横浜FMがホアンアイン・ザライを下し首位堅守! 今節で突破決定の可能性も《ACL2022》
2022.04.28 21:58 Thu
横浜F・マリノスは28日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2022・グループH第5節でホアンアイン・ザライ(HAGL/ベトナム)と対戦し、2-0で勝利した。
シドニーFCに連勝を収めた前節の結果、グループ唯一の3勝で首位に立った横浜FM。今節で突破の可能性が浮上した。
その重要な今節の相手は、初戦で2-1で勝利したHAGLだ。前半にレオ・セアラが立て続けに2ゴールを奪った後、喜田がオウンゴールを与えてしまうものの、余裕を持ちながら1点差を守り切って白星を飾った。
今節は前回対戦からスタメンを4人変更。前回はベンチ外だったエウベルのほか、マルコス・ジュニオールや渡辺、小池が先発に名を連ねた。
試合は立ち上がりから横浜FMがボールを持つ展開となる中、最初のチャンスは11分。左CKで渡辺がニアにクロスを入れると、エウベルがマイナスに落として永戸がシュート。狙い通りのプレーだったが、シュートはGKに弾かれ、こぼれ球をレオ・セアラが頭で押し込もうとしたが、ここもキャッチされた。
攻め続ける横浜FM。33分に左サイドからサイドチェンジを試みた永戸のパスはピッチ中央でカットされてしまうものの、相手がボールの処理にもたついていた隙にレオ・セアラが前線へスルーパス。これでボックス右に侵入した仲川が、切り返しの際に相手の足に引っかかって転倒。PKを獲得した。
これをマルコス・ジュニオールが決めて横浜FMが先制。43分に、そのマルコス・ジュニオールがゴール前に送ったパスにレオ・セアラが飛び込むが、惜しくも間に合わず、追加点には至らなかった。
後半から仲川を下げて宮市を投入した横浜FMは、56分にその宮市が右サイドに潜り込み、マイナス方向へグラウンダーのクロス。これをレオ・セアラがワンタッチで落とし、マルコス・ジュニオールがフィニッシュを務めたが、DFのブロックに遭った。
レオ・セアラのヘディングシュートも枠に弾かれるなど、もう1点が取れない横浜FM。守備でもここまで危険な場面は作られていないが、67分にブー・バン・タインのミドルシュートがGK高丘を強襲。同選手はシドニー戦でもミドルシュートを決めており、警戒は怠れない。
60分以降は10分ごとに選手を交代させていく中、72分に途中出場の西村から永戸にボールが渡り、最後はボックス左から宮市が豪快に左足でシュート。これはGKに弾かれたが、その右CKで水沼が右足でクロスを入れると、畠中が打点の高いヘディングシュートを突き刺し、ようやく2点目を奪った。
その後はさらにギアを上げて押し込みながら時間を進めた横浜FM。2-0で試合を制し、5月1日に行われる全北現代との最終節に向けて首位をキープした。なお、同日開催のシドニーFCvs全北現代で全北現代が敗れた場合、横浜FMの首位突破が決定する。
横浜F・マリノス 2-0 ホアンアイン・ザライ
【横浜FM】
マルコス・ジュニオール(前36[PK])
畠中槙之輔(後38)
シドニーFCに連勝を収めた前節の結果、グループ唯一の3勝で首位に立った横浜FM。今節で突破の可能性が浮上した。
今節は前回対戦からスタメンを4人変更。前回はベンチ外だったエウベルのほか、マルコス・ジュニオールや渡辺、小池が先発に名を連ねた。
試合は立ち上がりから横浜FMがボールを持つ展開となる中、最初のチャンスは11分。左CKで渡辺がニアにクロスを入れると、エウベルがマイナスに落として永戸がシュート。狙い通りのプレーだったが、シュートはGKに弾かれ、こぼれ球をレオ・セアラが頭で押し込もうとしたが、ここもキャッチされた。
続く15分には、左サイドからカットインしたエウベルからレオ・セアラがボールを受け、ボックス手前からミドルシュートへ。強烈なシュートだったがGKの正面に飛んだ。また、27分に攻撃参加した永戸に渡辺からボールが入り、ボックス左からシュートに持ち込むも、利き足ではない右足のシュートだったこともあり、これもGKの正面へ。
攻め続ける横浜FM。33分に左サイドからサイドチェンジを試みた永戸のパスはピッチ中央でカットされてしまうものの、相手がボールの処理にもたついていた隙にレオ・セアラが前線へスルーパス。これでボックス右に侵入した仲川が、切り返しの際に相手の足に引っかかって転倒。PKを獲得した。
これをマルコス・ジュニオールが決めて横浜FMが先制。43分に、そのマルコス・ジュニオールがゴール前に送ったパスにレオ・セアラが飛び込むが、惜しくも間に合わず、追加点には至らなかった。
後半から仲川を下げて宮市を投入した横浜FMは、56分にその宮市が右サイドに潜り込み、マイナス方向へグラウンダーのクロス。これをレオ・セアラがワンタッチで落とし、マルコス・ジュニオールがフィニッシュを務めたが、DFのブロックに遭った。
レオ・セアラのヘディングシュートも枠に弾かれるなど、もう1点が取れない横浜FM。守備でもここまで危険な場面は作られていないが、67分にブー・バン・タインのミドルシュートがGK高丘を強襲。同選手はシドニー戦でもミドルシュートを決めており、警戒は怠れない。
60分以降は10分ごとに選手を交代させていく中、72分に途中出場の西村から永戸にボールが渡り、最後はボックス左から宮市が豪快に左足でシュート。これはGKに弾かれたが、その右CKで水沼が右足でクロスを入れると、畠中が打点の高いヘディングシュートを突き刺し、ようやく2点目を奪った。
その後はさらにギアを上げて押し込みながら時間を進めた横浜FM。2-0で試合を制し、5月1日に行われる全北現代との最終節に向けて首位をキープした。なお、同日開催のシドニーFCvs全北現代で全北現代が敗れた場合、横浜FMの首位突破が決定する。
横浜F・マリノス 2-0 ホアンアイン・ザライ
【横浜FM】
マルコス・ジュニオール(前36[PK])
畠中槙之輔(後38)
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