勝利で6位浮上のウェストハム、モイーズ監督は「いよいよ挑戦の領域に入る」

2022.04.04 14:54 Mon
Getty Images
ウェストハムのデイビッド・モイーズ監督が、プレミアリーグでの勝利を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。
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ウェストハムは3日に行われたプレミアリーグ第31節でエバートンと対戦。前節トッテナム相手に完敗を喫したものの、この日は32分にDFアーロン・クレスウェルがFKを直接決めて先制に成功。後半に入ると一度は追いつかれたものの、58分にカウンターからFWジャロッド・ボーウェンがゴールを記録すると、その後はリードを守り切り2-1で勝利した。
この結果、リーグ6位に浮上したことについて、モイーズ監督は試合後にヨーロッパリーグ(EL)準々決勝を控えるなかで良い結果を得られたとチームを称賛。現在の順位に満足しており、欧州カップ戦の出場権を得るためここから気を引き締めたいと意気込んだ。

「ミッドウィークにある試合(EL)のことは忘れ、今日の試合で勝ち点3を獲得するための方法を見つける必要はあった。試合を完全にコントロールできたとは思っていないが、勝利に値するかと問われればイエスと答えるだろう。ただ、思うようなプレーができたかと問われれば違った。とはいえ、まだウォーミングアップをしているところだ」

「この勝利で勝ち点50を超えたことで、また一つチームとしての目標を達成できた。我々は当初から勝ち点30まで行こう、40まで行こう、その次は50に行こうと言ってきた」
「ここからは勝ち点60までどれだけ早く到達できるかが勝負になる。6がつく数字になれば、いよいよ挑戦の領域に入る。リーグ戦の順位でヨーロッパのチームになることを目指したい。それか、ELでの優勝を目指す必要があるだろう」

また、モイーズ監督は7日に行われるEL準々決勝のリヨン戦にも言及。チームには欧州カップ戦での経験がないとしつつ、勝利のため全力を尽くしたいと語った。

「木曜日の試合は(ラウンド16の)セビージャ戦とは違うやり方で挑む必要がある。以前から言っているように、我々には経験が足りないんだ。セビージャ戦では0-1の敗戦後にホームで戦ったが、経験がないこともありどう対処するか、自分たちが何をしなければならないか、どのような試合になるかをよく話し合った。今回もある意味、同じになるだろう」

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