バルセロナはラ・リーガ3連勝も、チャビ監督は満足せず「敵陣でもっとボールを持たなければ…」

2022.05.11 11:49 Wed
Getty Images
バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が、勝利にも満足しない姿勢を示した。スペイン『アス』が伝えている。
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バルセロナはホームで10日に行われたラ・リーガ第36節でセルタと対戦した。立ち上がりから一進一退の攻防が続くなか、30分にFWウスマーヌ・デンベレの突破からFWメンフィス・デパイがダイレクトで流し込み先制に成功。その後はFWピエール=エメリク・オーバメヤンにも2ゴールが生まれると、後半に1点を返されたもののリードを守り3-1で勝利した。
この結果、バルセロナはラ・リーガ3連勝を飾り2位確保に前進したものの、チャビ監督は試合内容への不満を隠さず。一方で、多くの選手が欠場していることにも触れ、試合で違いを見せたデンベレについては称えている。

「良い試合はできなかったが、それでも勝ち点3を手にできた。感触は悪く、チームは試合において何を要求されているか理解しなければならない。敵陣でもっとボールを持つ必要がある。我々があれほど求めていた、きちんとしたプレーが欠けていた。とはいえ、我々は効率的であり、まだ2位争いに加わっている」

「今日は非常に重要な選手が欠場していた。(ジェラール・)ピケやペドリ、(セルヒオ・)ブスケッツがそうだ。チームもそれは感じているだろう。それでも、もっと楽にプレーして、よりきちんとした試合運びをする必要がある」
「ゴールを決めるだけでなく、ゴールを生み出すプレーでも違いは生み出せる。デンベレはほぼ1人で先制点につなげた。フットボールではゴールだけでなく、アシストでも違いを生み出せる」

また、チャビ監督はこの試合で脳震とうによってプレー続行が不可能となったDFロナルド・アラウホに言及。現在は意識があると明かしており、問題はないはずだと語った。

「アラウホについては、医者から意識があると言われている。不安になりながら病院で一晩過ごすことになると思うが、彼は大丈夫なはずだ」

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