ダミアンの一撃で川崎Fが逃げ切り成功! 好調・柏を退け3試合ぶりの勝利【明治安田J1第8節】
2022.04.09 21:04 Sat
明治安田生命J1リーグ第8節、川崎フロンターレvs柏レイソルが9日に等々力陸上競技場で行われ、1-0でホームの川崎Fが勝利を収めた。
川崎Fは前々節のセレッソ大阪で1-4と大敗し、前節のジュビロ磐田戦も試合最終盤に追い付いてのドローと、どこか歯車が噛み合わない状況。今節は家長とレアンドロ・ダミアンが2試合ぶりに先発復帰。ジョアン・シミッチは今季初スタメンを飾り、橘田とダブルボランチに近い立ち位置を取った。
その川崎Fを粉砕したC大阪を破った柏。連勝の勢いそのままに、今節は前節と同じスターティングイレブンの[3-5-2]で臨んだ。
先に決定機を迎えたのは柏。9分、山村のパスをカットした小屋松が自ら運んでボックス内に侵入すると、完全にフリーでボックス左から右足を振るが、枠の上に外してしまい、顔を覆った。
一方の川崎Fも3分後、佐々木の斜めのパスを受けた遠野がボックス手前左で反転から即座に右足。さらに17分、1本のパスから柏の高い最終ラインの背後を取ったレアンドロ・ダミアンが一対一を迎えるが、GKキム・スンギュが立ちはだかった。
このままゴールレスで折り返すかと思われた前半のアディショナルタイムに試合は動く。谷口の縦パスを遠野が下がりながらワンタッチで左前方へ送ると、マルシーニョが中村を振り切り、ボックス左からマイナスのパスをレアンドロ・ダミアンへ送る。昨季得点王は体を開きながら右足でファーへ流し込み、ネットを揺らした。
ハーフタイムにはビハインドの柏が先に動き、アンジェロッティを投入するがピンチからスタート。家長のクロスから遠野にフリーで叩きつける右ボレーを許したものの、GKキム・スンギュが横っ飛びでビッグセーブし、事なきを得た。
64分にも谷口のシュートをGKがはじいたところをレアンドロ・ダミアンに押し込まれるが、シミッチの落としに反応した谷口がオフサイドポジションであったために失点は免れる。中盤でパスを引っ掛けられた柏は71分にもショートカウンターから遠野にミドルを浴びた。
ボックスへの侵入数やセットプレーのチャンスも多い川崎Fも次の1点が遠かったが、柏の攻撃陣には仕事をさせず、終盤はプレーも切りながらゲームを締める。したたかに時計の針を進めたホームチームが、虎の子の1点を守り切って3試合ぶりの勝利を収めた。
一方の柏は、前線が停滞。特に後半はゴールに向かう場面が乏しく、5試合ぶりの黒星を喫した。
川崎フロンターレ 1-0 柏レイソル
【川崎F】
レアンドロ・ダミアン(前47)
川崎Fは前々節のセレッソ大阪で1-4と大敗し、前節のジュビロ磐田戦も試合最終盤に追い付いてのドローと、どこか歯車が噛み合わない状況。今節は家長とレアンドロ・ダミアンが2試合ぶりに先発復帰。ジョアン・シミッチは今季初スタメンを飾り、橘田とダブルボランチに近い立ち位置を取った。
先に決定機を迎えたのは柏。9分、山村のパスをカットした小屋松が自ら運んでボックス内に侵入すると、完全にフリーでボックス左から右足を振るが、枠の上に外してしまい、顔を覆った。
一方の川崎Fも3分後、佐々木の斜めのパスを受けた遠野がボックス手前左で反転から即座に右足。さらに17分、1本のパスから柏の高い最終ラインの背後を取ったレアンドロ・ダミアンが一対一を迎えるが、GKキム・スンギュが立ちはだかった。
26分には川崎Fが右CKからネットを揺らす。遠野のボールが山村に収まり、強烈なシュートを放つと、ゴール前の密集に当たってこぼれたところをマルシーニョが蹴り込んだ。だが、オン・フィールド・レビューの結果、山村のハンドリングと判定され、ゴールは認められなかった。
このままゴールレスで折り返すかと思われた前半のアディショナルタイムに試合は動く。谷口の縦パスを遠野が下がりながらワンタッチで左前方へ送ると、マルシーニョが中村を振り切り、ボックス左からマイナスのパスをレアンドロ・ダミアンへ送る。昨季得点王は体を開きながら右足でファーへ流し込み、ネットを揺らした。
ハーフタイムにはビハインドの柏が先に動き、アンジェロッティを投入するがピンチからスタート。家長のクロスから遠野にフリーで叩きつける右ボレーを許したものの、GKキム・スンギュが横っ飛びでビッグセーブし、事なきを得た。
64分にも谷口のシュートをGKがはじいたところをレアンドロ・ダミアンに押し込まれるが、シミッチの落としに反応した谷口がオフサイドポジションであったために失点は免れる。中盤でパスを引っ掛けられた柏は71分にもショートカウンターから遠野にミドルを浴びた。
ボックスへの侵入数やセットプレーのチャンスも多い川崎Fも次の1点が遠かったが、柏の攻撃陣には仕事をさせず、終盤はプレーも切りながらゲームを締める。したたかに時計の針を進めたホームチームが、虎の子の1点を守り切って3試合ぶりの勝利を収めた。
一方の柏は、前線が停滞。特に後半はゴールに向かう場面が乏しく、5試合ぶりの黒星を喫した。
川崎フロンターレ 1-0 柏レイソル
【川崎F】
レアンドロ・ダミアン(前47)
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