「ガレージのフェラーリのよう」 クロップが惜しみない賛辞! 「ミナミノがもっとプレーしていないのは罪」

2022.05.18 09:25 Wed
Getty Images
リバプールのユルゲン・クロップ監督が惜しみない賛辞の言葉を送った。イギリス『リバプール・エコー』が報じている。
PR
残り2試合のプレミアリーグで首位のマンチェスター・シティと優勝争いを繰り広げる2位のリバプール。シティが引き分けに終わったことで、勝利すれば1ポイント差まで詰められるなか、17日の第37節で15位のサウサンプトンと対戦した。
敵地で13分に先制を許す展開を強いられたリバプールだが、27分に今季リーグ戦初先発のFW南野拓実がボックス右から右足でニアをぶち抜いて同点。続く67分に左CKからDFジョエル・マティプがネットを揺らして逆転すると、2-1で勝利した。

PK戦にもつれたチェルシーとのFAカップ決勝から中2日ということで、先発9名を入れ替えての一戦だったが、総力戦でモノにしたクロップ監督は試合後、南野らの活躍を喜んだ。

「あのパフォーマンスにすごく満足している。ちょっと感動的だったよ。『凄いな、あの少年たちは!』って感じだ。ガレージに眠るフェラーリのようさ。外に出したら、あのようなプレーぶりだったという感じだ」
「ハーヴェイは最後にいつプレーしたのかわからない。カーティスに関してはリズムがない。ミナミノに至ってはもっと頻繁にプレーしていないのは罪。オックスレイドは抜群に調子が良いのにプレーできていない」

「選手たちからしたら、本当にタフなことだが、今季は何があろうと、グループによるもの。それは特別で、今夜もそれを示してくれた」

「インクレディブルなパフォーマンスだ。9選手も変更してうまくいかなければ、1000%私の責任。だが、責任の所在は今や1000%彼らだ」

「私は要求できるが、選手たちは実行しないといけない。彼らは非常によくやってくれた。今夜は信じられないようなパフォーマンスだったよ」



PR
1 2
関連ニュース

ダービー敗戦のファン・ダイク「十分な力を発揮できなかった」、「シーズンを今夜のように終わらせることはできない」

リバプールのDFヴィルヒル・ファン・ダイクが、敵地で完敗したマージーサイド・ダービーを振り返った。 リバプールは24日、グディソン・パークで行われたプレミアリーグ第29節延期分でエバートンとのマージーサイド・ダービーに臨み、0-2で敗戦した。 ほぼ主力をスタメンで起用して臨んだ一戦だったが、コンディション面で優位に立ち、残留に向けてモチベーション高いホームチームとのデュエルで苦戦。また、試合序盤からセットプレーの守備で後手を踏むと、27分にFKの流れからDFジャラッド・ブランスウェイトに先制点を許すと、後半序盤の58分には右CKからFWドミニク・キャルバート=ルーウィンに2点目を奪われた。 その後、交代カードを使いながら猛攻を仕掛けたが、GKジョーダン・ピックフォードの再三の好守などに阻まれ、一矢報いることもかなわず。2010年以来13試合ぶりにグディソン・パークでのダービーで敗戦を喫することになった。 この敗戦によって暫定首位のアーセナルとは3ポイント差、2試合未消化で3位に位置するマンチェスター・シティとは1ポイント差と、逆転でのリーグ優勝へは非常に厳しい状況となった。 同試合後、イギリス『スカイ・スポーツ』のフラッシュインタビューに応じたリバプールのスキッパーは、ダービー敗戦の悔しさを滲ませつつ、チームに素早い気持ちの切り替えを求めた。 「これらの試合は常に大きな戦いで、僕らは負けるべきではなかったと思う」 「だけど、僕らはもう試合を終えた。今は気を取り直して、土曜日の早めのキックオフ(ウェストハム戦)に備えなければならない」 また、試合内容に関しては決定力不足、試合運びの課題を口にしつつも、チームとしてダービーに勝利するために十分な力を発揮できなかったと振り返っている。 「(ビハインドで臨んだ後半は)無理に物事を進めようとするし、相手が簡単にクリアできるところで、クロスを上げ過ぎたと思う。前半には決定的なチャンスがあったし、あの時間帯に得点すべきだったと今でも思っている」 「だけど、最終的に僕らは十分な力を発揮できなかった。こういった試合は戦うところから始まるし、僕ら全員がもっと良くならなければならない」 「シーズンを今夜のように終わらせることはできないし、今日はクリスタル・パレス戦の前半の戦いと同じようにとても残念なものだった。あらゆる意味でもっと良くしなければならないし、今日は難しい試合だった」 ダービーの内容・結果への失望を隠さなかったファン・ダイクだが、残り4試合で逆転を狙う優勝争いに向けては「シーズンの初めには、僕らがタイトルを争うことになるとは誰も想像していなかったと思う」と、ここまでのチームの歩みが正しいものだったと主張し、最後まで戦い続けることを改めて表明した。 「僕らがこのような状況にあるのは、負傷者が続出していたにもかかわらず、シーズンを通して非常に安定した戦いをしてきたからだ」 「新加入のプレーヤーが仕事をし、若いプレーヤーが貢献し、それによって僕らは良い位置にいる」 「シーズンの初めに、僕らがタイトルを争うことになるとは誰も想像していなかったと思う。でも、誰が何と言おうと気にしない。僕らは今ここにいるし、僕ら全員がもっと良くしなければならない」 「とてもシンプルに聞こえるかもしれないが、それは戦いと、挑戦に勝ち、自信を持ってゴールを決めるという意志から始まる」 「それが僕らに少し欠けていたことだ。うまくいかないことがたくさん重なったものだ。フルアム戦では改善できたと思うけど、今日もまた多くの点で、自分たちがもっと良くする必要があると実感した」 2024.04.25 08:00 Thu

