完敗ハマーズがトップ4遠のく痛恨取りこぼし…ブレントフォードはチェルシー戦に次ぐ上位いじめに《プレミアリーグ》
2022.04.10 23:54 Sun
プレミアリーグ第32節、ブレントフォードvsウェストハムが10日にグリフィン・パークで行われ、ホームのブレントフォードが2-0で勝利した。
現在、熾烈なトップ4争いに身を置く6位のウェストハム(勝ち点51)は、前節チェルシーに4-1の圧勝を飾った14位のブレントフォード(勝ち点34)相手の一戦でリーグ連勝を狙った。ミッドウィーク開催のヨーロッパリーグ(EL)のリヨン戦を1-1のドローで終えたホームチームは、ツォウファル、ランシーニを起用した以外メンバーの入れ替えは行わなかった。
立ち上がりの接触プレーで顔面を打ったドーソンのプレー続行が懸念されるアクシデンタルな入りとなったウェストハムは、10人で後半を戦ったリヨン戦の疲労を窺わせる重さが序盤から見受けられる
これに対して、チェルシー撃破で意気揚々のホームチームは互角以上の守備強度、エリクセンを起点にトニーやムベウモ、ウィサと前線の選手が縦に速い仕掛けからフィニッシュの場面を創出。アタッキングサードでうまく攻撃を遅らされ、シュート9本枠内4本というスタッツと比較して決定機の数こそ少ないが、ムベウモやエリクセンが前向きな仕掛けからからシュートを放ってGKファビアンスキにセーブを強いる。
一方、ドーソンは問題なくプレーを継続したものの、前半半ば過ぎにズマが足を痛めてディオプのスクランブル投入を余儀なくされたウェストハムは、アントニオやボーウェンという前線のタレントがなかなか効果的に攻撃に絡めない。そのため、前半はいずれもセットプレーの流れからソウチェク、クレスウェルが放ったシュート2本に留まり、大幅な修正が求められる形で試合を折り返した。
敵地で先手を奪われたウェストハムは後半も攻撃の形を作れない中、57分にはランシーニに代えてより個での打開が可能なベンラーマを投入。しかし、64分には左サイド深くに抜け出したヘンリーからのクロスを大外のムベウモに右足で折り返されると、最後はトニーにヘディングで左隅へ流し込まれた。
これで厳しくなったアウェイチームは精彩を欠いた主砲アントニオを諦めてヴラシッチを投入。ボーウェンを最前線に置いた布陣でゴールを目指すが、過密日程によって反撃のためのパワーが出ない。そして、決定機はおろか前半同様にシュートの数が増えていかない。
その後、効果的な交代策で最後までプレー強度を維持したホームチームに2-0のスコアのまま逃げ切られ、敵地で0-2の完敗。前日に敗れたアーセナルやマンチェスター・ユナイテッドにお付き合いする形で、逆転でのトップ4が遠のく痛恨の敗戦となった。
現在、熾烈なトップ4争いに身を置く6位のウェストハム(勝ち点51)は、前節チェルシーに4-1の圧勝を飾った14位のブレントフォード(勝ち点34)相手の一戦でリーグ連勝を狙った。ミッドウィーク開催のヨーロッパリーグ(EL)のリヨン戦を1-1のドローで終えたホームチームは、ツォウファル、ランシーニを起用した以外メンバーの入れ替えは行わなかった。
これに対して、チェルシー撃破で意気揚々のホームチームは互角以上の守備強度、エリクセンを起点にトニーやムベウモ、ウィサと前線の選手が縦に速い仕掛けからフィニッシュの場面を創出。アタッキングサードでうまく攻撃を遅らされ、シュート9本枠内4本というスタッツと比較して決定機の数こそ少ないが、ムベウモやエリクセンが前向きな仕掛けからからシュートを放ってGKファビアンスキにセーブを強いる。
一方、ドーソンは問題なくプレーを継続したものの、前半半ば過ぎにズマが足を痛めてディオプのスクランブル投入を余儀なくされたウェストハムは、アントニオやボーウェンという前線のタレントがなかなか効果的に攻撃に絡めない。そのため、前半はいずれもセットプレーの流れからソウチェク、クレスウェルが放ったシュート2本に留まり、大幅な修正が求められる形で試合を折り返した。
後半は早い時間帯にスコアが動く。48分、ブレントフォードは相手陣内右サイドでのスローインをトニーが絶妙なワンタッチでボックス右のスペースに流すと、DFの死角から完璧なタイミングで抜け出してきたムベウモが左足の強烈なシュートを突き刺した。
敵地で先手を奪われたウェストハムは後半も攻撃の形を作れない中、57分にはランシーニに代えてより個での打開が可能なベンラーマを投入。しかし、64分には左サイド深くに抜け出したヘンリーからのクロスを大外のムベウモに右足で折り返されると、最後はトニーにヘディングで左隅へ流し込まれた。
これで厳しくなったアウェイチームは精彩を欠いた主砲アントニオを諦めてヴラシッチを投入。ボーウェンを最前線に置いた布陣でゴールを目指すが、過密日程によって反撃のためのパワーが出ない。そして、決定機はおろか前半同様にシュートの数が増えていかない。
その後、効果的な交代策で最後までプレー強度を維持したホームチームに2-0のスコアのまま逃げ切られ、敵地で0-2の完敗。前日に敗れたアーセナルやマンチェスター・ユナイテッドにお付き合いする形で、逆転でのトップ4が遠のく痛恨の敗戦となった。
|
関連ニュース