天国か地獄か…終盤に勝越し弾もVARで取り消されたうえGKのハンドで相手にFK、直接決められジ・エンド
2022.04.14 07:05 Thu
悪夢か、はたまた奇跡か。アルゼンチン1部リーグ、プリメーラ・ディビシオンのファースト・ステージグループB第9節。現地時間11日に行われたウラカンvsバラカス・セントラルの勝敗は、VARによって左右された。
1-1の同点で迎えた87分。ウラカンはクロスを捕球したGKのフィードスローからカウンターへ転じると、最後は途中出場のFWマティアス・コッカロがダイビングヘッドでネットを揺らす。キャッチから約10秒の速攻で、劇的な勝ち越しゴールを奪取したかに思われた。
だが、VARから進言とオン・フィールド・レビュー(OFR)の結果、ゴールは取り消しに。GKマルコス・ディアスによるフィードの際、ボールの位置がボックスの外であったと判断され、ハンドによって逆にバラカス・セントラルへFKが与えられた。
ゴールチェックに時間がかかったため、再開したのはアディショナルタイムに突入した94分だった。ゴール正面、ボックスのわずか外で得たFKを、キッカーのMFイバン・タピアが短い助走から大胆にも真正面を直接狙うと、これが割れた壁の間を抜けてそのままゴールイン。こちらは正真正銘ゴールとなり、決勝点に。バラカス・セントラルがあまりにも劇的な逆転勝ちを収めた。
直接FKか否かの判定にはVARは介入できないため「そもそもフラカンのゴールがなければ、このFKは存在しなかった」。ゆえに「VARはボールを持ってエリアを出たことを確認する必要はなかった。ノーゴールで終わり」でよかったのではないかという見解も聞こえている。
ハンドリングのルールやVARの在り方にまで発展した珍しい事象。ただ、多くのファンは「ハハハ笑ってもいいですか?」、「理解しようとしないで、楽しんで」と、この奇妙な顛末を肴にしたようだ。
だが、VARから進言とオン・フィールド・レビュー(OFR)の結果、ゴールは取り消しに。GKマルコス・ディアスによるフィードの際、ボールの位置がボックスの外であったと判断され、ハンドによって逆にバラカス・セントラルへFKが与えられた。
ゴールチェックに時間がかかったため、再開したのはアディショナルタイムに突入した94分だった。ゴール正面、ボックスのわずか外で得たFKを、キッカーのMFイバン・タピアが短い助走から大胆にも真正面を直接狙うと、これが割れた壁の間を抜けてそのままゴールイン。こちらは正真正銘ゴールとなり、決勝点に。バラカス・セントラルがあまりにも劇的な逆転勝ちを収めた。
多くの事象が絡んだゴールをアルゼンチンのジャーナリストは「例外的でコミカルな状況」と説明。閲覧者からもさまざまな意見が飛び交っている。
直接FKか否かの判定にはVARは介入できないため「そもそもフラカンのゴールがなければ、このFKは存在しなかった」。ゆえに「VARはボールを持ってエリアを出たことを確認する必要はなかった。ノーゴールで終わり」でよかったのではないかという見解も聞こえている。
ハンドリングのルールやVARの在り方にまで発展した珍しい事象。ただ、多くのファンは「ハハハ笑ってもいいですか?」、「理解しようとしないで、楽しんで」と、この奇妙な顛末を肴にしたようだ。
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