マージーサイドダービーで完敗リバプールが逆転優勝遠のく痛恨黒星に…会心勝利エバートンは残留に大きく前進【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第29節延期分、エバートンvsリバプールが24日にグディソン・パークで行われ、ホームのエバートンが2-0で勝利した。なお、リバプールのMF遠藤航は63分からプレーした。 前節、フルアムに3-1の快勝を収めてリーグ戦3試合ぶりの白星を手にした2位のリバプール。ミッドウィーク開催となった延期分では16位のエバートンとのマージーサイド・ダービーで連勝を狙った。 クロップ監督は自身最後のダービーに向けて前節から先発6人を変更。遠藤やグラフェンベルフ、負傷のジョタらに代わってマク・アリスター、ソボスライ、サラー、ヌニェスが復帰した。 互いにテンション高く試合に入ると、開始6分にはエバートンにビッグチャンス。ハリソンの右サイドからの斜めのパスに抜け出したキャルバート=ルーウィンがボックス内でGKアリソンと交錯。これでホームチームにPKが与えられたが、VARのレビューの結果、オフサイドでの取り消しとなった。 開始早々のピンチを回避したリバプールは、ボールの主導権を握って徐々に押し込む。序盤は左サイドのロバートソン、ルイス・ディアスのコンビを起点にチャンスを窺う。 一方、エバートンも真骨頂である堅守速攻を軸に相手のハイラインの背後を狙った仕掛け、セットプレーで際どいシーンを創出。13分と17分にはゴッドフリー、キャルバート=ルーウィンのボックス内でのヘディングシュートでゴールに迫るが、ここはGKアリソンの好守などに阻まれた。 拮抗した展開ながらもホームチームがより思い通りにゲームを進めると、序盤から可能性を示していたトフィーズのセットプレーから試合が動く。27分、FKの二次攻撃からゴール前で混戦が生まれると、DFコナテの意図しないクリアボールがゴール左でフリーのブランスウェイトにこぼれる。すかさず左足で蹴り込んだシュートがGKアリソンの脇を抜けて左ポストを叩いてゴールラインを割った。 逆転優勝へ勝ち点3が必須の状況でビハインドを背負ったリバプールは、ここから反撃を開始。完全にボールを持たされる展開が続く中、焦れずに外回りの攻撃でチャンスを窺う。 35分にはサラーとのパス交換でボックス左に抜け出したヌニェス、44分にはサラー、ヌニェスとボックス付近でヘディングでのパスを繋いでディアスと続けて決定的なシュートを放つが、いずれも守護神ピックフォードのビッグセーブに遭う。その後、前半アディショナルタイムにも厚みのある攻撃を仕掛けたが、相手の身体を張った守備を前にゴールが遠かった。 ホームチームの1点リードで折り返したダービーは後半も拮抗。メンバー交代を行わずに前半同様に押し込む形のリバプールだが、相手の集中した守備を前に決定機には持ち込めず。 一方、回数は少ないものの、攻撃に出た際には着実にフィニッシュまで持ち込むエバートン。すると、前半同様にセットプレーからゴールを奪い切る。58分、右CKの場面でキッカーのマクニールが左足インスウィングで上げたクロスをファーで完全にフリーとなったキャルバート=ルーウィンがピッチへ叩きつける打点の高いヘディングシュートを突き刺した。 これで厳しくなったリバプールは失点直後の63分に3枚替えを敢行。カーティス・ジョーンズ、コナテ、ソボスライを下げてエリオット、クアンサー、遠藤を投入。だが、この交代直後には遠藤の自陣でのボールロストからマクニールにあわや3点目という決定機を与えてしまう。 このピンチを何とか凌ぐと、ここから攻勢を強めていく。69分にはボックス左でロバートソンから足元にパスを受けたディアスが得意の角度から右足を振るが、これは惜しくも右ポストを叩いた。 この決定機以降は完全に攻めあぐねる状況に陥ると、クロップ監督は80分を過ぎてアレクサンダー=アーノルド、ロバートソンを下げてジョー・ゴメス、ツィミカスを同時投入。ここからリスクを冒して前に出る。 後半最終盤にはエリオット、サラーと決定的なシュートを放ったが、いずれもGKピックフォードのビッグセーブに阻まれて一矢報いることもかなわなかった。 この結果、2010年以来13試合ぶりにグディソン・パークでのダービーで敗戦を喫したリバプールは、逆転優勝が大きく遠のく痛恨の黒星となった。 一方、ホームで会心の勝利を収めたエバートンはこの勝利によってプレミアリーグ残留に大きく前進した。 2024.04.25 06:10 Thu

