岩手の正守護神・野澤大志ブランドン、U-21日本代表合宿に「今の自分がどれぐらいできるか」

2022.05.10 22:19 Tue
©超ワールドサッカー
U-21日本代表候補のトレーニングキャンプが千葉県内で実施。2日目のトレーニングを終えた。

パリ・オリンピックを目指すU-21日本代表は、大岩剛監督がチームを指揮。3月にはドバイカップU-23に出場すると、全勝を記録して見事に大会制覇を成し遂げた。
6月にはウズベキスタンで、AFC U-23アジアカップが開催。UAE代表、サウジアラビア代表、タジキスタン代表とグループステージで対戦する。

キャンプ2日目の練習後、GK野澤大志ブランドン(いわてグルージャ盛岡)がオンラインの取材に応じた。

今回の招集については「素直に選出されたことに感謝しかなく、岩手では初の招集なので誇りを持ってきました」とコメント。「他のGK、(鈴木)彩艷や(佐々木)雅士など、J1でプレーしている選手もいるので、今の自分がどれぐらいできるかは気になっていました」と、ライバルとの再会も楽しみだとした。
自身の成長を確認できる合宿でもなるが「成長を確かめるもそうですし、僕がどちらかというと決めてきたので、やれることをやりたいなと思ってきました」と語り、「今の自分でやれることをしっかり表現したいなと思ってきたので、明日の試合を含めて楽しみです」と、力を示したいと語った。

今シーズンは岩手で正守護神としてプレーしている野澤。チームは7連敗と苦しんでいる。「直近までの試合で7連敗なので、手応えは全くないですが、それでも試合に使い続けてくれるチームには感謝しかないですし、このように代表にも選ばれたので、しっかりとここで受けた刺激だとか、3日間で上手くなることはないと思いますが、心に響いたことは日頃からしっかり変えていきたいと思います」と、ここで得たものをチームに還元したいと語った。

また、「まずは自分に矢印を向けて何をやるべきかに向き合えますが、チームは7連敗で変えなければいけないので、貢献したいと思います」と、しっかりとチームの勝利につながるパフォーマンスを見せたいとした。

コンスタントに試合に出場していることもプラスに働いているとし、「それはすごくあります。試合に出て、技術的なところもそうですし、メンタルというか、立ち振る舞いもそうですし、この代表合宿に来て、浜野さんとも話して良い刺激をもらっているので、7連敗していて、チームとしても勢いがない中ではありますが、確実に次に繋がるような何かが見えている気がするので、そこはちょっと機会を逃さず、今やれることをやりながら、個人的には頑張っているつもりですが、何かが足りていないので、そこを見つけていきたいと思います」と、しっかりと刺激をプレーに繋げていきたいとした。

トレーニングマッチについては「ミスは正直なしでという風には思っています。ただ、ミスを恐れない精神も表現したいと思います」とコメント。「時間は限られていますが、集中してミスなし、GKは1つのミスが失点につながるポジションなので、集中力高く臨んでいきたいですが、ピッチの上で表現する。ミスを恐れて消極的になっては来た意味がないので、前向きにやれることをやっていくことをトライしたいです。1つ1つのプレーに責任と集中を持って、意味を込めて取り組みたいと思っています」と、しっかりとプレーを出したいと語った。
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