アブラモビッチ氏がチェルシー売却に関するローン返済希望報道を完全否定! 当初のプランに変更なし
2022.05.06 03:33 Fri
チェルシーのオーナーであるロマン・アブラモビッチ氏が、クラブへの貸し付けを受け取ろうとしているとの、ここ最近の報道を真っ向から否定した。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受け、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と近しい中にあるロマン・アブラモビッチ氏は、イギリス政府から資産を凍結された。
そのことを予期してか、同氏はオーナーを務めていたチェルシーの運営を譲渡し、クラブの売却を公表していた中、徐々にその売却先が絞られてきていた。
チェルシーの運営ライセンスは5月31日に期限を迎えており、ここまでに新たなオーナーが不在の場合は、チームが消滅する可能性も指摘されている。
クラブの買収には、アメリカの実業家であるトッド・ベーリー氏が率いるコンソーシアムが有力と見られている。ベーリー氏は、MLBのロサンゼルス・ドジャースの共同オーナーとしても知られている。
しかし、ここ最近になって一部メディアはアブラモビッチ氏がクラブに対して貸し付けている15億ポンド(約2440億円)をなんとかして受け取る方法を画策している報道。さらに、同氏が売却額を一方的に釣り上げたとの報道も出ていた。
アブラモビッチ氏はいかなる収益を受け取ることができず、今回の貸付金の返済であったとしても受け取れない状況。そのような動きがある場合は、イギリス政府はクラブの売却を認めず、ライセンスがなくなればチェルシーは消滅する可能性も伝えられていた。
そういった中、アブラモビッチ氏は5日、チェルシーの公式サイトに自身のスポークスマン名義で声明を発表。前述の報道を真っ向から否定すると共に、当初の計画通り、売却の収益を寄付することを改めて説明している。
「チェルシーFCの売却に関するメディアの憶測を受け、我々は以下の点を明らかにしたいと思います...」
「まず、アブラモビッチ氏のチェルシー売却益の慈善事業への寄付に関する意図に変更はありません」
「当初の発表以来、アブラモビッチ氏のチームは、国連機関や大規模なグローバル慈善団体の上級代表を特定し、財団の設立とその活動計画の策定を任されています。 独立専門家である主任研究員は、政府代表と会談し、財団の構成と初期計画について説明しています」
「また、 アブラモビッチ氏はこの作業に関与しておらず、人道支援組織での長年の経験を持つ専門家が独自に管理しています」
「第二に、アブラモビッチ氏は自身への融資の返済を要求していません。このような指摘はまったくの誤りであり、アブラモビッチ氏が直前にクラブの価格を引き上げたという指摘も同様です」
「アブラモビッチ氏は、チェルシーFCの優れた新たな管理者を見つけるという目的の一環として、このプロセスを通じて、アカデミー、女子チーム、スタジアムの必要な再開発、チェルシー財団の活動の維持など、クラブへの投資を約束するよう各入札者に促しています」
「クラブ売却を発表して以来、イギリス政府がアブラモビッチ氏に課した制裁措置やその他の制限に続き、この融資もEU制裁の対象となり、追加の承認が必要となりました」
「つまり、資金は凍結され、当局が管理する法的手続きの対象となります。これらの資金はまだ財団のために用意されており、政府はこれらの制限と法的な意味を認識しています」
「さらに明確にしておくと、アブラモビッチ氏はこれらの資金にアクセスすることも、コントロールすることもできず、売却後もこれらの資金にアクセスしたりコントロールしたりすることはできません」
「当初の発表から状況が変わったにもかかわらず、彼はチェルシーFCのために良い管理者を見つけること、そしてその収益が良い目的に使われるようにすることを約束し続けています」
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受け、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と近しい中にあるロマン・アブラモビッチ氏は、イギリス政府から資産を凍結された。
チェルシーの運営ライセンスは5月31日に期限を迎えており、ここまでに新たなオーナーが不在の場合は、チームが消滅する可能性も指摘されている。
クラブの買収には、アメリカの実業家であるトッド・ベーリー氏が率いるコンソーシアムが有力と見られている。ベーリー氏は、MLBのロサンゼルス・ドジャースの共同オーナーとしても知られている。
ただ、イギリス政府がチェルシー売却の許可を出すためには、アブラモビッチ氏への利益が全く生まれないことが重要。そして、クラブを売りに出すと明かした際、アブラモビッチ氏は「ウクライナでの戦争の犠牲者のため、売却の収益は全て慈善団体へ寄付する」としていた。
しかし、ここ最近になって一部メディアはアブラモビッチ氏がクラブに対して貸し付けている15億ポンド(約2440億円)をなんとかして受け取る方法を画策している報道。さらに、同氏が売却額を一方的に釣り上げたとの報道も出ていた。
アブラモビッチ氏はいかなる収益を受け取ることができず、今回の貸付金の返済であったとしても受け取れない状況。そのような動きがある場合は、イギリス政府はクラブの売却を認めず、ライセンスがなくなればチェルシーは消滅する可能性も伝えられていた。
そういった中、アブラモビッチ氏は5日、チェルシーの公式サイトに自身のスポークスマン名義で声明を発表。前述の報道を真っ向から否定すると共に、当初の計画通り、売却の収益を寄付することを改めて説明している。
「チェルシーFCの売却に関するメディアの憶測を受け、我々は以下の点を明らかにしたいと思います...」
「まず、アブラモビッチ氏のチェルシー売却益の慈善事業への寄付に関する意図に変更はありません」
「当初の発表以来、アブラモビッチ氏のチームは、国連機関や大規模なグローバル慈善団体の上級代表を特定し、財団の設立とその活動計画の策定を任されています。 独立専門家である主任研究員は、政府代表と会談し、財団の構成と初期計画について説明しています」
「また、 アブラモビッチ氏はこの作業に関与しておらず、人道支援組織での長年の経験を持つ専門家が独自に管理しています」
「第二に、アブラモビッチ氏は自身への融資の返済を要求していません。このような指摘はまったくの誤りであり、アブラモビッチ氏が直前にクラブの価格を引き上げたという指摘も同様です」
「アブラモビッチ氏は、チェルシーFCの優れた新たな管理者を見つけるという目的の一環として、このプロセスを通じて、アカデミー、女子チーム、スタジアムの必要な再開発、チェルシー財団の活動の維持など、クラブへの投資を約束するよう各入札者に促しています」
「クラブ売却を発表して以来、イギリス政府がアブラモビッチ氏に課した制裁措置やその他の制限に続き、この融資もEU制裁の対象となり、追加の承認が必要となりました」
「つまり、資金は凍結され、当局が管理する法的手続きの対象となります。これらの資金はまだ財団のために用意されており、政府はこれらの制限と法的な意味を認識しています」
「さらに明確にしておくと、アブラモビッチ氏はこれらの資金にアクセスすることも、コントロールすることもできず、売却後もこれらの資金にアクセスしたりコントロールしたりすることはできません」
「当初の発表から状況が変わったにもかかわらず、彼はチェルシーFCのために良い管理者を見つけること、そしてその収益が良い目的に使われるようにすることを約束し続けています」
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