最後の“マージーサイド・ダービー”に挑むクロップ監督、優勝争いを続けるためにも「超重要な試合」

リバプールのユルゲン・クロップ監督が、自身にとって最後となる“マージーサイド・ダービー”への意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。 24日に敵地で行われるプレミアリーグ第29節延期分において、エバートンと対戦するリバプール。タイトル争い中のチームにとって絶対に落とせない一戦であると同時に、今シーズン限りでのリバプール退任を表明しているクロップ監督にとっては最後のダービーマッチとなる。 試合の事前会見に出席したクロップ監督は、リバプールで9シーズンを過ごしたことで自分にとっても重要な意味を持つダービーになったとコメント。難しい場所での戦いになると認めつつ、勝利への自信を示している。 「これが我々にとって超重要な試合であるのは明らかだ。過去2試合の結果により、エバートンのプレミア残留はほぼ確実だろう。そして週末には再び試合があるが、彼らにとっては3試合連続のホームゲームだ。ここで3連勝すれば、間違いなく残留となる。そして我々の状況は明白で、何度も言う必要はない。他試合と同様、非常に重要であり、それはチームも理解している」 「私にとって最初のダービーはいつだったか…2016年かもしれない。それから何度も経験してきたが、ここに来てすぐ『これが私にとって今年最大の試合だ!』と言うのは正直ではなかっただろう。実際、当時はみんなにとってこれがどれだけ大事かはわかっていたが、実感はなかった」 「もちろん、それがチームを指導するうえで何かしらの問題となるわけではない。だが、今はその感覚を知っており、感じてもいる。それは完全に明らかだ。私の感覚と理解は、何年にもわたって発展してきた」 「特にグディソン・パークではいつだって難しい試合になる。ホームでは…快適という表現が正しいかはともかく少なくともアウェイより快適だった。我々はかなり良い記録を持っていると思うしね。アンフィールドで負けたのは、誰もが名将だと知るカルロ・アンチェロッティが率いていた時だけだ」 「これは我々にとって非常に重要な試合であり、過去に何をしてきたかはこの試合にとってそれほど重要ではない。そこで適切なチャレンジをすべきであり、我々はそれをやるつもりだ」 2024.04.24 18:10 Wed

