10分間で3得点!! 神戸が札幌に4発大勝で今季2勝目【明治安田J1第16節】
2022.05.29 15:43 Sun
明治安田生命J1リーグ第16節のヴィッセル神戸vs北海道コンサドーレ札幌が29日にノエビアスタジアム神戸で行われ、ホームの神戸が4-1で勝利した。
神戸は前節Jリーグ通算100試合を達成した主将のイニエスタが今節も先発出場。一方の札幌は、前節退場処分を受けた福森と西に代わって、岡村と深井が起用された。
試合の序盤に得点の匂いを感じさせたのはアウェイの札幌。両WBの菅、ルーカス・フェルナンデスが機を見た前線へのスプリントで深い位置まで押し上がり神戸守備陣を脅かす。
前節6失点の大敗を喫しているアウェイチームに攻め込まれる展開の神戸だったが、セットプレーから待望の先制点を挙げる。17分に右CKを獲得すると、イニエスタが供給したクロスをボックス内で札幌の選手がクリアするも中途半端な形に。ボックス外にこぼれたルーズボールを、後方から走り込んできた右サイドバックの山川がダイレクトでシュート。右足で放たれたボールは地を這うようにしてネット左下隅に突き刺さった。山川の加入3年目にして嬉しいJ1初ゴールとなった。
先手をとった神戸だったが、その後も札幌に押し込まれる展開が続く。だが、ピッチを広く使って揺さぶりをかけてくる札幌に対し、神戸はここ数試合継続してボランチで起用されている187cmの大崎を中心とした、[4-4-1-1]のコンパクトな陣形で対応。ボックス内への侵入も、最終ラインの選手らが身を挺してブロックすることで危機を回避。大きな綻びを見せることなく前半を1点のリードで折り返した。
そんな中、59分に札幌が同点とする。左ウィングバックの菅が高い位置で右サイドからサイドチェンジを受けると、素早く内側へカットイン。利き足とは反対の右足でアーリークロスをボックス内へ供給すると、GK前川がファンブルしたところを途中出場のドウグラスが拾ってゴールへ流し込んだ。
同点とされた神戸はすかさずイニエスタを下げ大迫を投入。すると、直後に勝ち越しに成功する。64分に右サイドのペナルティエリア脇でFKを獲得すると、汰木が右足で挙げたボールに武藤が頭で合わせてネットを揺らした。
さらにその5分後、またしても汰木の右足からゴールが生まれる。汰木の右CKに頭で合わせた菊池のシュートは一旦はGKにセーブされたものの、混戦から再び菊池が右足でプッシュ。同点とされてからわずか10分で、リードを2点に広げることに成功した。
2点のビハインドを背負うことになった札幌。ペトロビッチ監督は、反撃の切り札としてガブリエル・シャビエルをピッチに送り出す。だが、その直後にまたしても、神戸にネットを揺らされる結果に。
神戸は74分、左サイドのハーフウェイライン付近でボールを拾った汰木が、タッチライン沿いを持ち前のスピードを活かして力強いドリブル突破。深い位置まで持ち込んでラストパスを供給すると、ゴール前へ走り込んだ大迫と競り合った札幌の深井の足に当たってネットに吸い込まれた。
わずか10分間で3得点を挙げ、一気に試合を決定づけた神戸。なんとか1点を返したい札幌だったが、4失点目を喫した直後のキックオフで、投入されて間もないガブリエル・シャビエルがボールロスト。それを拾ってGKと1対1となった大迫を後ろから倒してしまい一発レッドカードとなった。
こうなると札幌に反撃の力は残されておらず、神戸が4-1で快勝。第13節サガン鳥栖戦以来となる今季2勝目を挙げた。
ヴィッセル神戸 4-1 北海道コンサドーレ札幌
【神戸】
山川哲史(前17)
武藤嘉紀(後19)
菊池流帆(後24)
オウンゴール(後27)
【札幌】
ドウグラス・オリヴェイラ(後半14)
神戸は前節Jリーグ通算100試合を達成した主将のイニエスタが今節も先発出場。一方の札幌は、前節退場処分を受けた福森と西に代わって、岡村と深井が起用された。
前節6失点の大敗を喫しているアウェイチームに攻め込まれる展開の神戸だったが、セットプレーから待望の先制点を挙げる。17分に右CKを獲得すると、イニエスタが供給したクロスをボックス内で札幌の選手がクリアするも中途半端な形に。ボックス外にこぼれたルーズボールを、後方から走り込んできた右サイドバックの山川がダイレクトでシュート。右足で放たれたボールは地を這うようにしてネット左下隅に突き刺さった。山川の加入3年目にして嬉しいJ1初ゴールとなった。
先手をとった神戸だったが、その後も札幌に押し込まれる展開が続く。だが、ピッチを広く使って揺さぶりをかけてくる札幌に対し、神戸はここ数試合継続してボランチで起用されている187cmの大崎を中心とした、[4-4-1-1]のコンパクトな陣形で対応。ボックス内への侵入も、最終ラインの選手らが身を挺してブロックすることで危機を回避。大きな綻びを見せることなく前半を1点のリードで折り返した。
神戸は、後半は立ち上がりから鋭いプレッシングで札幌のビルドアップを遮断。ワントップの武藤のみならず後方の選手らが連動を見せ始め、前半よりも高い位置でボール奪取ができるように。一方の札幌も、GK中野がハーフウェイライン付近まで上がってビルドアップに参加するなど、両チームとも得点を狙う姿勢を見せる。
そんな中、59分に札幌が同点とする。左ウィングバックの菅が高い位置で右サイドからサイドチェンジを受けると、素早く内側へカットイン。利き足とは反対の右足でアーリークロスをボックス内へ供給すると、GK前川がファンブルしたところを途中出場のドウグラスが拾ってゴールへ流し込んだ。
同点とされた神戸はすかさずイニエスタを下げ大迫を投入。すると、直後に勝ち越しに成功する。64分に右サイドのペナルティエリア脇でFKを獲得すると、汰木が右足で挙げたボールに武藤が頭で合わせてネットを揺らした。
さらにその5分後、またしても汰木の右足からゴールが生まれる。汰木の右CKに頭で合わせた菊池のシュートは一旦はGKにセーブされたものの、混戦から再び菊池が右足でプッシュ。同点とされてからわずか10分で、リードを2点に広げることに成功した。
2点のビハインドを背負うことになった札幌。ペトロビッチ監督は、反撃の切り札としてガブリエル・シャビエルをピッチに送り出す。だが、その直後にまたしても、神戸にネットを揺らされる結果に。
神戸は74分、左サイドのハーフウェイライン付近でボールを拾った汰木が、タッチライン沿いを持ち前のスピードを活かして力強いドリブル突破。深い位置まで持ち込んでラストパスを供給すると、ゴール前へ走り込んだ大迫と競り合った札幌の深井の足に当たってネットに吸い込まれた。
わずか10分間で3得点を挙げ、一気に試合を決定づけた神戸。なんとか1点を返したい札幌だったが、4失点目を喫した直後のキックオフで、投入されて間もないガブリエル・シャビエルがボールロスト。それを拾ってGKと1対1となった大迫を後ろから倒してしまい一発レッドカードとなった。
こうなると札幌に反撃の力は残されておらず、神戸が4-1で快勝。第13節サガン鳥栖戦以来となる今季2勝目を挙げた。
ヴィッセル神戸 4-1 北海道コンサドーレ札幌
【神戸】
山川哲史(前17)
武藤嘉紀(後19)
菊池流帆(後24)
オウンゴール(後27)
【札幌】
ドウグラス・オリヴェイラ(後半14)
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