「嬉しいけど…」 ブルーノ、公式戦通算50発達成も「それよりトロフィーの数」

2022.05.03 12:35 Tue
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスがコメントした。イギリスの地元紙『マンチェスター・イブニング・ニュース』が報じている。

プレミアリーグでのトップ4入りもかなり厳しくなり、残りシーズンでの目標が希薄になるなか、2日の第35節でブレントフォードをホームに迎え撃ったユナイテッド。ここ4試合で3勝1分けと決して侮れないチームを相手にしてのホーム最終戦だったが、3-0で快勝した。
チームとしても試合を支配するなか、B・フェルナンデスも9分にFWアントニー・エランガの折り返しから先制点を奪取。ここ数試合にわたり、ゴールもアシストもない状況が続いたが、ホーム最終戦でリーグ戦2季連続の二桁得点となる10ゴール目をマークした。

そのゴールがチームに4試合ぶりの白星をもたらしたなか、自身も公式戦通算50ゴール目と節目を迎えたB・フェルナンデスだが、試合後のイギリス『スカイ・スポーツ』で個人よりもチームとしての数字にこだわった。

「ずいぶんと久しぶりのゴールだね! もちろん、嬉しいけど、僕にとってその数字は重要じゃない。ゴールじゃなく、トロフィーの数を増やしていきたいんだ」
また、ホーム最終戦で久々といっても良いぐらいの快勝劇に安堵しつつ、エリク・テン・ハグ体制でリスタートとなる来季に弾みをつけるべく、不甲斐ない今季をできる限り最高の形で締めくくりたい思いも続けている。

「ホームでのシーズン最終戦だし、良い結果と良いパフォーマンスを出したかった。自分たちが期待する基準に達していないのはわかっているけど、シーズン最後の試合はホームで良い結果を出せたよ。まだ試合が残っているし、そこに集中したい」

「常に何かしらを与えなければならないのはわかっている。ファンは僕らを応援してくれているんだ。今季が本来のレベルじゃないのはわかっているけど、今できるのは最高の形で終え、試合に勝ち、その後に来季のことを考えるしかないんだ」

なお、B・フェルナンデスはデータ会社『Opta』いわく、2020年2月のデビューからリーグ戦での得点関与が36ゴール&25アシストに。この数字よりも得点に絡んでいるのはリバプールのFWモハメド・サラー(73)とトッテナムのFWハリー・ケイン(65)しかいないという。
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