存在価値が高まる冨安健洋のバックアッパー探しが急務に、ターゲットにしていた若手SBが重傷
2022.04.27 14:07 Wed
アーセナルの日本代表DF冨安健洋の存在価値はさらに高まっているようだ。
この試合では後半アディショナルタイムに冨安が復帰。試合の勝利も去ることながら、ファンも約3カ月ぶりの復帰となった冨安を歓迎。短い時間ながら、鋭い突破でクリスティアーノ・ロナウドにイエローカードをもたらせるなどのパフォーマンスにも沸いた。
試合後にはミケル・アルテタ監督も冨安の復帰を喜び、慎重にリハビリさせた決断が間違っていなかったともコメント。チームにとって、やはり欠かせないプレーヤーということを短時間で証明した。
その冨安が離脱していた期間に同じポジションを守っていたのはポルトガル代表DFセドリック・ソアレス。ユーティリティ性もあり、経験も豊富な選手でチームを助けた一方で、冨安が持つ安定感には欠けており、不安材料ともなっていた。
所属選手ではイングランド代表DFベン・ホワイトがプレーできるが、センターバックで良い仕事をしているだけに、現状冨安とセドリックという状況だ。
その中で、アーセナルは夏に冨安のバックアッパーを補強する計画を立てているとのこと。その候補の1人がサウサンプトンのU-21イングランド代表DFティノ・リヴラメント(19)だった。
チェルシーのアカデミーで才能を開花させた攻撃的サイドバックのリヴラメントは、昨夏に500万ポンド(約8億3000万円)の移籍金でサウサンプトンに完全移籍。ここまでのプレミアリーグで28試合1ゴール2アシストの数字を残していた。
イギリス『フットボール・ロンドン』によれば、アーセナルは2500万ポンド(約40億1500万円)の移籍金を用意する予定だったが、その予定が狂ってしまった。
リヴラメントは、24日に行われたプレミアリーグ第34節のブライトン&ホーヴ・アルビオン戦で負傷。左ヒザの前十字じん帯断裂の重傷を負った可能性があり、全治8〜9カ月が見込まれている。そのため、アーセナルは獲得に動かない可能性が出たとしている。
アーセナルはトップ4フィニッシュを目指している中で、来シーズンはヨーロッパの舞台に立つ可能性が高い。そのため、今シーズンに比べて試合数も増えることから、選手層を厚くする必要はある。いずれにしても、手薄なポジションである右サイドバック。冨安の存在価値は、来シーズンもさらに高まっていくことになりそうだ。
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23日に行われたプレミアリーグ第34節でマンチェスター・ユナイテッドとホームで対戦したアーセナル。トップ4フィニッシュに向けては負けられない一戦となったが、試合の主導権を握り3-1で快勝を収めた。試合後にはミケル・アルテタ監督も冨安の復帰を喜び、慎重にリハビリさせた決断が間違っていなかったともコメント。チームにとって、やはり欠かせないプレーヤーということを短時間で証明した。
その冨安が離脱していた期間に同じポジションを守っていたのはポルトガル代表DFセドリック・ソアレス。ユーティリティ性もあり、経験も豊富な選手でチームを助けた一方で、冨安が持つ安定感には欠けており、不安材料ともなっていた。
冨安の復帰で一旦は安心できるアーセナルだが、このポジションの選手層は薄い。今季はレンタル移籍しているDFエクトル・ベジェリン(レアル・ベティス)やMFエインズリー・メイトランド=ナイルズ(ローマ)がいるものの、彼らは夏にチームを去ることが濃厚。マルセイユにレンタル移籍しているDFウィリアム・サリバは、まだアーセナルでのプレー経験がなく、去就も不透明となっている。
所属選手ではイングランド代表DFベン・ホワイトがプレーできるが、センターバックで良い仕事をしているだけに、現状冨安とセドリックという状況だ。
その中で、アーセナルは夏に冨安のバックアッパーを補強する計画を立てているとのこと。その候補の1人がサウサンプトンのU-21イングランド代表DFティノ・リヴラメント(19)だった。
チェルシーのアカデミーで才能を開花させた攻撃的サイドバックのリヴラメントは、昨夏に500万ポンド(約8億3000万円)の移籍金でサウサンプトンに完全移籍。ここまでのプレミアリーグで28試合1ゴール2アシストの数字を残していた。
イギリス『フットボール・ロンドン』によれば、アーセナルは2500万ポンド(約40億1500万円)の移籍金を用意する予定だったが、その予定が狂ってしまった。
リヴラメントは、24日に行われたプレミアリーグ第34節のブライトン&ホーヴ・アルビオン戦で負傷。左ヒザの前十字じん帯断裂の重傷を負った可能性があり、全治8〜9カ月が見込まれている。そのため、アーセナルは獲得に動かない可能性が出たとしている。
アーセナルはトップ4フィニッシュを目指している中で、来シーズンはヨーロッパの舞台に立つ可能性が高い。そのため、今シーズンに比べて試合数も増えることから、選手層を厚くする必要はある。いずれにしても、手薄なポジションである右サイドバック。冨安の存在価値は、来シーズンもさらに高まっていくことになりそうだ。
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