W杯出場を逃したエジプト代表カルロス・ケイロス監督、辞任の意向を明らかに「リーダーシップを他の誰かに任せる時がきた」
2022.03.30 15:28 Wed
エジプト代表のカルロス・ケイロス監督が、辞任の意向を明らかにした。エジプト『KingFut』が伝えている。
29日にカタール・ワールドカップ(W杯)アフリカ最終予選のセネガル代表戦に臨んだエジプト。母国で行われた1stレグで1-0で勝利しているため、多少は有利だったものの、今回の2ndレグでは開始4分にいきなり失点する展開を強いられる。
早くもアドバンテージを失ったエジプトは、その後も劣勢を強いられるも、自慢の堅守で致命傷を回避。延長戦を含めて120分間耐え続け、勝負の行方はPK戦に委ねられることになった。
だが、このPK戦では一人目のキッカーを務めたエースのモハメド・サラーが外すと、2人目と4人目も失敗。一方、セネガルも最初の2人が失敗するが、5人目を務めたサディオ・マネを含めて残りの3人は成功。PK戦は3-1でセネガルが制し、カタール行きの切符を手にした。
アフリカ・ネーションズカップ決勝に続いて、またもセネガルの後塵を拝することになったエジプト。カルロス・ケイロス監督は試合後の会見で辞任の意向を明らかにした。
「ゲームオーバーだ。我々は残念ながらワールドカップに到達することができなかった。もう終わったことだ。言うべきことはあまりない」
「ただ、選手たちには労いの言葉をかけ、よく戦ってくれたことを祝福したいと思う。また、大きな試合を制したセネガルも祝福したいと思う。セネガルはアフリカを代表してワールドカップに出場することを忘れてはいけない。彼らの幸運を祈っているよ」
1989年にU-20ポルトガル代表で監督キャリアをスタートさせたケイロス監督は、ポルトガル代表を2度、UAE代表や南アフリカ代表、イラン代表などナショナルチームの指揮官を歴任した。その一方で、クラブレベルではレアル・マドリーや名古屋グランパス、スポルティング・リスボンを率い、サー・アレックス・ファーガソン監督の副官としてマンチェスター・ユナイテッドでも仕事をしていた。
2019年2月から2020年12月まではコロンビア代表を指揮し、2021年9月にホッサム・エル=バドリ監督の後任として、エジプト代表監督に就任。上述のようにアフリカ・ネーションズカップでは決勝に進み、W杯出場も目前に迫っていたが、結局どちらもあと一歩及ばなかった。
29日にカタール・ワールドカップ(W杯)アフリカ最終予選のセネガル代表戦に臨んだエジプト。母国で行われた1stレグで1-0で勝利しているため、多少は有利だったものの、今回の2ndレグでは開始4分にいきなり失点する展開を強いられる。
だが、このPK戦では一人目のキッカーを務めたエースのモハメド・サラーが外すと、2人目と4人目も失敗。一方、セネガルも最初の2人が失敗するが、5人目を務めたサディオ・マネを含めて残りの3人は成功。PK戦は3-1でセネガルが制し、カタール行きの切符を手にした。
アフリカ・ネーションズカップ決勝に続いて、またもセネガルの後塵を拝することになったエジプト。カルロス・ケイロス監督は試合後の会見で辞任の意向を明らかにした。
「エジプトのリーダーシップを他の誰かに任せる時がきた。今日の私の夢はエジプトを5度目のワールドカップに出場させることだったが、それを成し遂げたのはセネガルの(アリウ・)シセだった」
「ゲームオーバーだ。我々は残念ながらワールドカップに到達することができなかった。もう終わったことだ。言うべきことはあまりない」
「ただ、選手たちには労いの言葉をかけ、よく戦ってくれたことを祝福したいと思う。また、大きな試合を制したセネガルも祝福したいと思う。セネガルはアフリカを代表してワールドカップに出場することを忘れてはいけない。彼らの幸運を祈っているよ」
1989年にU-20ポルトガル代表で監督キャリアをスタートさせたケイロス監督は、ポルトガル代表を2度、UAE代表や南アフリカ代表、イラン代表などナショナルチームの指揮官を歴任した。その一方で、クラブレベルではレアル・マドリーや名古屋グランパス、スポルティング・リスボンを率い、サー・アレックス・ファーガソン監督の副官としてマンチェスター・ユナイテッドでも仕事をしていた。
2019年2月から2020年12月まではコロンビア代表を指揮し、2021年9月にホッサム・エル=バドリ監督の後任として、エジプト代表監督に就任。上述のようにアフリカ・ネーションズカップでは決勝に進み、W杯出場も目前に迫っていたが、結局どちらもあと一歩及ばなかった。
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