「彼は我々から多くの勝ち点を奪った」 VAR判定に泣き敗れたローマ…モウリーニョ監督は不満爆発
2022.05.10 10:54 Tue
ローマのジョゼ・モウリーニョ監督が、審判に対して激怒している。クラブ公式サイトが伝えた。
この結果、セリエAで4試合未勝利となったローマは6位に転落しており、5位フィニッシュに向けて暗雲が立ち込めている。
試合後のインタビューに応じたモウリーニョ監督は、審判への不満が爆発。VARを担当したルカ・バンティ氏を猛批判しつつ、今季はチームに対してあまりに不利なジャッジが多いと訴えた。
「説明が欲しいね。我々はもう何試合も審判からの説明を待っているんだが、まだそれがないんだ。そして今日の試合の結果には2つほど、説明が必要な場面があった。まず、我々は木曜日にヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)の試合があり、精神的にも肉体的にもエネルギーがなかったと思う。この試合のため1週間準備してきたチームと比べれば、多少差が出るのは分かっていた」
「そして、バンティ氏からも説明が欲しいところだね。PKの場面ではタッチこそあったがファウルではない。すぐそこにいた主審はPKを与えなかったのだ。VARが出てくるところでもなかったが、バンティ氏はとにかく介入してきた」
「しかし問題は、今日の勝ち点3だけでないところだ。私はベネチアやボローニャ、その他多くの、説明がされていないエピソードについて話している。バンティ氏は今どこにいるのだろうね。コベルチアーノか? ミランか? VARがどこにあるか知らないが、なぜ10メートル程度の距離から見てPKではないと判断した主審に、再考を促した。なぜなんだ? これが我々の欲しい答えであり、得られない答えでもある」
「ローマのような街で、クラブで、こうしたことをすぐに忘れ去るのは難しい。それでも、我々にはリーグ戦を戦うシーズンがあるが、このチームに対して起きていることは本当に酷過ぎる」
「我々のチームがローマのファンから尊敬されていることは分かっている。だが、それをバンティからも求めたいね。彼はオフィスに座り込んで、このチームの若者たちから、本来得られるはずだった多くの勝ち点を奪ってしまったのだから」
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セリエAで5位に位置するローマは、9日に行われた第36節で7位のフィオレンティーナと対戦した。ヨーロッパリーグ(EL)出場権を得るためにも負けられない一戦となったが、開始3分に微妙なVAR判定からPKを献上してしまい失点。浮足立ったチームはその後さらに失点を許すと、審判の判定にフラストレーションを溜めるシーンも多く、最後まで得点を奪えないまま0-2で敗れた。この結果、セリエAで4試合未勝利となったローマは6位に転落しており、5位フィニッシュに向けて暗雲が立ち込めている。
「説明が欲しいね。我々はもう何試合も審判からの説明を待っているんだが、まだそれがないんだ。そして今日の試合の結果には2つほど、説明が必要な場面があった。まず、我々は木曜日にヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)の試合があり、精神的にも肉体的にもエネルギーがなかったと思う。この試合のため1週間準備してきたチームと比べれば、多少差が出るのは分かっていた」
「そして、バンティ氏からも説明が欲しいところだね。PKの場面ではタッチこそあったがファウルではない。すぐそこにいた主審はPKを与えなかったのだ。VARが出てくるところでもなかったが、バンティ氏はとにかく介入してきた」
「今日の勝ち点3 について語るなら、そこで止めても良い。バンティ氏によるPK以外でも、今夜のフィオレンティーナは我々より強く、エネルギーとスピードで差があるプレーをしていた。より集中していて、彼らは勝利に値したと思う」
「しかし問題は、今日の勝ち点3だけでないところだ。私はベネチアやボローニャ、その他多くの、説明がされていないエピソードについて話している。バンティ氏は今どこにいるのだろうね。コベルチアーノか? ミランか? VARがどこにあるか知らないが、なぜ10メートル程度の距離から見てPKではないと判断した主審に、再考を促した。なぜなんだ? これが我々の欲しい答えであり、得られない答えでもある」
「ローマのような街で、クラブで、こうしたことをすぐに忘れ去るのは難しい。それでも、我々にはリーグ戦を戦うシーズンがあるが、このチームに対して起きていることは本当に酷過ぎる」
「我々のチームがローマのファンから尊敬されていることは分かっている。だが、それをバンティからも求めたいね。彼はオフィスに座り込んで、このチームの若者たちから、本来得られるはずだった多くの勝ち点を奪ってしまったのだから」
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