今夏スカッド大刷新図るユナイテッド、スカウト部門の責任者2人が退団
2022.04.21 00:36 Thu
マンチェスター・ユナイテッドは今夏のスカッド大刷新に向け、まずはスカウト部門にテコ入れを図った。イギリス『The Athletic』が報じている。
ユナイテッドは19日に行われたプレミアリーグ第30節延期分でリバプールに0-4で惨敗。残り試合での逆転の可能性はあるものの、現時点ではトップ4フィニッシュを逃す可能性が高まっている。
来シーズンに向けてはアヤックスのエリック・テン・ハグ監督の新指揮官招へいが既定路線となり、来シーズンは暫定監督から補強に関するアドバイザー職に就任するラルフ・ラングニック氏は、同試合後に「6、7、8人の新しいプレーヤーが来るのは明らか。10人かもしれない」と、スカッドの大刷新を明言した。
そういった中、ここ十数年に渡ってスカウト部門で中心的な役割を果たしてきたチーフスカウトのジム・ロウラー氏と、グローバルスカウト部長のマルセル・バウト氏の2人が今シーズン限りでクラブを去ることを明かした。
「ジム・ロウラーは、16年間在籍したチーフスカウトの職をこの夏で退くことを決めた。この間、ジムはトロフィーを獲得したマンチェスター・ユナイテッドの育成において重要な役割を果たし、サー・アレックス・ファーガソンと彼の後に続く監督たちにとって重要な指導源となった」
『The Athletic』によると、クラブは声明の中で両者の長年の献身に対する感謝の言葉を綴っていたが、実際にはここ数年多くの批判を浴びた補強戦略の責任を取らせる形での退任だという。
今後、クラブは前述のラングニック氏に加え、フットボール・ディレクターのジョン・マータフ氏、テクニカル・ディレクターのダレン・フレッチャー氏、エド・ウッドワード氏の後任としてCEOに就任したリチャード・アーノルド氏を中心に補強戦略を組み立てることになるが、主力スカウト2人の退団によってこれまでとは異なるアプローチでのリクルートが増えることになる見込みだ。
ユナイテッドは19日に行われたプレミアリーグ第30節延期分でリバプールに0-4で惨敗。残り試合での逆転の可能性はあるものの、現時点ではトップ4フィニッシュを逃す可能性が高まっている。
そういった中、ここ十数年に渡ってスカウト部門で中心的な役割を果たしてきたチーフスカウトのジム・ロウラー氏と、グローバルスカウト部長のマルセル・バウト氏の2人が今シーズン限りでクラブを去ることを明かした。
「ジム・ロウラーは、16年間在籍したチーフスカウトの職をこの夏で退くことを決めた。この間、ジムはトロフィーを獲得したマンチェスター・ユナイテッドの育成において重要な役割を果たし、サー・アレックス・ファーガソンと彼の後に続く監督たちにとって重要な指導源となった」
「マルセル・バウトは、8年間在籍したグローバルスカウト部長の職を退く。マンチェスター・ユナイテッドの内外から尊敬を集めるマルセルは、アシスタントコーチとして、また近年のスカウティング能力の強化に重要な役割を担ってきた」
『The Athletic』によると、クラブは声明の中で両者の長年の献身に対する感謝の言葉を綴っていたが、実際にはここ数年多くの批判を浴びた補強戦略の責任を取らせる形での退任だという。
今後、クラブは前述のラングニック氏に加え、フットボール・ディレクターのジョン・マータフ氏、テクニカル・ディレクターのダレン・フレッチャー氏、エド・ウッドワード氏の後任としてCEOに就任したリチャード・アーノルド氏を中心に補強戦略を組み立てることになるが、主力スカウト2人の退団によってこれまでとは異なるアプローチでのリクルートが増えることになる見込みだ。
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