札幌が高嶺のヘディング弾で京都下す、今季ホーム無敗を継続【明治安田J1第12節】
2022.05.07 18:19 Sat
明治安田生命J1リーグ第12節、北海道コンサドーレ札幌vs京都サンガF.C.が7日に札幌ドームで行われ、1-0で札幌が勝利した。
前節はガンバ大阪を相手にゴールレスドローに終わるも、直近4試合無敗となった札幌。ペドロヴィッチ監督にとってJ1通算500試合目のメモリアルマッチとなる今節は、3バックの一角として岡村が第5節のセレッソ大阪戦以来、今季2度目の先発となった。
対する京都は、前節の名古屋グランパス戦でウタカのリーグトップとなる今季8ゴール目が生まれるも、1-1のドロー。3試合ぶりの勝利を目指す一戦に向けては、第6節のヴィッセル神戸戦で負傷していた宮吉がスタメンで復帰した。
試合は序盤から両チームがアグレッシブな展開を見せる中、最初にチャンスを作ったのはホームの札幌。3分に福森の縦パスをボックス手前中央で受けた金子がドリブルでゴール前に持ち込み、切り返しから左足でシュートを放つも、相手DFにブロックに遭う。
一方の京都は7分、右サイド浅い位置でボールを持った白井が切り返しで相手をかわして左足でクロスを上げる。これに中央で待っていた松田が頭で合わせたが、ループ気味の軌道となったヘディングシュートはクロスバーに弾かれた。
前半アディショナルタイムには札幌がボックス手前左の位置でFKを獲得。名手の福森がキッカーを務めたが、ゴール左上隅を狙ったシュートはわずかに左に逸れた。
試合を折り返して、札幌は後半立ち上がりに決定機を迎える。48分、岡村の縦パスをハーフウェーライン付近で金子がワンタッチで落とすと、DFラインの裏に抜け出したのは青木。ドリブルでボックス内に持ち込み、相手GKとの1対1の局面を迎えたが、右足で放ったシュートは枠の左に飛ぶ。
そして52分、札幌は右CKの場面から試合を動かす。キッカーの福森が左足で鋭いクロスを供給し、ニアサイドに飛び込んだ高嶺がヘディングシュート。叩きつけられたボールは見事にゴール右に決まり、札幌が先制点を奪った。
先制を許した京都は63分、右サイドに開いてボールを受けた白井がボックス手前中央へパスを供給。後半から途中出場の山田がこれを受け、前を向いて左足を振り抜くも、わずかに枠の左上に外れる。
是が非でも追いつきたい京都は、終盤に支配率を高めて攻勢を強める。しかし、札幌も集中した守りを見せ、決定機を相手に作らせない。
結局、試合は1-0でタイムアップを迎え、最後まで先制点を守り抜いた札幌が完封勝利。上位進出への足掛かりとなる3ポイント獲得に加えて、今季のホームでの無敗を継続させた。
北海道コンサドーレ札幌 1-0 京都サンガF.C.
【札幌】
高嶺朋樹(後7)
前節はガンバ大阪を相手にゴールレスドローに終わるも、直近4試合無敗となった札幌。ペドロヴィッチ監督にとってJ1通算500試合目のメモリアルマッチとなる今節は、3バックの一角として岡村が第5節のセレッソ大阪戦以来、今季2度目の先発となった。
試合は序盤から両チームがアグレッシブな展開を見せる中、最初にチャンスを作ったのはホームの札幌。3分に福森の縦パスをボックス手前中央で受けた金子がドリブルでゴール前に持ち込み、切り返しから左足でシュートを放つも、相手DFにブロックに遭う。
一方の京都は7分、右サイド浅い位置でボールを持った白井が切り返しで相手をかわして左足でクロスを上げる。これに中央で待っていた松田が頭で合わせたが、ループ気味の軌道となったヘディングシュートはクロスバーに弾かれた。
アウェイチームは17分にもシュートシーン。敵陣でのパス交換から最後は宮吉とのワンツーで抜け出したウタカがボックス中央からシュートを放つも、相手GKにキャッチされる。
前半アディショナルタイムには札幌がボックス手前左の位置でFKを獲得。名手の福森がキッカーを務めたが、ゴール左上隅を狙ったシュートはわずかに左に逸れた。
試合を折り返して、札幌は後半立ち上がりに決定機を迎える。48分、岡村の縦パスをハーフウェーライン付近で金子がワンタッチで落とすと、DFラインの裏に抜け出したのは青木。ドリブルでボックス内に持ち込み、相手GKとの1対1の局面を迎えたが、右足で放ったシュートは枠の左に飛ぶ。
そして52分、札幌は右CKの場面から試合を動かす。キッカーの福森が左足で鋭いクロスを供給し、ニアサイドに飛び込んだ高嶺がヘディングシュート。叩きつけられたボールは見事にゴール右に決まり、札幌が先制点を奪った。
先制を許した京都は63分、右サイドに開いてボールを受けた白井がボックス手前中央へパスを供給。後半から途中出場の山田がこれを受け、前を向いて左足を振り抜くも、わずかに枠の左上に外れる。
是が非でも追いつきたい京都は、終盤に支配率を高めて攻勢を強める。しかし、札幌も集中した守りを見せ、決定機を相手に作らせない。
結局、試合は1-0でタイムアップを迎え、最後まで先制点を守り抜いた札幌が完封勝利。上位進出への足掛かりとなる3ポイント獲得に加えて、今季のホームでの無敗を継続させた。
北海道コンサドーレ札幌 1-0 京都サンガF.C.
【札幌】
高嶺朋樹(後7)
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