板倉滉がフランクフルトに? 長谷部誠の後継者として獲得に興味津々

2022.05.28 21:02 Sat
Getty Images
今シーズンの2,ブンデスリーガ(ドイツ2部)で優勝を果たし、1年で1部へと昇格を果たしたシャルケ。その優勝&昇格に貢献した1人が日本代表DF板倉滉(25)だ。

マンチェスター・シティからのレンタル移籍で加入した板倉だが、加入してすぐにポジションを獲得。2.ブンデスリーガでは31試合に出場し4ゴールを記録するなど、チームの優勝&昇格に大きな影響を与えた。
シャルケは来シーズンのブンデスリーガの戦いに向けて板倉の完全移籍を目論んでいる一方で、その金額を支払う資金がなく、主軸選手を売却して捻出しようとしていると報じられている。

一方で、ドイツ『フランクフルター・ノイエ・プレッセ』は、「板倉は長谷部の後を継ぐか?」と題し、フランクフルトが板倉の獲得に動いていると報じた。

フランクフルトは、今シーズンのブンデスリーガでは11位と中位に甘んじたものの、ヨーロッパリーグ(EL)では決勝まで駒を進め、レンジャーズを相手にPK戦で勝利。EL初制覇を成し遂げていた。
日本代表MF鎌田大地もその優勝に大きく貢献した一方で、ブンデスリーガで最長期間プレーしている長谷部誠はキャリアの終わりが近づく中で、要所でチームを助けていた。

長谷部がスパイクをいつ脱ぐのかは未定だが、フランクフルトは今夏にセンターバックを補強したいと報じられており、ドイツ『スカイ・スポーツ』も板倉の名前を候補として挙げている。

その板倉に対しては、フランクフルトに加え、シャルケはもちろんのこと、フライブルグも興味。ブンデスリーガのクラブは、センターバックとボランチでプレーできる板倉の能力を買っており、獲得に興味を示しているようだ。

シャルケが買い取りオプションを行使すれば残留は決まるが、550万ユーロ()は捻出できない見込み。その期限は5月31日までとなっており、期限を過ぎればオープンに市場に出ることとなる。

フランクフルトは、シャルケがオプションを行使できなかった場合は真剣に取りに行く模様。その板倉に期待するのが、長谷部の役割だ。

長谷部も3バックのリベロとボランチで長らくプレー。フランクフルトに板倉が入っても、同じ役割はすんなりこなせると見られている。

いずれにしても、シャルケの動き次第にはなるが、来季はチャンピオンズリーグ(CL)を戦うフランクフルトに、3人目の日本人選手が加わることになるのだろうか。
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