武藤嘉紀の復帰弾で勝ち越しも、終盤追いつかれ傑志とドロー…神戸が首位、傑志が2位で通過《ACL2022》
2022.05.01 21:58 Sun
1日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2022・グループJ第6節の傑志(香港)vsヴィッセル神戸が行われ、2-2のドローに終わった。
すでにグループステージの突破を決めている神戸は、1トップにFWリンコンを起用。また、MF日高光揮を初先発させた。
対する傑志は負ければ2位チームの3位以内に入れない状況に。勝ち点1でも掴んでおきたいところだ。
[4-2-3-1]のシステムで臨んだ神戸。日高と山口蛍がボランチ、2列目の右に初瀬亮、左に中坂勇哉、中央に井上潮音を並べた。
最初のシュートは傑志。遠目の位置からチャン・シンイチが左足でミドルシュート。鋭いシュートが飛んでいくが、枠を超えていく。
傑志は32分にスルーパスで裏を取られると、ダムヤノビッチがボックス内からシュート。しかし、大﨑がなんとか戻ってブロックする。
傑志が押し気味に進め、神戸はシュートが打てない展開が続く中、42分に左サイドを崩すと、山口がボックス内左に侵入し折り返すと、リンコンが倒されPKを獲得。これを自ら蹴ると、GKの位置を見て冷静に決めて、劣勢の神戸が先制する。
悪い流れながらPKで先制した神戸だったが、前半アディショナルタイムに痛恨のPK献上。槙野と大﨑が被ると、ルーズボールが槙野に当たって跳ね返ったボールをボックス内で大﨑がハンド。このPKをダムヤノビッチがしっかりと決め、1-1で前半を折り返した。
前半は攻撃が上手くいかなかった神戸は、ハーフタイムに山口蛍を下げて櫻内渚を投入。しかし、それでもなかなか攻撃が活性化せず、さらに大迫勇也、武藤嘉紀、郷家友太を投入してゴールを目指していく。
すると72分、FKからのクロスを山川がヘッド。これは枠に飛ぶが、GKが好セーブを見せてゴールならず。それでも、神戸が徐々にゴールに迫るシーンが増えていく。
それでもゴールが遠い神戸だったが、ついにゴールを奪う。87分、右CKを獲得すると井上がクロス。これをニアサイドで大迫が囮になると、武藤がドンピシャヘッド。神戸が勝ち越しに成功する。
苦しみながらもなんとか傑志ゴールをこじ開けた神戸。勝利かと思われたがアディショナルタイム1分、左CKからのクロスを後方から走り込んだラウール・バエナがドンピシャヘッド。神戸と同じような形から同点ゴールを奪う。
追いつかれた神戸は少ない時間でゴールを目指すと、武藤へのファウルでラウール・バエナがイエローカード。2枚目で退場となる。
最後には初瀬がボックス手前からFKを蹴るが、これは枠外。そのまま試合は終了し、2-2でドロー。神戸は首位通過、引き分けた傑志は2位通過を決めた。
傑志 2-2 ヴィッセル神戸
【傑志】
デヤン・ダムヤノビッチ(前48[PK])
ラウール・バエナ(後46)
【神戸】
リンコン(前44[PK])
武藤嘉紀(後42)
すでにグループステージの突破を決めている神戸は、1トップにFWリンコンを起用。また、MF日高光揮を初先発させた。
[4-2-3-1]のシステムで臨んだ神戸。日高と山口蛍がボランチ、2列目の右に初瀬亮、左に中坂勇哉、中央に井上潮音を並べた。
最初のシュートは傑志。遠目の位置からチャン・シンイチが左足でミドルシュート。鋭いシュートが飛んでいくが、枠を超えていく。
神戸はビルドアップし、ポゼッションしながらもなかなかスペースを見つけられ図に決定機を作れず。一方の傑志は、デヤン・ダムヤノビッチが積極的にミドルレンジからシュートを放つなど、神戸ゴールを脅かしていく。
傑志は32分にスルーパスで裏を取られると、ダムヤノビッチがボックス内からシュート。しかし、大﨑がなんとか戻ってブロックする。
傑志が押し気味に進め、神戸はシュートが打てない展開が続く中、42分に左サイドを崩すと、山口がボックス内左に侵入し折り返すと、リンコンが倒されPKを獲得。これを自ら蹴ると、GKの位置を見て冷静に決めて、劣勢の神戸が先制する。
悪い流れながらPKで先制した神戸だったが、前半アディショナルタイムに痛恨のPK献上。槙野と大﨑が被ると、ルーズボールが槙野に当たって跳ね返ったボールをボックス内で大﨑がハンド。このPKをダムヤノビッチがしっかりと決め、1-1で前半を折り返した。
前半は攻撃が上手くいかなかった神戸は、ハーフタイムに山口蛍を下げて櫻内渚を投入。しかし、それでもなかなか攻撃が活性化せず、さらに大迫勇也、武藤嘉紀、郷家友太を投入してゴールを目指していく。
すると72分、FKからのクロスを山川がヘッド。これは枠に飛ぶが、GKが好セーブを見せてゴールならず。それでも、神戸が徐々にゴールに迫るシーンが増えていく。
それでもゴールが遠い神戸だったが、ついにゴールを奪う。87分、右CKを獲得すると井上がクロス。これをニアサイドで大迫が囮になると、武藤がドンピシャヘッド。神戸が勝ち越しに成功する。
苦しみながらもなんとか傑志ゴールをこじ開けた神戸。勝利かと思われたがアディショナルタイム1分、左CKからのクロスを後方から走り込んだラウール・バエナがドンピシャヘッド。神戸と同じような形から同点ゴールを奪う。
追いつかれた神戸は少ない時間でゴールを目指すと、武藤へのファウルでラウール・バエナがイエローカード。2枚目で退場となる。
最後には初瀬がボックス手前からFKを蹴るが、これは枠外。そのまま試合は終了し、2-2でドロー。神戸は首位通過、引き分けた傑志は2位通過を決めた。
傑志 2-2 ヴィッセル神戸
【傑志】
デヤン・ダムヤノビッチ(前48[PK])
ラウール・バエナ(後46)
【神戸】
リンコン(前44[PK])
武藤嘉紀(後42)
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