チェルシーの売却先がついに決定! 投資総額は約7000億円に
2022.05.07 14:00 Sat
しばらく続いたチェルシーの売却交渉がついに終わりを迎えた。チェルシーは7日、MLBのロサンゼルス・ドジャースやNBAのロサンゼルス・レイカーズの共同オーナーを務めるトッド・ベーリー氏らが率いるコンソーシアムが、クラブを買収する条件で合意に至ったことを発表した。
チェルシーの運営ライセンスが5月31日に期限を迎える中、ついに売却先が決定。ベーリー氏のほか、同氏が元社長を務めたアメリカの『グッゲンハイム・パートナーズ』の現CEOマーク・ウォルター氏、スイス人実業家のハンスユルグ・ヴィス氏、米カリフォルニアを拠点とする投資会社『クリアレイク・キャピタル』が率いるオーナーグループが、25億ポンド(約4000億円)でチェルシーの株式を買収する運びとなった。
ただ、それがアブラモビッチ氏の利益になることは制裁により認められないため、同氏の当初の発表通り、全てウクライナ支援などの慈善事業に寄付すると、クラブは伝えている。
また、新オーナーグループは、17.5億ポンド(約2800億円)の追加投資を行い、スタンフォード・ブリッジや女子チームとU-23チームが本拠地として利用しているキングスメドウの補修・拡充、アカデミーや女子チームの強化に充てる予定のようだ。
「チェルシー・フットボール・クラブは、トッド・ベーリー、クリアレイク・キャピタル、マーク・ウォルター、ハンスユルグ・ヴィスが率いる新しいオーナーグループがクラブを買収する条件で合意したことを確認しました」
「投資総額のうち、25億ポンドはクラブ株式の購入に充てられ、その資金は、ロマン・アブラモビッチ氏が確認したように、100%慈善事業に寄付することを意図して、英国の冷凍銀行口座に預け入れられる予定です。凍結された英国の銀行口座から資金を送金するためには、英国政府の承認が必要となります」
「さらに、新オーナーグループは、クラブの利益のために17.5億ポンドの追加投資を行うことを約束します。これには、スタンフォード・ブリッジ、アカデミー、女子チーム、キングスメドウへの投資、およびチェルシー財団への継続的な資金提供が含まれます」
「売却は、必要なすべての規制当局の承認を経て、5月下旬に完了する予定です。詳細については、その時点でお知らせします」
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ロシアのウクライナ侵攻を受け、ウラジーミル・プーチン大統領と近しい中にあるオーナーのロマン・アブラモビッチ氏がイギリス政府から資産凍結の制裁を受けたチェルシー。3月2日に同氏からクラブを売却する旨の声明文が発表され、多くの資産家が買収に名乗りを挙げていた。ただ、それがアブラモビッチ氏の利益になることは制裁により認められないため、同氏の当初の発表通り、全てウクライナ支援などの慈善事業に寄付すると、クラブは伝えている。
また、新オーナーグループは、17.5億ポンド(約2800億円)の追加投資を行い、スタンフォード・ブリッジや女子チームとU-23チームが本拠地として利用しているキングスメドウの補修・拡充、アカデミーや女子チームの強化に充てる予定のようだ。
売却は必要なすべての規制当局の承認を経て、5月下旬に完了する予定とのこと。以下、公式サイトで発表された声明文である。
「チェルシー・フットボール・クラブは、トッド・ベーリー、クリアレイク・キャピタル、マーク・ウォルター、ハンスユルグ・ヴィスが率いる新しいオーナーグループがクラブを買収する条件で合意したことを確認しました」
「投資総額のうち、25億ポンドはクラブ株式の購入に充てられ、その資金は、ロマン・アブラモビッチ氏が確認したように、100%慈善事業に寄付することを意図して、英国の冷凍銀行口座に預け入れられる予定です。凍結された英国の銀行口座から資金を送金するためには、英国政府の承認が必要となります」
「さらに、新オーナーグループは、クラブの利益のために17.5億ポンドの追加投資を行うことを約束します。これには、スタンフォード・ブリッジ、アカデミー、女子チーム、キングスメドウへの投資、およびチェルシー財団への継続的な資金提供が含まれます」
「売却は、必要なすべての規制当局の承認を経て、5月下旬に完了する予定です。詳細については、その時点でお知らせします」
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