大雨の中の一戦は本田風智1G1Aの鳥栖が4発快勝! 上位窺う柏は痛恨3連敗【明治安田J1第10節】
2022.04.29 17:58 Fri
29日、明治安田生命J1リーグ第10節の柏レイソルvsサガン鳥栖が三協フロンテア柏スタジアムで行われ、1-4で鳥栖が快勝を収めた。
今シーズンはYBCルヴァンカップで2度対戦している両者。柏が1勝1分けという成績。4月の最後にして、早くもシーズン3度目の対戦となる。
ホームの柏は前節からスタメンを4人変更。システムは[3-4-2-1]で変わらず、高橋祐治、中村慶太、ドッジ、小屋松知哉が外れ、上島拓巳、岩下航、椎橋慧也、鵜木郁哉が入りルヴァンカップでプレーするメンバーを並べた。鵜木と岩下はJ1で初先発出場となった。
対するアウェイの鳥栖はスタメンを2名変更。システムは[3-4-2-1]で、原田亘、垣田裕暉に代えて、ファン・ソッコ、小野裕二を起用した。小野はリーグ戦初先発となった。
試合前から激しい雨が降る中でキックオフを迎えた一戦。互いに[3-4-2-1]のミラーゲームに。強度の高さをどちらがしっかりと発揮して主導権を握るかが注目となった。
柏の背後を狙うカウンター、鳥栖のポゼッションという構図で進む中、21分に柏がチャンス。戸嶋のパスから、右サイドでボールを受けたマテウス・サヴィオ、鵜木がワンツー。ボックス内に侵入してマテウス・サヴィオが折り返すがシュートは打てない。
一進一退の状態から先に試合を動かしたのは鳥栖だった。27分、左サイドでスローインを得ると、ジエゴがロングスロー。これをボックス内左で福田がヘッドでフリック。これを本田がヘディングで押し込み、鳥栖が先制に成功する。
先制を許した柏は、変わらずに背後を狙う形で攻める。マテウス・サヴィオを中心に、鳥栖のゴールを目指し、セカンドボールを拾って効果的に押し込むが、なかなかゴールを奪えない。
すると44分に右サイドでボールを奪い返した岩崎が古賀にファウルをされ、ボックス右でFKを獲得。小野が鋭いボールをゴール前に入れると、GKキム・スンギュも前に出れず、ファーサイドで田代が詰めて鳥栖がリードを2点に広げる。
2点ビハインドの柏は、鵜木と岩下を下げて、武藤雄樹と北爪健吾を投入。すると49分、右サイドから攻めると、武藤がボックス内右からシュート。しかし、GK朴一圭がキャッチする。
後半スタートから徐々に活性化した柏。すると意外な形で55分に得点する。田代のバックパスのミスからCKを得た柏。右CKからクロスもクリア。これを繋いでクロスボールを送るも、またクリア。しかし、これが無糖の下に溢れるとダイレクトシュート。これを細谷がダイレクトで合わせ、柏が1点差に詰め寄る。
勢いに乗る柏は60分。スローインの流れから前にボールを運ぶと、細谷が強烈なシュート。これはGK朴一圭が弾くと、走り込んだ武藤がこぼれ球にいち早く反応。シュートを話すが、これは枠を超えてしまい、チャンスを逃す。
すると直後に鳥栖がビッグチャンス。61分にボックス付近でFKを獲得すると、小野がゴール前にクロス。DFが触ったボールが流れると、ファン・ソッコがファーでダイビングヘッド。しかし、これはクロスバーに嫌われると、こぼれ球をジエゴがシュートも枠を外す。
互いに決定機を迎え他ものの生かせなかった中、ネットを揺らしたのは鳥栖だった。64分、本田がドリブルで運ぶと、左サイドの小野へパス。小野がインナーラップした本田に戻すとマイナスのパス。フリーの福田がミドルシュートをゴール右に決め、鳥栖がリードを再び2点に広げる。
さらに68分には鳥栖が右サイドを崩すと、ファン・ソッコがアーリークロス。これをファーに走り込んだ岩崎が合わせに行くが、ミートせずにシュートは枠を大きく外す。
リードしながらも押し込み続けるとすは82分、左サイドから福田がクロス。これをファーサイドに飛び出した飯野がヘッド。難しい角度のヘッドとなったが、これが決まり嬉しいJ1初ゴールを記録した。
効果的に得点を重ねる鳥栖。リードを広げられた柏は、終盤にかけて鳥栖ゴールに迫る。しかし、シュート精度を欠いてしまい、枠を捉えられない。
アディショナルタイムに入り互いにヒートアップする中、スコアは動かず。95分にはボックス手前でのFKからドッジが直接狙うもクロスバーに直撃し試合終了。詰まっていたケチャップが出た鳥栖が今季2度目の複数得点で柏に勝利。敗れた柏は痛恨の3連敗を喫した。
柏レイソル 1-4 サガン鳥栖
