なでしこMF猶本光、ボランチでの守備と共に磨きたいドイツで学んだシュート「CBにシュート打てと怒られた」
2022.04.06 14:43 Wed
なでしこジャパン候補メンバーが4日からトレーニングキャンプをスタート。6日には合宿3日目を迎えた。
昨年10月に新体制がスタートしたなでしこジャパン。1月から2月にかけてはAFC女子アジアカップを戦ったものの、目指した大会3連覇を逃していた。
それでも2023年に開催されるFIFA女子ワールドカップ(W杯)の出場権を確保。そこに向けた強化がスタートする。
3日目の午前トレーニング終了後、MF猶本光(三菱重工浦和レッズレディース)がメディアのオンライン取材に応対した。
アジアカップにも参加した猶本。このチームでの中心を担っていく中で感じたことは、「アジアカップが終わってからは優勝はできなかったですが、次のワールドカップの切符は取ったということで、より世界を相手にというか、対戦相手が変わってくる中で、イメージ、1人1人のプレーの幅だったり、守備範囲も、世界は広いのでそこに対応しなければいけないと思います」と来年のW杯を見据えてやらなければいけないことがあると語った。
代表ではその攻撃面について「ボランチはチームが攻めているときに、奪われた瞬間に奪い返すことなどを主に考えていますが、ゴール前に上がった時にはレッズよりはチャンスは少ないと思いますが、そこで決め切れるかどうかは大きいと思うので、そこの精度にはこだわってトライしています」と語り、少ない攻撃参加でも仕留められる力を身につけたいとした。
その中でW杯でヨーロッパなどの強豪と対戦していくために必要なことについては「イメージをして日々トレーニングするしかないかなとは思います」とコメント。「日本人相手だとどうしても同じフィジカルレベルとか、同じような戦術同士で戦うことが多いですが、そこでやれているからではなく、もっと自分自身が成長することを考えながらやるしかないと思います」とし、常に高いレベルを見てプレーしていくことが大事だとした。
その中で、なでしこジャパンで見せていきたいプレーについては「ポジションも違うというのはありますが、まずは守備でしっかりと球際で奪い切ることだったり、守備でチームに貢献することに加えて、いつも前のポジションを自チームでやっているので、チャンスならゴール前に上がっていって、そこで仕留めたりということを出していければと思います」と語り、ボランチとして守備面で貢献しながらも攻撃でも違いを見せたいと語った。
その猶本はドイツでプレーしていたときにシュートへの意識が変わったとコメント。若い時は「自分はパサーで、パスを出す人だと決めていた」と、シュートへの意識は低かったという。
ただ、ドイツへ移籍した際に周りから求められたとコメント。「入ってすぐぐらいの時に小さめのゲームをして、私はゴール前だったのにフリーな選手がいたのでパスを出したら、その選手は私が打つと思って反応していなくて、相手のCBにシュート打てと怒られました」とエピソードを明かし、「2シーズン目に入る時に監督が代わって、トップ下をやっていたらゴールを決めろと監督に言われました。ゴールを決めることを求めていると監督に言われました」と、ドイツでゴールの大切さを学んだことを明かした。
昨年10月に新体制がスタートしたなでしこジャパン。1月から2月にかけてはAFC女子アジアカップを戦ったものの、目指した大会3連覇を逃していた。
3日目の午前トレーニング終了後、MF猶本光(三菱重工浦和レッズレディース)がメディアのオンライン取材に応対した。
アジアカップにも参加した猶本。このチームでの中心を担っていく中で感じたことは、「アジアカップが終わってからは優勝はできなかったですが、次のワールドカップの切符は取ったということで、より世界を相手にというか、対戦相手が変わってくる中で、イメージ、1人1人のプレーの幅だったり、守備範囲も、世界は広いのでそこに対応しなければいけないと思います」と来年のW杯を見据えてやらなければいけないことがあると語った。
ただ「WEリーグでというと、自分の今のポジションが違って、自チームではよりゴール前でより攻撃的なところで幅を広げられるチャレンジをしているところです」と語り、代表でのボランチとは違いトップ下でプレーしていることでの違いを利用して、攻撃面を磨いているとした。
代表ではその攻撃面について「ボランチはチームが攻めているときに、奪われた瞬間に奪い返すことなどを主に考えていますが、ゴール前に上がった時にはレッズよりはチャンスは少ないと思いますが、そこで決め切れるかどうかは大きいと思うので、そこの精度にはこだわってトライしています」と語り、少ない攻撃参加でも仕留められる力を身につけたいとした。
その中でW杯でヨーロッパなどの強豪と対戦していくために必要なことについては「イメージをして日々トレーニングするしかないかなとは思います」とコメント。「日本人相手だとどうしても同じフィジカルレベルとか、同じような戦術同士で戦うことが多いですが、そこでやれているからではなく、もっと自分自身が成長することを考えながらやるしかないと思います」とし、常に高いレベルを見てプレーしていくことが大事だとした。
その中で、なでしこジャパンで見せていきたいプレーについては「ポジションも違うというのはありますが、まずは守備でしっかりと球際で奪い切ることだったり、守備でチームに貢献することに加えて、いつも前のポジションを自チームでやっているので、チャンスならゴール前に上がっていって、そこで仕留めたりということを出していければと思います」と語り、ボランチとして守備面で貢献しながらも攻撃でも違いを見せたいと語った。
その猶本はドイツでプレーしていたときにシュートへの意識が変わったとコメント。若い時は「自分はパサーで、パスを出す人だと決めていた」と、シュートへの意識は低かったという。
ただ、ドイツへ移籍した際に周りから求められたとコメント。「入ってすぐぐらいの時に小さめのゲームをして、私はゴール前だったのにフリーな選手がいたのでパスを出したら、その選手は私が打つと思って反応していなくて、相手のCBにシュート打てと怒られました」とエピソードを明かし、「2シーズン目に入る時に監督が代わって、トップ下をやっていたらゴールを決めろと監督に言われました。ゴールを決めることを求めていると監督に言われました」と、ドイツでゴールの大切さを学んだことを明かした。
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