか、最後にパスが出せるか、(相手が)最後の最後まで諦めないっていうのが肌で感じたところで。裏に抜けたところでゴールに結びつけるプレーが難しいなと感じています。スピードがスピードだけでは生きないと感じました。でもそれは当たり前ですし、そこを破っていかないと上にはいけないので、そこを知った上でいい準備をしていけたらないいのかなと思います」
浅野は最後に森保一監督についても言及。プロ入りの頃からお世話になった人物であると尊敬の思いを口にし、監督のためになるようなプレーを心がけたいと意気込みを語った。
「プロサッカーの舞台に立った時から一緒にやらしてもらってる監督で、それが日本代表の舞台でも一緒に戦えることはすごく光栄なことだと思ってます。だからこそではないですが、僕自身、監督のために全力でプレーしたくて、それがチームや自分の成長に繋がっていくとも感じています。それがまた監督のためになればいいなと思ってますけど、まずは自分や応援してくれる人のためになると思っています」
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