【柏】
細谷真大(後10)
【鳥栖】
本田風智(前27)
田代雅也(前45)
福田晃斗(後19)
飯野七聖(後37)
今シーズンはYBCルヴァンカップで2度対戦している両者。柏が1勝1分けという成績。4月の最後にして、早くもシーズン3度目の対戦となる。
対するアウェイの鳥栖はスタメンを2名変更。システムは[3-4-2-1]で、原田亘、垣田裕暉に代えて、ファン・ソッコ、小野裕二を起用した。小野はリーグ戦初先発となった。
試合前から激しい雨が降る中でキックオフを迎えた一戦。互いに[3-4-2-1]のミラーゲームに。強度の高さをどちらがしっかりと発揮して主導権を握るかが注目となった。
立ち上がりからホームの柏がアグレッシブに入り、何度かボックスまでボールを運ぶが、決定機は作れず。鳥栖はGK朴一圭を使ったビルドアップで前進しようとするが、こちらも柏の守備に阻まれる。
柏の背後を狙うカウンター、鳥栖のポゼッションという構図で進む中、21分に柏がチャンス。戸嶋のパスから、右サイドでボールを受けたマテウス・サヴィオ、鵜木がワンツー。ボックス内に侵入してマテウス・サヴィオが折り返すがシュートは打てない。
一進一退の状態から先に試合を動かしたのは鳥栖だった。27分、左サイドでスローインを得ると、ジエゴがロングスロー。これをボックス内左で福田がヘッドでフリック。これを本田がヘディングで押し込み、鳥栖が先制に成功する。
先制を許した柏は、変わらずに背後を狙う形で攻める。マテウス・サヴィオを中心に、鳥栖のゴールを目指し、セカンドボールを拾って効果的に押し込むが、なかなかゴールを奪えない。
すると44分に右サイドでボールを奪い返した岩崎が古賀にファウルをされ、ボックス右でFKを獲得。小野が鋭いボールをゴール前に入れると、GKキム・スンギュも前に出れず、ファーサイドで田代が詰めて鳥栖がリードを2点に広げる。
2点ビハインドの柏は、鵜木と岩下を下げて、武藤雄樹と北爪健吾を投入。すると49分、右サイドから攻めると、武藤がボックス内右からシュート。しかし、GK朴一圭がキャッチする。
後半スタートから徐々に活性化した柏。すると意外な形で55分に得点する。田代のバックパスのミスからCKを得た柏。右CKからクロスもクリア。これを繋いでクロスボールを送るも、またクリア。しかし、これが無糖の下に溢れるとダイレクトシュート。これを細谷がダイレクトで合わせ、柏が1点差に詰め寄る。
勢いに乗る柏は60分。スローインの流れから前にボールを運ぶと、細谷が強烈なシュート。これはGK朴一圭が弾くと、走り込んだ武藤がこぼれ球にいち早く反応。シュートを話すが、これは枠を超えてしまい、チャンスを逃す。
すると直後に鳥栖がビッグチャンス。61分にボックス付近でFKを獲得すると、小野がゴール前にクロス。DFが触ったボールが流れると、ファン・ソッコがファーでダイビングヘッド。しかし、これはクロスバーに嫌われると、こぼれ球をジエゴがシュートも枠を外す。
互いに決定機を迎え他ものの生かせなかった中、ネットを揺らしたのは鳥栖だった。64分、本田がドリブルで運ぶと、左サイドの小野へパス。小野がインナーラップした本田に戻すとマイナスのパス。フリーの福田がミドルシュートをゴール右に決め、鳥栖がリードを再び2点に広げる。
さらに68分には鳥栖が右サイドを崩すと、ファン・ソッコがアーリークロス。これをファーに走り込んだ岩崎が合わせに行くが、ミートせずにシュートは枠を大きく外す。
リードしながらも押し込み続けるとすは82分、左サイドから福田がクロス。これをファーサイドに飛び出した飯野がヘッド。難しい角度のヘッドとなったが、これが決まり嬉しいJ1初ゴールを記録した。
効果的に得点を重ねる鳥栖。リードを広げられた柏は、終盤にかけて鳥栖ゴールに迫る。しかし、シュート精度を欠いてしまい、枠を捉えられない。
アディショナルタイムに入り互いにヒートアップする中、スコアは動かず。95分にはボックス手前でのFKからドッジが直接狙うもクロスバーに直撃し試合終了。詰まっていたケチャップが出た鳥栖が今季2度目の複数得点で柏に勝利。敗れた柏は痛恨の3連敗を喫した。
柏レイソル 1-4 サガン鳥栖
【柏】
細谷真大(後10)
【鳥栖】
本田風智(前27)
田代雅也(前45)
福田晃斗(後19)
飯野七聖(後37)
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