リバプール新指揮官候補筆頭にフェイエノールトのスロット監督が浮上…

フェイエノールトのアルネ・スロット監督(45)が、リバプールの新指揮官候補筆頭に浮上しているようだ。『ESPN』など複数メディアが報じている。 今シーズン限りでのユルゲン・クロップ監督の退任が決定しているリバプール。当初はその後任としてクラブOBでもあるレバークーゼンのシャビ・アロンソ監督をトップターゲットに定めたが、スペイン人指揮官が来シーズン以降の続投を発表。これにより、クラブは新たに複数の候補をリストアップし、できるだけ早い段階での新指揮官招へいを目指している。 ここ最近まではスポルティングCPのルベン・アモリム監督、ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督が具体的な候補として名前が挙がっていたが、ここにきてオランダ人指揮官がリストの上位に浮上してきているようだ。 『ESPN』によると、フットボール部門の最高責任者(CEO)としてリバプールに復帰したマイケル・エドワーズ氏は、オーナーである『フェンウェイ・スポーツ・グループ(FSG)』と共にデータ主導のアプローチで新指揮官探しを行っており、スロット監督の志向するプレースタイル、性格、クラブ構造内で働く能力という部分で、すべての基準を満たしていると信じているという。 ただ、同監督に対してはバルセロナやバイエルンも関心を示していると言われており、クラブサイドはその争奪戦に備えてその他の候補に関しても引き続き調査を行う考えのようだ。 スロット監督は2020年12月に指揮官に就任したフェイエノールトで、一昨シーズンはヨーロッパ・カンファレンスリーグ準優勝、昨シーズンはエールディビジ優勝。今シーズンはエールディビジ連覇は厳しい状況ながら、先日にKNVBベーカー優勝に導くなど卓越した手腕を発揮。 オランダ屈指の戦術家という評価に加え、若手育成にも優れる45歳に関しては、昨夏トッテナムとチェルシーが関心を示していたが、最終的にフェイエノールト残留を決断。2026年までの3年契約にサインしていた。 ただ、今夏は指揮官としてのステップアップを希望しており、リバプールを含めたビッグクラブ行きが濃厚と見られている。 2024.04.24 07:51 Wed

優勝争い中のリバプールに痛手、ジョタの離脱をクロップ監督が語る「2週間は離脱する」

リバプールのユルゲン・クロップ監督が、ポルトガル代表FWジオゴ・ジョタの負傷を発表した。クラブ公式サイトが伝えた。 リバプールは24日、プレミアリーグ第29節でエバートンとのマージーサイド・ダービーを控えている。 プレミアリーグ優勝を争っている中、残念なニュースが。前節のフルアム戦では先発出場し、ゴールも決めたジョタが負傷離脱することとなる。 クロップ監督はエバートン戦に向けた記者会見に出席。ジョタの状態について言及した。 「ジオゴがゴールを決めて、その際に少し何かを感じた。今、我々はもう少し何かがあることがわかった」 「彼は2週間離脱することとなる。それ以外に、新たな懸念はない」 ケガの詳細は明かされなかったが、前々から問題は抱えていたとコメント。それでもプレーできないほどではなかったが、フルアム戦のゴール後に問題が起きたとした。 「正直に言って、あまり多くのことは言えない。彼が先発出場しなかった試合の前、通常の攻撃で打撲を負い、その後、腰に少し痛みを感じていた」 「(問題があれば)起用しなかったりしたが、我々が彼を先発させたので問題はなかった」 「その後、彼は直近の試合に先発出場し、明らかに大丈夫だった。そしてゴール…小さな問題ではあるが、シーズンも終盤に差し掛かっているため、今はケガをするのに良い時期ではないのは明らかだ」 「ただ、大したことはない。2週間といっても、実際にはほとんど何もなく、出場できないほどではない」 今シーズンのジョタは、プレミアリーグで21試合に出場し10ゴールを記録。しばらくメンバー外がリーグ戦では続いていたが、復帰してまたケガをしてしまった。 2024.04.23 23:50 Tue
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly